2019年11月25日
11月24日(日) 川汲台場山(旧々道~北東尾根コース)
川汲台場山(491m)へは川汲公園からかつてバスも通っていた旧々道(廃道)を川汲峠まで歩き、そこから登る。下山は北東に延びる尾根を利用して川汲温泉脇の川汲川を渡渉し、川汲公園に戻る周回コースを辿った。2年振りの探訪(前回の様子はこちら)で、前回が積雪状態だったのに対して今回はほぼ無雪で暖かく、腕まくりで登るメンバーもいた。参加者は34名と、今年度の会山行で最多。
川汲公園駐車場で準備を整えて、注意事項を伝達。天気は高曇りだが、次第に晴れてくることを期待しつつ、9時5分に出発。

施設が荒廃してきた川汲公園の中を進む。

公園奥の二つ目の橋を渡ってから、旧々道まで標高差60mほどの急登に取り付く。ここは笹が伸びて、ヤブ状態になっていた。

廃道となった旧々道は、ガードロープや道路下部の石積み擁壁がしっかり残っている箇所がある一方、多くの落石と倒木、上部から崩れた土砂が被った箇所もあって、全体にかなり荒れてきている。


右下を流れる川汲川が狭まってくる頃、雲が薄くなって陽が射し始めた。

陽射しを受けて光るムラサキシキブの実や、ツルウメモドキのはじけた実が美しい。


川汲川を二段になって落ちる、高さ7~8mの滝が見えた。

C340付近で、旧々道は大きく崩落している。幅30m程度だが、崩落上部をトラバースするため、固定ザイルを設置して安全な通過に努めた。


川汲峠に到着。ここで、有効期限が切れた熊撃退スプレーの「試し打ち」を行った。峠を西風が吹き抜ける状況を確認し、メンバーは風上に退避。使用したスプレーの商品詳細によると噴射距離約7~8m、噴射時間約5~7秒だそうだが、実際の噴射時間も10秒弱であった。


川汲峠から標高差70mほどの川汲台場山の山頂に向かう。陽が射して、暖かい。

12時25分、山頂に到着。この日は遠くまで見渡せ、山座同定をしながら展望を楽しんだ。まず南西方向、函館山の先に当別丸山、知内山塊、大千軒岳などが見渡せた。

すぐ西隣りには三森山(842.1m)。

南南西の方向には、津軽海峡を挟んで津軽半島の山々と、その奥に岩木山(1,624.6m)の鋭鋒。

146kmも離れた岩木山をアップでどうぞ。

展望を楽しんだあと、ゆったりと昼食を摂る。ここの台場は函館近隣の二股口台場山や峠下台場山と同様、箱館戦争の際に旧幕府軍によって築かれたもので、山頂の中央が平たく窪み、周囲が土塁で高くなっている。風が遮られて暖かく快適。

「マイ・テーブル」で優雅に過ごすメンバーも…。

恒例の全体写真を撮り、13時少し前に下山を始めた。


ブナ林の尾根道を、気持ち良く下っていく。

尾根上306mポコへの登り返しに立つ、立派なブナの木。

ブナの古い切り株に規則正しい間隔で開けられたクマゲラの食痕。

川汲温泉の建物が見えてくると、最後の川汲川渡渉地点も近い。川汲川の流れは緩く水深も10cm程度だが、川底の岩盤に藻が張り付いて滑りやすい。長靴を履いた男性陣などがリレー方式で通過メンバーを支え、誰も転ぶことなく対岸に渡ることができた。

15時ちょうど、川汲公園の駐車場に到着。挨拶を済ませてから山の装備を解き、温泉は各車ごととして解散した。
旧々道は長くて荒れているものの、急な登りが少ないので体力的には楽である。山頂から眺めた北海道南端の山々、津軽海峡と岩木山、下り尾根の美しいブナ林の景観など、積雪期に入る直前の穏やかな山歩きを楽しむことができた。
川汲公園駐車場で準備を整えて、注意事項を伝達。天気は高曇りだが、次第に晴れてくることを期待しつつ、9時5分に出発。

