2023年02月23日
2月16日(木) 烏帽子山(軍川コース下見)
大沼南岸に流れ込む軍川(いくさがわ)の上流、七飯岳(779.2m)と横津岳(1167m)の間の谷中から、烏帽子山(703m)が尖頭を持ち上げている。訪れる登山者がごく少ない山だが、その容姿に引かれて、軍川沿いに頂上へ至るコースを下見した。参加は7名。
烏帽子山は七飯岳のライオン岩上部(C770ほど)から、その山容が良く分かる。端正な三角形で山全体が広葉樹に覆われているが、頂上の右側(南側)に樹木のない斜面が見える。今回登った尾根を、黄色い矢印で示す。
![ライオン岩上部から見た烏帽子山[2022年12月11日] ライオン岩上部から見た烏帽子山[2022年12月11日]](//img01.naturum.ne.jp/usr/s/a/n/sangakuclub2/20230216-A%E4%B8%83%E9%A3%AF%E5%B2%B3k221211%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%B3%E5%B2%A9%E4%B8%8A%E9%83%A8%E3%81%8B%E3%82%89%E8%A6%8B%E3%81%9F%E7%83%8F%E5%B8%BD%E5%AD%90%E5%B1%B1k.jpg)
七飯町上軍川地区の道道43号線(大沼公園鹿部線)から眺めると、軍川が流れる谷の中にすっくと聳える姿が目を引く。右は七飯岳の頂部。

今回辿ったコースマップを示す。具体的には、城岱スカイライン大沼側のC230ほどにある旧「大沼高原ファーム」を出発し、軍川左岸の樹林帯を抜けてC360付近の二股(近くに営林作業道の橋が架かる)から北西尾根に取り付き、頂上に至るコースである。

旧「大沼高原ファーム」の民家庭に車を停めさせてもらい、8時53分に出発。しばらく農作業道を辿って軍川左岸の針葉樹林帯に入っていく。10時20分、C360付近にある営林作業道の橋に到着。ここまでの樹林帯は、所どころに倒木や小さい枝沢があるが、灌木が少なくて割合に歩きやすい。

橋の上から上流を見ると、すぐ目の前で沢が二股になっている。左股は幅が広くて水量が多いため、背の低い針葉樹の根元付近で合流している右股を渡る。

右股を渡って目の前にある雪の斜面を登ったが、上はかなり急で苦労した。最後のメンバーは足元の雪が崩れ、ロープを垂らしてサポートした。

これから先の尾根は明瞭で、下部は幅が狭いがブナやミズナラ、ダケカンバなどの広葉樹林になっていて、左右の傾斜は思ったほどにきつくはない。

尾根の中ほどは、幅がやや広くなる。

C550付近は傾斜が緩く、尾根筋が左に曲がるので、右前方に烏帽子山の頂上が見えてきた。

C610の小尾根末端は小さなコブがあるほかは傾斜がほとんどなく、休憩やランチをとるのに都合が良い(写真なし)。ここを過ぎると頂上は進行方向の正面になり、次第に急な登りになってくる。

頂上の直下はかなりの急傾斜であるが、樹林内でジグを切れるためか、あまりきつい登りには感じない。

12時30分、ブナやダケカンバなどの疎林に覆われた頂上に到着。

頂上で集合写真を撮る。想像したほどに狭くはない。疎林を透かして周囲が見渡せそうだが、生憎と時折り小雪が舞う天気で遠望は利かなかった。

頂上からわずかに南へ下がり、七飯岳方面に繋がる尾根を見ると、足元は樹木のない急傾斜の雪面になっていた。

ここから右手に、七飯岳のライオン岩が眺められた。反対側の横津岳頂部は雲の中。

12時40分、頂上を後にする。樹木の間から北北東に、横津岳の頂部から楢山(592.2m)に伸びる尾根上にある770峰の三角形が視認できた。C610の小尾根でランチタイムとする(25分間)。

尾根の末端で大きなサルノコシカケを見かけた。上に四つが乗っており、全部で五段重ねの立派な姿。

二股のすぐ上で登りにロープを使った箇所を避け、右に大きく迂回して左股(写真の右側)に下りるが、やはり水量が多くて渡渉できない。沢の縁を最初に渡った右股出合まで辿り、営林作業道に到着した(12時50分)。

ここから針葉樹林帯のトレースを拾って緩やかに下っていく。牧草地に出て、正面に駒ヶ岳を仰ぎながら進む。

歩く方向に並行してキタキツネの足跡が付いていた。途中で突如、直角方向に向きを変えていた。几帳面なキツネ…。

14時32分、旧「大沼高原ファーム」の民家に到着して、下山を終了した。

烏帽子山は雲に隠れて望めなかった。民家の庭から、楢山と770峰を仰ぐ。
![楢山[左]と770峰[右奥] 楢山[左]と770峰[右奥]](//img01.naturum.ne.jp/usr/s/a/n/sangakuclub2/20230216-V%E7%83%8F%E5%B8%BD%E5%AD%90%E5%B1%B1%E3%83%BB%E8%BB%8D%E5%B7%9D%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%82%B9k%E6%A5%A2%E5%B1%B1%5B%E5%B7%A6%5D%E3%81%A8770%E5%B3%B0%5B%E5%8F%B3%E5%A5%A5%5Dk.jpg)
今回のコース下見の結果、会山行として設定可能なコースであること、所要時間の目安が得られたこと、ロープを使用した急傾斜を迂回できるポイントを見つけたこと、頂上は思ったほどに狭くなかったこと、C610の小尾根が昼食場所に良いことなど、多くの収穫が得られた。要した時間は、登り3:35、下り1:50(昼食時間を除く)。この日、近くにあるアメダス「大沼」で観測された最深積雪は48cmであった。積雪の状況やラッセル要員の数によって、所要時間はかなり異なるであろう。
烏帽子山は七飯岳のライオン岩上部(C770ほど)から、その山容が良く分かる。端正な三角形で山全体が広葉樹に覆われているが、頂上の右側(南側)に樹木のない斜面が見える。今回登った尾根を、黄色い矢印で示す。
![ライオン岩上部から見た烏帽子山[2022年12月11日] ライオン岩上部から見た烏帽子山[2022年12月11日]](http://img01.naturum.ne.jp/usr/s/a/n/sangakuclub2/20230216-A%E4%B8%83%E9%A3%AF%E5%B2%B3k221211%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%B3%E5%B2%A9%E4%B8%8A%E9%83%A8%E3%81%8B%E3%82%89%E8%A6%8B%E3%81%9F%E7%83%8F%E5%B8%BD%E5%AD%90%E5%B1%B1k.jpg)
七飯町上軍川地区の道道43号線(大沼公園鹿部線)から眺めると、軍川が流れる谷の中にすっくと聳える姿が目を引く。右は七飯岳の頂部。

