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山楽人2
山楽人2
日本勤労者山岳連盟所属
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2020年05月29日

5月29日(金) 会活動は6月例会から再開

【報告】

 6月例会(6月3日)から会活動を再開します。

 緊急事態宣言の解除を受け、これまでの道の緊急措置が解除されました。しかし道は、いまだ感染者が確認されている状況を踏まえ、引き続き感染症のまん延防止に向けた取り組みを進めるとともに、「三つの密(密閉・密集・密接)」を徹底的に避け、感染を予防するために「新北海道スタイル」の構築に取り組んでいくとしています。
 道民に対して、接触機会の低減のため、不要不急の外出、札幌市と他の地域との不要不急の往来、不要不急の帰省や旅行など他都府県への往来などの自粛が要請されています。

 以上の状況のもと、当会の活動は6月3日の月例会から再開することとし、日程案を示していた当面の会山行(5月31日と6月2日or4日)は自主(個人)山行とします。
 今後の会山行は移動距離が短い道南の山を対象とし、道央圏の山や人気がある山は目指さない、宿泊を伴う道東や道北(本州・四国・九州では「他都府県」に相当)、東北地方の登山ツアーは計画しません。

 人が移動すると後ろに空気の渦ができるので、登山などで荒い呼吸をしているときに口や鼻から出た細かい飛沫が、4~5メートル後方にいる人に影響を与える可能性があると言われます。常に4~5メートルの間隔を保持することは難しいにせよ、山行中は通常より前後の間隔を長くとってメンバー間の距離を詰めないようにしましょう。
 休憩中も隣りの人との身体的距離(フィジカル・ディスタンス)を2メートル程度とって、互いに向き合わずに過ごしましょう。行動食などを互いに分け合うのは、避けましょう。
 なお、これから気温が上がり、マスクを付けての登山は厳しいと思われるので、強制はしません(夏仕様の冷感素材によるランニング用バフなどの使用も考慮)。
 下山後の日帰り温泉や会食など、混雑して「密」になりやすい場所は注意しましょう。

 現時点で、石狩地方以外の地域では、集会・展示施設の使用停止などの要請はされていません。6月3日予定の月例会(函館市・亀田交流プラザ[5月26日から一部再開])は「三密」を避けるため、利用上限人数が多くて広い会場(100人規模)を借用したので、身体的距離を2メートル程度空け、換気を良くして開催します。入退館時の手指のアルコール消毒と、館内ではマスクの着用・咳エチケットの実施をお願いします。発熱・咳等の風邪症状のある方、直近の二週間以内に流行地域に行った場合、同地域から来た人や行った人と接触した場合は、出席をご遠慮ください。

 最後に、外出自粛で普段に比べて運動量が減って体力が落ちていたり、バランス感覚が悪くなっていたりする可能性があります。積極的に自宅で運動して体力維持を図りましょう。また、これから急に暑くなる日もあります。身体が慣れていないために、熱中症のリスクが高くなります。熱中症予防のためには、「軽く汗ばむ程度の運動を1日30分ずつ続けると、二週間くらいで身体が暑さに慣れてくる」と言われています。

 山行では、あらためて以下の点について十分ご留意ください(4月19日の会ブログ「緊急報告」や会報「しぇら」2020年5月号での留意事項を、ほぼ踏襲しています)。

(1) 移動での自家用車乗り合わせは、できるだけ避ける。止むを得ず同乗する場合は人数に配慮し、車内でマスクを着用するとともに常に窓を開けて換気に努める。

(2) 登山中に列の間を詰めない、近距離で大声を出さない、全体写真を撮るために集まらないなどに留意する。行動食などを互いに分け合うことはしない。

(3) 複数人による宿泊(山小屋、テントなど)を伴う登山はしない。

(4) 少しでも体調不良を感じる場合は、登山を控える。また、直近の二週間以内に流行地域に行った場合、同地域から来た人や行った人と接触した場合も参加を自粛する。

(5) 感染されない意識だけでなく、「自分は無症状だが、感染しているかも知れない」という意識を持ち、自分がうつさない行動をとる。下山後の日帰り温泉や会食など、混雑して「密」になりやすい場所は避ける。

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 山岳四団体(日本勤労者山岳連盟を含む)による「政府の緊急事態宣言全面解除を受けて 山岳スポーツ愛好者の皆様へ(令和2年5月25日)」もご覧ください。
→ こちら


付録① : ヒメイズイ(2019年6月2日)
ヒメイズイ

付録② : 汐首・285mポコ、通称「203高地」(2019年6月2日)
通称「203高地」
  


Posted by 山楽人2 at 21:50Comments(0)登山アウトドア自然観察

2020年05月19日

5月17日(日) 毛無山(有志による登山道整備)

 北斗市の毛無山(750.4m、通称:北斗毛無山)の登山道は当クラブが他会の協力を得て毎年整備しており、春は「桧沢の滝」までの沢に架かる丸木橋の補修を行ってきた。今年は新型コロナウイルス感染のリスクを回避するため4月半ばから会山行と月例会を自粛しているが、登山シーズンに入って橋の補修が懸案になってきた。壊れた丸木橋を無理に渡ろうとして流れに落ちたり、流れを飛び越えようとして怪我をしたりなど、危険要因が潜む。
 北海道が緊急事態宣言の「特定警戒都道府県」として継続されたものの、16日に石狩地方以外の地域で自粛要請が一部緩和されたこともあり、丸木橋の補修を実施することにした。コロナ感染予防を考え、登山口駐車場に自力で集合できる男性会員に声を掛けて有志を募ったところ、11人が参加してくれた。作業者も密にならないよう、丸木調達組と橋補修2組の計3組に分かれた。


最初に架かる丸木橋は、雪解けの増水で流されていた。補修は、詰まった枝葉や岩石などを取り除いて、水の流れを円滑にすることから始まる。次に、流木や近くの倒木を利用して橋を架け、針金で固定。仕上げに細枝や砂利で隙間を埋める。さらに念を入れて橋下の砂利を掘り、流れを円滑にする。
丸木橋整備①:before
丸木橋整備①:after

この橋は壊れていなかったが、針金で補強して砂利を敷いた。
丸木橋整備②

丸木調達組が近くから倒木などを集めて切り揃えてくれたお蔭で、橋が次々と補修されていく。
丸木橋整備③

この橋も完全に流されていた。水の流れが変わる所なので、上流側に土砂や流木が溜まりやすいのだろう。丈夫な橋と円滑な流れを確保した。
丸木橋整備④:before
丸木橋整備④:after

登山口から数えて12番目、「桧沢の滝」直下に架かる最後の橋は無事だった。橋の上に砂利を少し敷いただけで、補修を終えた。
丸木橋整備⑤

雪解け水を集めて流れ落ちる「桧沢の滝」。作業を終えて休憩していたところ、二人連れが登ってきた。少し離れて挨拶を交わし、彼らは頂上に向かっていった。
桧沢の滝

今春も丸木橋の補修を終えました。
なお、大野川にかかる吊り橋「桧沢橋」の天板は、5月22日(金)午前に設置作業が行われるようです。
  


Posted by 山楽人2 at 19:30Comments(0)登山アウトドア自然観察