施設が荒廃してきた川汲公園の中を進む。

公園奥の二つ目の橋を渡ってから、旧々道まで標高差60mほどの急登に取り付く。ここは笹が伸びて、ヤブ状態になっていた。

廃道となった旧々道は、ガードロープや道路下部の石積み擁壁がしっかり残っている箇所がある一方、多くの落石と倒木、上部から崩れた土砂が被った箇所もあって、全体にかなり荒れてきている。


右下を流れる川汲川が狭まってくる頃、雲が薄くなって陽が射し始めた。

陽射しを受けて光るムラサキシキブの実や、ツルウメモドキのはじけた実が美しい。


川汲川を二段になって落ちる、高さ7~8mの滝が見えた。

C340付近で、旧々道は大きく崩落している。幅30m程度だが、崩落上部をトラバースするため、固定ザイルを設置して安全な通過に努めた。


川汲峠に到着。ここで、有効期限が切れた熊撃退スプレーの「試し打ち」を行った。峠を西風が吹き抜ける状況を確認し、メンバーは風上に退避。使用したスプレーの商品詳細によると噴射距離約7~8m、噴射時間約5~7秒だそうだが、実際の噴射時間も10秒弱であった。


川汲峠から標高差70mほどの川汲台場山の山頂に向かう。陽が射して、暖かい。

12時25分、山頂に到着。この日は遠くまで見渡せ、山座同定をしながら展望を楽しんだ。まず南西方向、函館山の先に当別丸山、知内山塊、大千軒岳などが見渡せた。

すぐ西隣りには三森山(842.1m)。

南南西の方向には、津軽海峡を挟んで津軽半島の山々と、その奥に岩木山(1,624.6m)の鋭鋒。

146kmも離れた岩木山をアップでどうぞ。

展望を楽しんだあと、ゆったりと昼食を摂る。ここの台場は函館近隣の二股口台場山や峠下台場山と同様、箱館戦争の際に旧幕府軍によって築かれたもので、山頂の中央が平たく窪み、周囲が土塁で高くなっている。風が遮られて暖かく快適。

「マイ・テーブル」で優雅に過ごすメンバーも…。

恒例の全体写真を撮り、13時少し前に下山を始めた。


ブナ林の尾根道を、気持ち良く下っていく。

尾根上306mポコへの登り返しに立つ、立派なブナの木。

ブナの古い切り株に規則正しい間隔で開けられたクマゲラの食痕。

川汲温泉の建物が見えてくると、最後の川汲川渡渉地点も近い。川汲川の流れは緩く水深も10cm程度だが、川底の岩盤に藻が張り付いて滑りやすい。長靴を履いた男性陣などがリレー方式で通過メンバーを支え、誰も転ぶことなく対岸に渡ることができた。

15時ちょうど、川汲公園の駐車場に到着。挨拶を済ませてから山の装備を解き、温泉は各車ごととして解散した。
旧々道は長くて荒れているものの、急な登りが少ないので体力的には楽である。山頂から眺めた北海道南端の山々、津軽海峡と岩木山、下り尾根の美しいブナ林の景観など、積雪期に入る直前の穏やかな山歩きを楽しむことができた。
2019年11月18日
11月17日(日) 海向山(八幡川コース)
活火山・恵山(617.6m)の外輪山最高峰である海向山(569.4m)を、八幡川コース利用で訪れた。2015年11月29日以来、4年振り。2日前に降ったと思われる雪が積もっており、多くのメンバーには初の雪山登行となった。参加者は29名。
旧椴法華村・八幡川右岸の林道終点にある登山口で準備を整える。9時15分に登山口を出発。

しばらく恵山に向かう八幡川コースを登り、途中のC290付近から登山道右側の谷に降りて向かい側に上がる。谷に下る崩落斜面は不安定なので、安全を期して「W土建?社長」がスコップで足場を切って下さった(感謝!)。