今回辿ったコースマップを示す。具体的には、城岱スカイライン大沼側のC230ほどにある旧「大沼高原ファーム」を出発し、軍川左岸の樹林帯を抜けてC360付近の二股(近くに営林作業道の橋が架かる)から北西尾根に取り付き、頂上に至るコースである。

旧「大沼高原ファーム」の民家庭に車を停めさせてもらい、8時53分に出発。しばらく農作業道を辿って軍川左岸の針葉樹林帯に入っていく。10時20分、C360付近にある営林作業道の橋に到着。ここまでの樹林帯は、所どころに倒木や小さい枝沢があるが、灌木が少なくて割合に歩きやすい。

橋の上から上流を見ると、すぐ目の前で沢が二股になっている。左股は幅が広くて水量が多いため、背の低い針葉樹の根元付近で合流している右股を渡る。

右股を渡って目の前にある雪の斜面を登ったが、上はかなり急で苦労した。最後のメンバーは足元の雪が崩れ、ロープを垂らしてサポートした。

これから先の尾根は明瞭で、下部は幅が狭いがブナやミズナラ、ダケカンバなどの広葉樹林になっていて、左右の傾斜は思ったほどにきつくはない。

尾根の中ほどは、幅がやや広くなる。

C550付近は傾斜が緩く、尾根筋が左に曲がるので、右前方に烏帽子山の頂上が見えてきた。

C610の小尾根末端は小さなコブがあるほかは傾斜がほとんどなく、休憩やランチをとるのに都合が良い(写真なし)。ここを過ぎると頂上は進行方向の正面になり、次第に急な登りになってくる。

頂上の直下はかなりの急傾斜であるが、樹林内でジグを切れるためか、あまりきつい登りには感じない。

12時30分、ブナやダケカンバなどの疎林に覆われた頂上に到着。

頂上で集合写真を撮る。想像したほどに狭くはない。疎林を透かして周囲が見渡せそうだが、生憎と時折り小雪が舞う天気で遠望は利かなかった。

頂上からわずかに南へ下がり、七飯岳方面に繋がる尾根を見ると、足元は樹木のない急傾斜の雪面になっていた。

ここから右手に、七飯岳のライオン岩が眺められた。反対側の横津岳頂部は雲の中。

12時40分、頂上を後にする。樹木の間から北北東に、横津岳の頂部から楢山(592.2m)に伸びる尾根上にある770峰の三角形が視認できた。C610の小尾根でランチタイムとする(25分間)。

尾根の末端で大きなサルノコシカケを見かけた。上に四つが乗っており、全部で五段重ねの立派な姿。

二股のすぐ上で登りにロープを使った箇所を避け、右に大きく迂回して左股(写真の右側)に下りるが、やはり水量が多くて渡渉できない。沢の縁を最初に渡った右股出合まで辿り、営林作業道に到着した(12時50分)。

ここから針葉樹林帯のトレースを拾って緩やかに下っていく。牧草地に出て、正面に駒ヶ岳を仰ぎながら進む。

歩く方向に並行してキタキツネの足跡が付いていた。途中で突如、直角方向に向きを変えていた。几帳面なキツネ…。

14時32分、旧「大沼高原ファーム」の民家に到着して、下山を終了した。

烏帽子山は雲に隠れて望めなかった。民家の庭から、楢山と770峰を仰ぐ。
![楢山[左]と770峰[右奥] 楢山[左]と770峰[右奥]](http://img01.naturum.ne.jp/usr/s/a/n/sangakuclub2/20230216-V%E7%83%8F%E5%B8%BD%E5%AD%90%E5%B1%B1%E3%83%BB%E8%BB%8D%E5%B7%9D%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%82%B9k%E6%A5%A2%E5%B1%B1%5B%E5%B7%A6%5D%E3%81%A8770%E5%B3%B0%5B%E5%8F%B3%E5%A5%A5%5Dk.jpg)
今回のコース下見の結果、会山行として設定可能なコースであること、所要時間の目安が得られたこと、ロープを使用した急傾斜を迂回できるポイントを見つけたこと、頂上は思ったほどに狭くなかったこと、C610の小尾根が昼食場所に良いことなど、多くの収穫が得られた。要した時間は、登り3:35、下り1:50(昼食時間を除く)。この日、近くにあるアメダス「大沼」で観測された最深積雪は48cmであった。積雪の状況やラッセル要員の数によって、所要時間はかなり異なるであろう。
2023年02月20日
2月19日(日) 523峰&天狗岳(大野ダム周辺)
北斗市中山地区にある大野ダム(貯留水は農業用途中心で上水道用としても利用)のすぐ南西に尖った頂上を持ち上げる天狗岳(373m)と、東に位置する523峰(三等三角点、点名:湯ノ先[ゆのはな])を訪れた。参加は21名。
天狗岳と523峰は昨年2月・3月に会山行として企画したが、コロナ禍と悪天予想のため中止(後日に自主山行で実施)した経緯があり、今回は会山行で初の登頂となった。
この日は昼過ぎから湿雪か雨が降る予想だったため523峰を先に登り、天気が持ちそうであれば天狗岳も登ることにして、ダム作業道入口の車止めゲートを9時33分に出発。正面は523峰の南西尾根。

作業道の脇に、前日の暖かさで斜面を転がったユキマクリが賑やかだった。

ダム脇の広場に到着して休憩。上流に通称・中二股山(818.2m、三等三角点、点名:中二股川)がうっすらと望めた。ここで、523峰を登り終えて天狗岳に向かう途中の登山愛好家Iさん・Mさんと出会い、旧交を温める。

