2020年06月16日
6月14日(日) 尖山(知内町)
知内町小谷石地区にある尖山(とんがりやま、360.7m)を目指した。会行事再開後の試運転山行なので、函館市から割合に近い距離にあり、短い行動時間ながらも変化がある山として選んだ。参加は15名。
尖山は、函館から知内方面を見て知内火力発電所の後方、知内山塊の一番左(津軽海峡寄り)にある端正な三角形の山。安山岩質の溶岩や火山角礫岩でできているらしい。写真は、知内火力発電所の屋上から眺めた尖山(2017年5月9日撮影)。

イカリカイ駐車公園に車を置かせてもらい、10時過ぎに出発。登山口の龍神社まで車道と急な階段を辿り,10時15分に到着。龍神さんの裏から登り始める。登り前半は全体として急登が多いが、下草が少ないので割合に快適であった。NTT中継所点検用林道との交差地点に、11時5分過ぎ到着。登り後半は岩がゴロゴロとした急登があり,その後は右側が切れ落ちた痩せ尾根を慎重に通過。11時50分過ぎ、頂上に立つ。

頂上からの展望をどうぞ。先ず南西方向、登って来た尾根の向うに小谷石漁港と地区集落などが一望できた。

西南西には、矢越岳(548.5m)。この頂上まで、小谷石地区から夏道が付いている。

西北西にはNTTの中継所と、左上に知内丸山(665.3m)の一角。

遠く北西方(左奥)に見えた尖岳(とんがりだけ、604m)は、木古内・上ノ国町境の稜線上に位置する。夏道はなく、残雪期には長い林道を辿って尾根伝いに登頂できる。「とんがり山」から眺めた「とんがり岳」ということで…。
![頂上から尖岳[木古内・上ノ国町境604m]方面 頂上から尖岳[木古内・上ノ国町境604m]方面](//img01.naturum.ne.jp/usr/s/a/n/sangakuclub2/20200614-F1152%E9%95%B7%E8%B0%B7k%E5%B0%96%E5%B2%B3%E6%96%B9%E5%90%91%5B%E6%9C%A8%E5%8F%A4%E5%86%85%E3%83%BB%E4%B8%8A%E3%83%8E%E5%9B%BD%E7%94%BA%E5%A2%83604m%5D%E2%91%A1k_1.jpg)
北には北海道電力知内火力発電所と、木古内町に続く海岸線。

頂上は狭いが、密にならないように散らばって昼食を摂る。

頂上の直下に咲いていたツツジとシャクナゲ。

12時40分少し前に下山開始。痩せ尾根と岩の急斜面を慎重に通過し、樹林帯を下っていく。

尾根の下部まで来ると、初夏の花が目に付いた。まず、ホオノキの花蕾。

クリンソウか? 一面に咲いていたので、かつての住居跡に残った「園芸種か」との声も…。

フタリシズカ。

エゾカンゾウ。

登山道中間からNTT中継所点検用林道を利用したメンバーが見つけた、ハクウンボクの花。

13時45分、イカリカイ駐車公園に無事到着。林道利用メンバーの到着を待って挨拶を済ませ、現地で解散した。
2015年10月18日に尖山を訪れた秋の様子は、こちらの旧ブログをご覧ください。
尖山は、函館から知内方面を見て知内火力発電所の後方、知内山塊の一番左(津軽海峡寄り)にある端正な三角形の山。安山岩質の溶岩や火山角礫岩でできているらしい。写真は、知内火力発電所の屋上から眺めた尖山(2017年5月9日撮影)。

イカリカイ駐車公園に車を置かせてもらい、10時過ぎに出発。登山口の龍神社まで車道と急な階段を辿り,10時15分に到着。龍神さんの裏から登り始める。登り前半は全体として急登が多いが、下草が少ないので割合に快適であった。NTT中継所点検用林道との交差地点に、11時5分過ぎ到着。登り後半は岩がゴロゴロとした急登があり,その後は右側が切れ落ちた痩せ尾根を慎重に通過。11時50分過ぎ、頂上に立つ。

頂上からの展望をどうぞ。先ず南西方向、登って来た尾根の向うに小谷石漁港と地区集落などが一望できた。

西南西には、矢越岳(548.5m)。この頂上まで、小谷石地区から夏道が付いている。

西北西にはNTTの中継所と、左上に知内丸山(665.3m)の一角。

遠く北西方(左奥)に見えた尖岳(とんがりだけ、604m)は、木古内・上ノ国町境の稜線上に位置する。夏道はなく、残雪期には長い林道を辿って尾根伝いに登頂できる。「とんがり山」から眺めた「とんがり岳」ということで…。
![頂上から尖岳[木古内・上ノ国町境604m]方面 頂上から尖岳[木古内・上ノ国町境604m]方面](http://img01.naturum.ne.jp/usr/s/a/n/sangakuclub2/20200614-F1152%E9%95%B7%E8%B0%B7k%E5%B0%96%E5%B2%B3%E6%96%B9%E5%90%91%5B%E6%9C%A8%E5%8F%A4%E5%86%85%E3%83%BB%E4%B8%8A%E3%83%8E%E5%9B%BD%E7%94%BA%E5%A2%83604m%5D%E2%91%A1k_1.jpg)
北には北海道電力知内火力発電所と、木古内町に続く海岸線。

頂上は狭いが、密にならないように散らばって昼食を摂る。

頂上の直下に咲いていたツツジとシャクナゲ。

12時40分少し前に下山開始。痩せ尾根と岩の急斜面を慎重に通過し、樹林帯を下っていく。

尾根の下部まで来ると、初夏の花が目に付いた。まず、ホオノキの花蕾。

クリンソウか? 一面に咲いていたので、かつての住居跡に残った「園芸種か」との声も…。

フタリシズカ。

エゾカンゾウ。

登山道中間からNTT中継所点検用林道を利用したメンバーが見つけた、ハクウンボクの花。
13時45分、イカリカイ駐車公園に無事到着。林道利用メンバーの到着を待って挨拶を済ませ、現地で解散した。
2015年10月18日に尖山を訪れた秋の様子は、こちらの旧ブログをご覧ください。