対岸の急斜面トラバース道を慎重に通過し、ほぼ平坦な疎林帯を辿る。雪面に映る樹影が美しい。


ほどなく、「賽ノ河原」駐車場から海向山に向かう登山道に合流。

海向山周回コース(右回り、左回り)の分岐で休憩。このあと、右回り(時計回り)コースをとって456m峰に向かう。

456m峰に到着。朝まで吹いていた強い北西風も、かなり弱まっていた。冬晴れの空の下、「しょっぱい川」の津軽海峡に反射する陽光がまぶしい。


456m峰から西方を望む。中央にどっしりとした三枚岳(585.6m)、右端に毛無山(630.6m)。左手前は恵山の外輪山のひとつである428m峰、右手前は海向山の一角。中央の白い建物は、函館市・恵山クリーンセンター。
![三枚岳[中585.6m]と毛無山[右630.6m] 三枚岳[中585.6m]と毛無山[右630.6m]](//img01.naturum.ne.jp/usr/s/a/n/sangakuclub2/20191117-H%E6%B5%B7%E5%90%91%E5%B1%B1k%E4%B8%89%E6%9E%9A%E5%B2%B3%5B%E4%B8%AD585.6m%5D%E3%81%A8%E6%AF%9B%E7%84%A1%E5%B1%B1%5B%E5%8F%B3630.6m%5Dk.jpg)
左後方を振り返れば、恵山の堂々たる姿。この日の噴煙量は少なかった。
![振り返ると恵山[617.6m] 振り返ると恵山[617.6m]](//img01.naturum.ne.jp/usr/s/a/n/sangakuclub2/20191117-I%E6%B5%B7%E5%90%91%E5%B1%B1k%E6%8C%AF%E3%82%8A%E8%BF%94%E3%82%8B%E3%81%A8%E6%81%B5%E5%B1%B1%5B617.6m%5Dk.jpg)
456m峰から標高差60mほど下ってから、海向山に登り返す。12時ちょうど、山頂に到着し、恒例の全体写真を撮る。


山頂から右回りコースを少し下がり、北西風を避けられる通称「恵山展望レストラン」でゆったりとランチタイム。天気良し眺め良しで、最高の贅沢。

12時45分、アイゼンを装着して下山を開始。急な下りをゆっくり慎重に辿っていく。

C350付近の平坦な樹林帯で、遅れている後続を待ちながら休憩する先頭メンバー。

この少し前の斜面と少し後の平坦地で、羆の足跡を発見。いずれも下り方向で大きさも似ていたので、同じ個体のものと思われる。海向山で羆の痕跡を見た経験はあまりない。


「賽ノ河原」駐車場に向かう登山道から逸れて平坦な疎林帯と急斜面のトラバース道を辿り、谷を越えて八幡川コースに出る。C260付近の小沢を越す水平道を行く後方メンバー。

14時45分、登山口に到着して下山終了。アイゼンに関する注意事項を交えた挨拶を終え、温泉は車ごととして解散した。

函館へ帰る途中、道の駅「なとわ・えさん」から眺めた夕照の海向山(左端)と恵山(右端)。

旧椴法華村・八幡川右岸の林道終点にある登山口で準備を整える。9時15分に登山口を出発。

しばらく恵山に向かう八幡川コースを登り、途中のC290付近から登山道右側の谷に降りて向かい側に上がる。谷に下る崩落斜面は不安定なので、安全を期して「W土建?社長」がスコップで足場を切って下さった(感謝!)。