ダム湖左岸の林道を250mほど辿る。

523峰から西に落ちる尾根に取り付く(10時8分)。

西尾根末端の針葉樹林帯を登るメンバー。

くねるように伸び上がったブナの樹を見かけた。「山本リンダ」と名付けたメンバー(ウララ ウララ~♪♪)。

C420(小尾根の末端)に上がって小休止。

顕著になった尾根を登っていく。


大きなブナの根元に、雪の少ない穴が開いていた。根開けにはまだ早いので、樹の根元を吹き抜ける風の影響だろう。

北東方向に北斗市の最高峰・二股岳(825.6m)が見えた。頂上にマイクロ波反射板を載せている。右は二股岳冬尾根上の754ポコ。

10時50分、523峰の頂上に到着。

恒例の全体集合写真を撮って、15分ほど行動食タイムとする。

南東側の足下に、国道227号線(左:函館方面、右:厚沢部・江差方面)が見えた。手前の雪面は雪庇であろうから、近づかない。

11時5分、下山を開始。小雪が降り始めて、遠景が霞んできた。

一般的にスノーシューは下りにくい。慎重に一歩ずつ…(大股で下るメンバーも)。

この尾根では、北側に雪庇が発達していた。冬型時よりも、低気圧通過時に形成されるのであろう。

30分ほどでダム脇の広場に戻ってきた。レーダー画像で確認すると周辺に雪雲が広がってきたが弱いので、左に見える天狗岳に向かうことにして、ダム上の通路を渡っていく。

ダム上の通路から、左に(北斗)三角山(605m)、右に天狗岳を眺める。
![天狗岳[右]と北斗三角山[左] 天狗岳[右]と北斗三角山[左]](//img01.naturum.ne.jp/usr/s/a/n/sangakuclub2/20230219-T%E5%A4%A9%E7%8B%97%E5%B2%B3k523%E5%B3%B0k%E5%A4%A9%E7%8B%97%E5%B2%B3%E3%81%A8%E4%B8%89%E8%A7%92%E5%B1%B1k.jpg)
ダム上を渡り切って11時42分、天狗岳に登り始める。

10分ほどで先頭グループが天狗岳に登頂する。ここは急傾斜の細尾根なので、下りは十分気を付ける。

頂上は5人くらいしか立てないので、第2、第3のグループに分け、交代で登った。


頂上からは、足下の国道227号線と大野川上流部をはさんで(北斗)三角山の右斜面の奥に奥三角山(628m)、右端に596峰が望めた。

天狗岳直下のC350付近(やや平らな林内)で、25分間のランチタイムとする。風が弱く、気温もあまり低くないのがありがたかった。


往路と反対の斜面(右岸)に付けられた作業道を下る。谷を挟んで、523峰の一角を見上げる。左奥が登下降した西尾根。

作業道を、大野ダムに向かうように下っていく。ダムの向こうに見える山は、中二股沢川の左岸に沿う長大な尾根上にある647峰。

(北斗)三角山を正面に見上げながら12時48分、車止めゲートに到着して下山を終了。人数を確認して挨拶の後、現地で解散した。

なかなか訪れないが行動時間が短くて趣の異なる二つの山を、「レンチャン」で楽しむことができた。心配された天気も、行動中は大きく崩れなくて何よりであった。天気と展望の良い日に、また訪れてみたい山である。
天狗岳と523峰は昨年2月・3月に会山行として企画したが、コロナ禍と悪天予想のため中止(後日に自主山行で実施)した経緯があり、今回は会山行で初の登頂となった。
この日は昼過ぎから湿雪か雨が降る予想だったため523峰を先に登り、天気が持ちそうであれば天狗岳も登ることにして、ダム作業道入口の車止めゲートを9時33分に出発。正面は523峰の南西尾根。

作業道の脇に、前日の暖かさで斜面を転がったユキマクリが賑やかだった。

ダム脇の広場に到着して休憩。上流に通称・中二股山(818.2m、三等三角点、点名:中二股川)がうっすらと望めた。ここで、523峰を登り終えて天狗岳に向かう途中の登山愛好家Iさん・Mさんと出会い、旧交を温める。

ダム湖左岸の林道を250mほど辿る。

523峰から西に落ちる尾根に取り付く(10時8分)。

西尾根末端の針葉樹林帯を登るメンバー。

くねるように伸び上がったブナの樹を見かけた。「山本リンダ」と名付けたメンバー(ウララ ウララ~♪♪)。

C420(小尾根の末端)に上がって小休止。

顕著になった尾根を登っていく。


大きなブナの根元に、雪の少ない穴が開いていた。根開けにはまだ早いので、樹の根元を吹き抜ける風の影響だろう。

北東方向に北斗市の最高峰・二股岳(825.6m)が見えた。頂上にマイクロ波反射板を載せている。右は二股岳冬尾根上の754ポコ。

10時50分、523峰の頂上に到着。

恒例の全体集合写真を撮って、15分ほど行動食タイムとする。

南東側の足下に、国道227号線(左:函館方面、右:厚沢部・江差方面)が見えた。手前の雪面は雪庇であろうから、近づかない。

11時5分、下山を開始。小雪が降り始めて、遠景が霞んできた。

一般的にスノーシューは下りにくい。慎重に一歩ずつ…(大股で下るメンバーも)。

この尾根では、北側に雪庇が発達していた。冬型時よりも、低気圧通過時に形成されるのであろう。

30分ほどでダム脇の広場に戻ってきた。レーダー画像で確認すると周辺に雪雲が広がってきたが弱いので、左に見える天狗岳に向かうことにして、ダム上の通路を渡っていく。

ダム上の通路から、左に(北斗)三角山(605m)、右に天狗岳を眺める。
![天狗岳[右]と北斗三角山[左] 天狗岳[右]と北斗三角山[左]](http://img01.naturum.ne.jp/usr/s/a/n/sangakuclub2/20230219-T%E5%A4%A9%E7%8B%97%E5%B2%B3k523%E5%B3%B0k%E5%A4%A9%E7%8B%97%E5%B2%B3%E3%81%A8%E4%B8%89%E8%A7%92%E5%B1%B1k.jpg)
ダム上を渡り切って11時42分、天狗岳に登り始める。

10分ほどで先頭グループが天狗岳に登頂する。ここは急傾斜の細尾根なので、下りは十分気を付ける。

頂上は5人くらいしか立てないので、第2、第3のグループに分け、交代で登った。


頂上からは、足下の国道227号線と大野川上流部をはさんで(北斗)三角山の右斜面の奥に奥三角山(628m)、右端に596峰が望めた。

天狗岳直下のC350付近(やや平らな林内)で、25分間のランチタイムとする。風が弱く、気温もあまり低くないのがありがたかった。


往路と反対の斜面(右岸)に付けられた作業道を下る。谷を挟んで、523峰の一角を見上げる。左奥が登下降した西尾根。

作業道を、大野ダムに向かうように下っていく。ダムの向こうに見える山は、中二股沢川の左岸に沿う長大な尾根上にある647峰。

(北斗)三角山を正面に見上げながら12時48分、車止めゲートに到着して下山を終了。人数を確認して挨拶の後、現地で解散した。

なかなか訪れないが行動時間が短くて趣の異なる二つの山を、「レンチャン」で楽しむことができた。心配された天気も、行動中は大きく崩れなくて何よりであった。天気と展望の良い日に、また訪れてみたい山である。
2023年02月18日
2月15日(水) じゅんさい沼・湖上スノーハイク
この時期の自然部企画は、大沼や周辺湖沼の湖上スノーハイクを実施することが多い。今回は西大沼地区にあって、夏は蓴菜(じゅんさい)採り、冬は氷上ワカサギ釣りで知られる「じゅんさい沼」を訪れた。参加は21名。
大きな屋根と公衆トイレがある西大沼パーキングエリア(チェーン脱着場)を9時40分に出発。国道5号線を手押しの交通信号で渡り、じゅんさい沼の北にある小さな沼に向かう。

西大沼地区の閑静な住宅地を通って、小さい沼に降り立つ。舟も冬休み。

小さい沼を南に向かい、林の中に入っていく。

林を抜けると、じゅんさい沼が見えてきた。

じゅんさい沼の北岸に降り立つ。

北岸から南西方向に進む。右端の白い帯は送電線の敷地。

進行方向の左(東方向)に、大沼・小沼の展望が良い日暮山(303.4m)。

氷に大きな負荷をかけないよう、散らばって歩く。

振り返るとトレースは6本付いていたが、なかなか真っすぐには歩けない。

駒ヶ岳の大噴火に伴う岩屑(がんせつ)雪崩でできた「流山」と思われる小島。

氷に穴が開いていた。氷の厚みを調べるためか、氷上釣りのために掘ったものと思われる。ポールを差し込んでも底には届かない。危ないので、メンバーが雪の小山を作って塞いだ。

じゅんさい沼の西にある小さな湾に入っていく。

「流山」小島の高い樹上に、サギの巣が残っていた。

西湾の岸辺には、たくさんのサギの巣(今は空き家)があった。夏は、沼に住むワカサギやフナ、ヌマエビなどを餌にしているのだろう。

岸の近くに、黒く焼け焦げた木株が頭を出していた。駒ヶ岳大噴火の名残りだろうか。

雪雲が抜けて東の視界が開け、駒ヶ岳(1131m)が姿を見せてきた。これを背景に、恒例の全体集合写真を撮る。久し振りに会企画に参加された数名の会員も収まって…。

影を慕いて…。

九合目あたりから上部を雲に隠した駒ヶ岳。

剣ヶ峯直下の涸沢の壁にある岩場が、リフトに乗るスキーヤーに見える。

沼の南岸に沿って、東に進むメンバー。正面は日暮山。画面の右端に、時計回りでハート形を描いたWmさんのトレース(一部)。

国道5号線を走るトラックが見えてきた。

高さ50cmくらいの雪の塊が立っていた。スノーモービル旋回地点の目印だろうか。

南の湾は、ワカサギの氷上釣り場になっている。釣り小屋の中で、温まりながら釣りができる。

沼の東岸から50m離れた小島に、西大沼辨戝天宮が建立されている。辨戝天(弁財天)は七福神の中の1人だが、古代インドに流れていたという聖なる川を神格化した水と豊穣の女神である。じゅんざい沼が豊かな恵みをもたらしてくれるよう、祀られているのだろう。

祠の正面には、上部にキリ(桐)の花、左右にアシ(葦)と思われる植物が描かれていた。

西大沼辨戝天宮への舟乗り場に上陸し、「二の鳥居」をくぐる。

国道5号線下にある辨戝天宮「一の鳥居」をくぐり、西大沼パーキングエリア(チェーン脱着場)には12時ちょうどに戻った。

近くの大沼・小沼に比べればずっと小さいじゅんさい沼ではあるが、2時間20分かけてゆっくり一回りすると、時間の流れが日常より遅いように感じられた。時々広がる青空の下、穏やかな雪上スノーハイクを楽しむことができた。
大きな屋根と公衆トイレがある西大沼パーキングエリア(チェーン脱着場)を9時40分に出発。国道5号線を手押しの交通信号で渡り、じゅんさい沼の北にある小さな沼に向かう。

西大沼地区の閑静な住宅地を通って、小さい沼に降り立つ。舟も冬休み。

小さい沼を南に向かい、林の中に入っていく。

林を抜けると、じゅんさい沼が見えてきた。

じゅんさい沼の北岸に降り立つ。

北岸から南西方向に進む。右端の白い帯は送電線の敷地。

進行方向の左(東方向)に、大沼・小沼の展望が良い日暮山(303.4m)。

氷に大きな負荷をかけないよう、散らばって歩く。

振り返るとトレースは6本付いていたが、なかなか真っすぐには歩けない。

駒ヶ岳の大噴火に伴う岩屑(がんせつ)雪崩でできた「流山」と思われる小島。

氷に穴が開いていた。氷の厚みを調べるためか、氷上釣りのために掘ったものと思われる。ポールを差し込んでも底には届かない。危ないので、メンバーが雪の小山を作って塞いだ。

じゅんさい沼の西にある小さな湾に入っていく。

「流山」小島の高い樹上に、サギの巣が残っていた。

西湾の岸辺には、たくさんのサギの巣(今は空き家)があった。夏は、沼に住むワカサギやフナ、ヌマエビなどを餌にしているのだろう。

岸の近くに、黒く焼け焦げた木株が頭を出していた。駒ヶ岳大噴火の名残りだろうか。

雪雲が抜けて東の視界が開け、駒ヶ岳(1131m)が姿を見せてきた。これを背景に、恒例の全体集合写真を撮る。久し振りに会企画に参加された数名の会員も収まって…。

影を慕いて…。

九合目あたりから上部を雲に隠した駒ヶ岳。

剣ヶ峯直下の涸沢の壁にある岩場が、リフトに乗るスキーヤーに見える。

沼の南岸に沿って、東に進むメンバー。正面は日暮山。画面の右端に、時計回りでハート形を描いたWmさんのトレース(一部)。

国道5号線を走るトラックが見えてきた。

高さ50cmくらいの雪の塊が立っていた。スノーモービル旋回地点の目印だろうか。

南の湾は、ワカサギの氷上釣り場になっている。釣り小屋の中で、温まりながら釣りができる。

沼の東岸から50m離れた小島に、西大沼辨戝天宮が建立されている。辨戝天(弁財天)は七福神の中の1人だが、古代インドに流れていたという聖なる川を神格化した水と豊穣の女神である。じゅんざい沼が豊かな恵みをもたらしてくれるよう、祀られているのだろう。

祠の正面には、上部にキリ(桐)の花、左右にアシ(葦)と思われる植物が描かれていた。

西大沼辨戝天宮への舟乗り場に上陸し、「二の鳥居」をくぐる。

国道5号線下にある辨戝天宮「一の鳥居」をくぐり、西大沼パーキングエリア(チェーン脱着場)には12時ちょうどに戻った。

近くの大沼・小沼に比べればずっと小さいじゅんさい沼ではあるが、2時間20分かけてゆっくり一回りすると、時間の流れが日常より遅いように感じられた。時々広がる青空の下、穏やかな雪上スノーハイクを楽しむことができた。
2023年02月13日
2月12日(日) 石山(周回コース)
今回は函館空港の東方にある慣れ親しんだ石山(358m)。先週の吉野山に続き、会山行として初めてのコースを周回した。「会創立25周年記念」の第29座目で、参加は29名。
石山はこれまで、石崎地主海神社の脇から往復していた。今回の新規コースは「白石町・標高点66先のC80付近丁字路~300ポコ~標高点296~石山頂上~従来コース・326前衛峰~標高点194~林道経由・丁字路に戻る」というものである。下見を経て去る1月15日に予定していたが、大雪のため中止したので再度設定した。
気圧の谷の通過で湿り雪や雨が残ると予想されたため出発を1時間遅らせたが、結果オーライであった(予定通りで良かったかも知れないが)。
C80付近丁字路にある農業倉庫の前に許可を得て駐車させてもらい、10時45分に出発。作業道を緩く登っていく。左前方は274ポコで、登る300ポコは杉木立の向こう。

10分ほどでC110付近の作業道屈曲点に付く。ここでスノーシュー・わかんを装着して林内に入り、上部を目指す。積雪は割と少ないが、エゾシカの足跡がたくさん付いていた。

先頭を短時間で交替しながら、ミズナラの林を登っていく。

ところどころで見かけたエゾシカのねぐら。

C240付近で、傾斜の少ない小尾根になる。

杉林を抜け、旧い作業道跡に着いたところで休憩。

Ymさんから手作りのバレンタイン特製トリュフ・チョコを、全員が頂いた(美味しかった)。

出発からちょうど1時間で300ポコに到着。一息入れただけで、尾根通しに標高点296へ向かう。

尾根の途中から右前方(南東方向)に、326前衛峰と石山(左奥)を望む。
![樹林越しに326前衛峰と石山[左奥] 樹林越しに326前衛峰と石山[左奥]](//img01.naturum.ne.jp/usr/s/a/n/sangakuclub2/20230212-I%E7%9F%B3%E5%B1%B1k%E6%A8%B9%E6%9E%97%E8%B6%8A%E3%81%97%E3%81%AB326%E5%89%8D%E8%A1%9B%E5%B3%B0%E3%81%A8%E7%9F%B3%E5%B1%B1%5B%E5%B7%A6%E5%A5%A5%5Dk.jpg)
標高点296は尾根の三叉路(いわゆるジャンクション・ピーク)になっており、北のち西につながる尾根を辿ると清水山(321.1m)方面に至る。小休止ののち、南東尾根を進む。

この尾根にもエゾシカの足跡が縦横に付いていた。

四本足(左)と二本足(右)。

四つ目のポコを越えると、小広い尾根上の作業道に出る。薄日が射して気分よく進む。

C290付近で作業道を外れ、右前方に向かって石山の頂上を目指す。

ひょっこりと石山の頂上に出る(12時35分)。Ymさん作成の山名標識が出迎えてくれた。

頂上は狭いので、広い台地まで少し下がる。

台地からは東~南~西の展望が良い。東北東に18.6km離れた海向山が霞んで見えた。

南東方向には、汐首山など300m級の山々。

西には、函館空港から函館中心市街地、函館山。

北西には、石山従来コース(この後の下りに通る)の326前衛峰や先ほどの300ポコ、清水山など、遠くは蝦夷松山(667m)~雁皮山(743.3m)方面。

この時間は西風が吹いていたため、函館空港に着陸する飛行機は東から進入して、目線とほぼ同じ高さを飛んでいく。これは日本航空機。

展望台地で遅めのランチタイムとする。汐首山方面を眺めながら…。

あるいは、津軽海峡や飛行機を眺めながら…。

汐首山を背景に恒例の全体集合写真を撮って13時10分、下山にかかる。

途中の広葉樹林では、ところどころでエゾシカに表皮を食べられた樹木が目についた。

326前衛峰を越える。

さらに下って作業道に降り立つ。

作業道の脇で見かけたホオノキの実。

白石川の谷越しに、辿ってきた300ポコを見上げる。
![作業道から300ポコと274ポコ[左奥] 作業道から300ポコと274ポコ[左奥]](//img01.naturum.ne.jp/usr/s/a/n/sangakuclub2/20230212-Z4%E7%9F%B3%E5%B1%B1k%E4%BD%9C%E6%A5%AD%E9%81%93%E3%81%8B%E3%82%89300%E3%83%9D%E3%82%B3%E3%81%A8274%E3%83%9D%E3%82%B3%5B%E5%B7%A6%E5%A5%A5%5Dk.jpg)
標高点194付近で作業道はヘアピンカーブで右に折れ、谷に向かって緩く下りていく。

14時10分、丁字路に戻って下山を終了した。挨拶を済ませて現地で解散。
従来コースは、神社の脇から尾根の作業道に上がるまで足元が悪くて歩きにくかった。今回の新規コースは、距離はやや長いものの急な箇所はなく、300ポコから先は尾根通しで変化があり、楽しい山歩きができた。
石山はこれまで、石崎地主海神社の脇から往復していた。今回の新規コースは「白石町・標高点66先のC80付近丁字路~300ポコ~標高点296~石山頂上~従来コース・326前衛峰~標高点194~林道経由・丁字路に戻る」というものである。下見を経て去る1月15日に予定していたが、大雪のため中止したので再度設定した。
気圧の谷の通過で湿り雪や雨が残ると予想されたため出発を1時間遅らせたが、結果オーライであった(予定通りで良かったかも知れないが)。
C80付近丁字路にある農業倉庫の前に許可を得て駐車させてもらい、10時45分に出発。作業道を緩く登っていく。左前方は274ポコで、登る300ポコは杉木立の向こう。

10分ほどでC110付近の作業道屈曲点に付く。ここでスノーシュー・わかんを装着して林内に入り、上部を目指す。積雪は割と少ないが、エゾシカの足跡がたくさん付いていた。

先頭を短時間で交替しながら、ミズナラの林を登っていく。

ところどころで見かけたエゾシカのねぐら。

C240付近で、傾斜の少ない小尾根になる。

杉林を抜け、旧い作業道跡に着いたところで休憩。

Ymさんから手作りのバレンタイン特製トリュフ・チョコを、全員が頂いた(美味しかった)。

出発からちょうど1時間で300ポコに到着。一息入れただけで、尾根通しに標高点296へ向かう。

尾根の途中から右前方(南東方向)に、326前衛峰と石山(左奥)を望む。
![樹林越しに326前衛峰と石山[左奥] 樹林越しに326前衛峰と石山[左奥]](http://img01.naturum.ne.jp/usr/s/a/n/sangakuclub2/20230212-I%E7%9F%B3%E5%B1%B1k%E6%A8%B9%E6%9E%97%E8%B6%8A%E3%81%97%E3%81%AB326%E5%89%8D%E8%A1%9B%E5%B3%B0%E3%81%A8%E7%9F%B3%E5%B1%B1%5B%E5%B7%A6%E5%A5%A5%5Dk.jpg)
標高点296は尾根の三叉路(いわゆるジャンクション・ピーク)になっており、北のち西につながる尾根を辿ると清水山(321.1m)方面に至る。小休止ののち、南東尾根を進む。

この尾根にもエゾシカの足跡が縦横に付いていた。

四本足(左)と二本足(右)。

四つ目のポコを越えると、小広い尾根上の作業道に出る。薄日が射して気分よく進む。

C290付近で作業道を外れ、右前方に向かって石山の頂上を目指す。

ひょっこりと石山の頂上に出る(12時35分)。Ymさん作成の山名標識が出迎えてくれた。

頂上は狭いので、広い台地まで少し下がる。

台地からは東~南~西の展望が良い。東北東に18.6km離れた海向山が霞んで見えた。

南東方向には、汐首山など300m級の山々。

西には、函館空港から函館中心市街地、函館山。

北西には、石山従来コース(この後の下りに通る)の326前衛峰や先ほどの300ポコ、清水山など、遠くは蝦夷松山(667m)~雁皮山(743.3m)方面。

この時間は西風が吹いていたため、函館空港に着陸する飛行機は東から進入して、目線とほぼ同じ高さを飛んでいく。これは日本航空機。

展望台地で遅めのランチタイムとする。汐首山方面を眺めながら…。

あるいは、津軽海峡や飛行機を眺めながら…。

汐首山を背景に恒例の全体集合写真を撮って13時10分、下山にかかる。

途中の広葉樹林では、ところどころでエゾシカに表皮を食べられた樹木が目についた。

326前衛峰を越える。

さらに下って作業道に降り立つ。

作業道の脇で見かけたホオノキの実。

白石川の谷越しに、辿ってきた300ポコを見上げる。
![作業道から300ポコと274ポコ[左奥] 作業道から300ポコと274ポコ[左奥]](http://img01.naturum.ne.jp/usr/s/a/n/sangakuclub2/20230212-Z4%E7%9F%B3%E5%B1%B1k%E4%BD%9C%E6%A5%AD%E9%81%93%E3%81%8B%E3%82%89300%E3%83%9D%E3%82%B3%E3%81%A8274%E3%83%9D%E3%82%B3%5B%E5%B7%A6%E5%A5%A5%5Dk.jpg)
標高点194付近で作業道はヘアピンカーブで右に折れ、谷に向かって緩く下りていく。

14時10分、丁字路に戻って下山を終了した。挨拶を済ませて現地で解散。
従来コースは、神社の脇から尾根の作業道に上がるまで足元が悪くて歩きにくかった。今回の新規コースは、距離はやや長いものの急な箇所はなく、300ポコから先は尾根通しで変化があり、楽しい山歩きができた。
2023年02月06日
2月5日(日) 吉野山&321峰(周回)
二月最初の会山行は馴染みの大沼付近・吉野山(484.3m、三等三角点、点名:同じ)と、頂上から南西稜線~標高点346尾根を経て沢に下り、登り返す321峰(会山行では初)を周回した。吉野山は「会創立25周年記念」の第28座目で、参加は19名。
近くにあるアメダス「大沼」の観測で、この日の最深積雪は38cm。平年の値は46cmなので、雪はやや少ない。321峰はブッシュや倒木もあるので、もう少し雪が欲しい所であった。
前日の沢を渡る地点の調査時にC220台地から撮った321峰の山容。東側斜面は植林地になっている。

吉野山登山口(標高点141)を8時48分に出発し、トレース跡が残る営林作業道を登っていく。登山道に変わってC310付近で尾根に乗ると、のびのびと幹を広げたミズナラの木が立っている。
![のびのびと成長したミズナラ[C310付近] のびのびと成長したミズナラ[C310付近]](//img01.naturum.ne.jp/usr/s/a/n/sangakuclub2/20230205-B%E5%90%89%E9%87%8E%E5%B1%B1k321%E5%B3%B0k%E3%81%AE%E3%81%B3%E3%81%AE%E3%81%B3%E3%81%A8%E6%88%90%E9%95%B7%E3%81%97%E3%81%9F%E3%83%9F%E3%82%BA%E3%83%8A%E3%83%A9%5BC310%E4%BB%98%E8%BF%91%5Dk.jpg)
雪の上に残されたものを見るのは楽しい。[左上]ツルアジサイかノリウツギ(装飾花が5枚見える)、[右上]キタキツネの足跡、[左下]何だろう(イタチ?)、[右下]エゾシカの足跡。

C430付近を登るメンバー。

頂上稜線の主であるブナの大木の前で、1回目の全体集合写真を撮る。吉野山にはブナの大木が多い。ここまでの途中にあったブナを「吉野次郎」、この大木を「吉野太郎」などと、勝手に名前を付けて遊ぶ。

程なく頂上に到着(10時15分)し、2回目の全体集合写真を撮る。銘々も写真を撮り合って、10分ほどで南西稜線に向かって歩を進める。

雪庇が張り出した南西稜線を、足取り軽く辿っていく。下からエゾユキウサギが駆け上がった足跡も見える。

ブナと別の木が仲良く寄り添いながら立っている。人の世、国際社会も見習わないといけないなぁ。

15分ほどで南西稜線C430付近の伐採地に到着。灌木に付着した雪玉が、「繭玉」のようで可愛いらしい。

東側の展望を楽しみながら、早めのランチタイムとする(30分間)。

ここから眺めた横津岳と周辺の山々。

横津岳の頂上には、国土交通省東京航空局の航空路監視レーダー、すぐ左に国土交通省北海道開発局の横津無線中継所、左に少し離れて東京航空局の遠隔対空通信施設(RCAG)対空受信所が見えている。

同じ場所から城岱牧場方面。函館山も見えるのだが、今回は生憎と雲に隠れていた。

南西稜線の末端に見えている小さなコブ(矢印)から右に60度ほど折れて、標高点346がある尾根を下る。
![南西稜線の末端コブ[手前の雪の丘] 南西稜線の末端コブ[手前の雪の丘]](//img01.naturum.ne.jp/usr/s/a/n/sangakuclub2/20230205-N%E5%90%89%E9%87%8E%E5%B1%B1k321%E5%B3%B0k%E5%8D%97%E8%A5%BF%E7%A8%9C%E7%B7%9A%E3%81%AE%E6%9C%AB%E7%AB%AF%E3%82%B3%E3%83%96%5B%E6%89%8B%E5%89%8D%E3%81%AE%E9%9B%AA%E3%81%AE%E4%B8%98%5Dk_1.jpg)
尾根に入ってすぐのポコは先が急傾斜の岩場なので、右側(北側)を巻く。

この尾根にもブナの立派な大木があった。「吉野三郎」か…。

下山方向の正面、ブナ樹林の間から321峰が見えた。

尾根末端のC220付近で、1回目の沢を越す。この地点は、前日に調べておいた。渡った先で6名が、旧いスキー場ゲレンデを辿って車に戻った。

13名は沢の右岸に沿って少し下り、C190付近の小さな沢の合流点で2回目の沢越え。

カラ松林の中の古い作業道を緩く上がっていく。

少し上にある作業道から、321峰頂上の南にあるC265鞍部に上がる。

13時ちょうど、321峰の頂上に到着。東の谷(先ほど越えた沢)越しに、吉野山の頂部が望めた。

右には、南西稜線の末端にあるコブ(尾根の肩)。そこから右に下がる尾根を辿ってきた。
![吉野山南西稜線の末端コブ[右] 吉野山南西稜線の末端コブ[右]](//img01.naturum.ne.jp/usr/s/a/n/sangakuclub2/20230205-W%E5%90%89%E9%87%8E%E5%B1%B1k321%E5%B3%B0k%E5%90%89%E9%87%8E%E5%B1%B1%E5%8D%97%E8%A5%BF%E7%A8%9C%E7%B7%9A%E3%81%AE%E6%9C%AB%E7%AB%AF%E3%82%B3%E3%83%96%5B%E5%8F%B3%5Dk.jpg)
頂上にピンクテーブを付けるSsさん。

321峰頂上で、吉野山を背景に3回目の全体集合写真を撮る。

頂上から北北東に伸びる稜線を下っていく。吉野山と旧いスキー場のゲレンデ跡(画面の左半分)が見渡せた。
![吉野山と旧スキー場跡[左半分] 吉野山と旧スキー場跡[左半分]](//img01.naturum.ne.jp/usr/s/a/n/sangakuclub2/20230205-Z1%E5%90%89%E9%87%8E%E5%B1%B1k321%E5%B3%B0k%E5%90%89%E9%87%8E%E5%B1%B1%E3%81%A8%E6%97%A7%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC%E5%A0%B4%E8%B7%A1%5B%E5%B7%A6%E5%8D%8A%E5%88%86%5Dk.jpg)
左手には、樹林の間から小沼。

尾根から営林作業道に滑り降りる。


営林作業道を横切って、なお下っていく。尾根の末端近くから、正面に駒ヶ岳を望む。目指す工場建物(左下)も見えた。

尾根から無事、工場建物の裏に降り立つ。後続を待って、暫し休憩。左に見える建物との間に、321峰の登り始めに渡った谷沢が流れているが、コンクリート溝なので渡れない。

道路を350mほど東に進んで、出発点に向かう。途中から右に吉野山を仰ぐ。

同じ地点から、後方に321峰(尾根)を振り返る。14時10分、車に戻って下山を終了した。

慣れ親しんだ吉野山ではあるが、昨年3月17日に自然部企画で実施した吉野山周回コース(こちら、下った尾根は異なる)に加えて、今回は隣の321峰も初めて訪れた。厳しいコースではなく、地形や展望の変化を十分楽しむことができた。
積雪が平年よりやや少なかったため、吉野山や321峰での主に下りで笹薮や倒木脇を踏み抜くことが何度もあった。幸い、負傷することはなかったが、もう少し積雪深が欲しいコースである。雪が締まる時期(3月中頃)でも良いと思われる。また、沢を渡る二つの地点も、雪の状態で判断する必要がある。
近くにあるアメダス「大沼」の観測で、この日の最深積雪は38cm。平年の値は46cmなので、雪はやや少ない。321峰はブッシュや倒木もあるので、もう少し雪が欲しい所であった。
前日の沢を渡る地点の調査時にC220台地から撮った321峰の山容。東側斜面は植林地になっている。

吉野山登山口(標高点141)を8時48分に出発し、トレース跡が残る営林作業道を登っていく。登山道に変わってC310付近で尾根に乗ると、のびのびと幹を広げたミズナラの木が立っている。
![のびのびと成長したミズナラ[C310付近] のびのびと成長したミズナラ[C310付近]](http://img01.naturum.ne.jp/usr/s/a/n/sangakuclub2/20230205-B%E5%90%89%E9%87%8E%E5%B1%B1k321%E5%B3%B0k%E3%81%AE%E3%81%B3%E3%81%AE%E3%81%B3%E3%81%A8%E6%88%90%E9%95%B7%E3%81%97%E3%81%9F%E3%83%9F%E3%82%BA%E3%83%8A%E3%83%A9%5BC310%E4%BB%98%E8%BF%91%5Dk.jpg)
雪の上に残されたものを見るのは楽しい。[左上]ツルアジサイかノリウツギ(装飾花が5枚見える)、[右上]キタキツネの足跡、[左下]何だろう(イタチ?)、[右下]エゾシカの足跡。

C430付近を登るメンバー。

頂上稜線の主であるブナの大木の前で、1回目の全体集合写真を撮る。吉野山にはブナの大木が多い。ここまでの途中にあったブナを「吉野次郎」、この大木を「吉野太郎」などと、勝手に名前を付けて遊ぶ。

程なく頂上に到着(10時15分)し、2回目の全体集合写真を撮る。銘々も写真を撮り合って、10分ほどで南西稜線に向かって歩を進める。

雪庇が張り出した南西稜線を、足取り軽く辿っていく。下からエゾユキウサギが駆け上がった足跡も見える。

ブナと別の木が仲良く寄り添いながら立っている。人の世、国際社会も見習わないといけないなぁ。

15分ほどで南西稜線C430付近の伐採地に到着。灌木に付着した雪玉が、「繭玉」のようで可愛いらしい。

東側の展望を楽しみながら、早めのランチタイムとする(30分間)。

ここから眺めた横津岳と周辺の山々。

横津岳の頂上には、国土交通省東京航空局の航空路監視レーダー、すぐ左に国土交通省北海道開発局の横津無線中継所、左に少し離れて東京航空局の遠隔対空通信施設(RCAG)対空受信所が見えている。

同じ場所から城岱牧場方面。函館山も見えるのだが、今回は生憎と雲に隠れていた。

南西稜線の末端に見えている小さなコブ(矢印)から右に60度ほど折れて、標高点346がある尾根を下る。
![南西稜線の末端コブ[手前の雪の丘] 南西稜線の末端コブ[手前の雪の丘]](http://img01.naturum.ne.jp/usr/s/a/n/sangakuclub2/20230205-N%E5%90%89%E9%87%8E%E5%B1%B1k321%E5%B3%B0k%E5%8D%97%E8%A5%BF%E7%A8%9C%E7%B7%9A%E3%81%AE%E6%9C%AB%E7%AB%AF%E3%82%B3%E3%83%96%5B%E6%89%8B%E5%89%8D%E3%81%AE%E9%9B%AA%E3%81%AE%E4%B8%98%5Dk_1.jpg)
尾根に入ってすぐのポコは先が急傾斜の岩場なので、右側(北側)を巻く。

この尾根にもブナの立派な大木があった。「吉野三郎」か…。

下山方向の正面、ブナ樹林の間から321峰が見えた。

尾根末端のC220付近で、1回目の沢を越す。この地点は、前日に調べておいた。渡った先で6名が、旧いスキー場ゲレンデを辿って車に戻った。

13名は沢の右岸に沿って少し下り、C190付近の小さな沢の合流点で2回目の沢越え。

カラ松林の中の古い作業道を緩く上がっていく。

少し上にある作業道から、321峰頂上の南にあるC265鞍部に上がる。

13時ちょうど、321峰の頂上に到着。東の谷(先ほど越えた沢)越しに、吉野山の頂部が望めた。

右には、南西稜線の末端にあるコブ(尾根の肩)。そこから右に下がる尾根を辿ってきた。
![吉野山南西稜線の末端コブ[右] 吉野山南西稜線の末端コブ[右]](http://img01.naturum.ne.jp/usr/s/a/n/sangakuclub2/20230205-W%E5%90%89%E9%87%8E%E5%B1%B1k321%E5%B3%B0k%E5%90%89%E9%87%8E%E5%B1%B1%E5%8D%97%E8%A5%BF%E7%A8%9C%E7%B7%9A%E3%81%AE%E6%9C%AB%E7%AB%AF%E3%82%B3%E3%83%96%5B%E5%8F%B3%5Dk.jpg)
頂上にピンクテーブを付けるSsさん。

321峰頂上で、吉野山を背景に3回目の全体集合写真を撮る。

頂上から北北東に伸びる稜線を下っていく。吉野山と旧いスキー場のゲレンデ跡(画面の左半分)が見渡せた。
![吉野山と旧スキー場跡[左半分] 吉野山と旧スキー場跡[左半分]](http://img01.naturum.ne.jp/usr/s/a/n/sangakuclub2/20230205-Z1%E5%90%89%E9%87%8E%E5%B1%B1k321%E5%B3%B0k%E5%90%89%E9%87%8E%E5%B1%B1%E3%81%A8%E6%97%A7%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC%E5%A0%B4%E8%B7%A1%5B%E5%B7%A6%E5%8D%8A%E5%88%86%5Dk.jpg)
左手には、樹林の間から小沼。

尾根から営林作業道に滑り降りる。


営林作業道を横切って、なお下っていく。尾根の末端近くから、正面に駒ヶ岳を望む。目指す工場建物(左下)も見えた。

尾根から無事、工場建物の裏に降り立つ。後続を待って、暫し休憩。左に見える建物との間に、321峰の登り始めに渡った谷沢が流れているが、コンクリート溝なので渡れない。

道路を350mほど東に進んで、出発点に向かう。途中から右に吉野山を仰ぐ。

同じ地点から、後方に321峰(尾根)を振り返る。14時10分、車に戻って下山を終了した。

慣れ親しんだ吉野山ではあるが、昨年3月17日に自然部企画で実施した吉野山周回コース(こちら、下った尾根は異なる)に加えて、今回は隣の321峰も初めて訪れた。厳しいコースではなく、地形や展望の変化を十分楽しむことができた。
積雪が平年よりやや少なかったため、吉野山や321峰での主に下りで笹薮や倒木脇を踏み抜くことが何度もあった。幸い、負傷することはなかったが、もう少し積雪深が欲しいコースである。雪が締まる時期(3月中頃)でも良いと思われる。また、沢を渡る二つの地点も、雪の状態で判断する必要がある。