対岸の急斜面トラバース道を慎重に通過し、ほぼ平坦な疎林帯を辿る。雪面に映る樹影が美しい。


ほどなく、「賽ノ河原」駐車場から海向山に向かう登山道に合流。

海向山周回コース(右回り、左回り)の分岐で休憩。このあと、右回り(時計回り)コースをとって456m峰に向かう。

456m峰に到着。朝まで吹いていた強い北西風も、かなり弱まっていた。冬晴れの空の下、「しょっぱい川」の津軽海峡に反射する陽光がまぶしい。


456m峰から西方を望む。中央にどっしりとした三枚岳(585.6m)、右端に毛無山(630.6m)。左手前は恵山の外輪山のひとつである428m峰、右手前は海向山の一角。中央の白い建物は、函館市・恵山クリーンセンター。
![三枚岳[中585.6m]と毛無山[右630.6m] 三枚岳[中585.6m]と毛無山[右630.6m]](http://img01.naturum.ne.jp/usr/s/a/n/sangakuclub2/20191117-H%E6%B5%B7%E5%90%91%E5%B1%B1k%E4%B8%89%E6%9E%9A%E5%B2%B3%5B%E4%B8%AD585.6m%5D%E3%81%A8%E6%AF%9B%E7%84%A1%E5%B1%B1%5B%E5%8F%B3630.6m%5Dk.jpg)
左後方を振り返れば、恵山の堂々たる姿。この日の噴煙量は少なかった。
![振り返ると恵山[617.6m] 振り返ると恵山[617.6m]](http://img01.naturum.ne.jp/usr/s/a/n/sangakuclub2/20191117-I%E6%B5%B7%E5%90%91%E5%B1%B1k%E6%8C%AF%E3%82%8A%E8%BF%94%E3%82%8B%E3%81%A8%E6%81%B5%E5%B1%B1%5B617.6m%5Dk.jpg)
456m峰から標高差60mほど下ってから、海向山に登り返す。12時ちょうど、山頂に到着し、恒例の全体写真を撮る。


山頂から右回りコースを少し下がり、北西風を避けられる通称「恵山展望レストラン」でゆったりとランチタイム。天気良し眺め良しで、最高の贅沢。

12時45分、アイゼンを装着して下山を開始。急な下りをゆっくり慎重に辿っていく。

C350付近の平坦な樹林帯で、遅れている後続を待ちながら休憩する先頭メンバー。

この少し前の斜面と少し後の平坦地で、羆の足跡を発見。いずれも下り方向で大きさも似ていたので、同じ個体のものと思われる。海向山で羆の痕跡を見た経験はあまりない。


「賽ノ河原」駐車場に向かう登山道から逸れて平坦な疎林帯と急斜面のトラバース道を辿り、谷を越えて八幡川コースに出る。C260付近の小沢を越す水平道を行く後方メンバー。

14時45分、登山口に到着して下山終了。アイゼンに関する注意事項を交えた挨拶を終え、温泉は車ごととして解散した。

函館へ帰る途中、道の駅「なとわ・えさん」から眺めた夕照の海向山(左端)と恵山(右端)。

2019年11月11日
11月9日(土) 稀府岳
稀府岳(まれっぷだけ、702.2m)は伊達市中心部の東方、伊達紋別岳(714.6m)と室蘭岳(鷲別岳、911.1m)の間に位置する。標高は低いが展望に優れており、見通しが良ければ羊蹄山やニセコ連峰、ホロホロ山方面、噴火湾越しに渡島半島の山々が望め、この時期は麓で名残りの紅葉など晩秋の風情が楽しめる。当クラブでは5年振りの探訪になる(前回の様子はこちら)。参加者は10名。
8時55分に登山口を出発。まだ黄葉が美しい。足元に積もる落葉の中に、小さな山栗の実も。

名残りの紅葉。

谷の中を20分ほど進むと、トド松の人工林と廃棄された車が現れる。近くにブロック塀も残っており、かつて人家があったようだ。

谷が狭くなってきたところに立つミズナラの木。枝が異様な形に伸びて、無限大の記号「∞」のように見える。太い蔓も絡まって、ちょっと不気味。

谷からやや急な傾斜地を右に辿って尾根に上がる。傾斜が少し緩くなると、C430付近に「お尻愛の木」が鎮座する。座り心地は満点。

登山道に、前日の雪が積もっていた。雪を踏みしめて登るのは今冬初めて。

樹林帯を抜けて振り返ると、室蘭市郊外に建つ風力発電施設群と光射す噴火湾、その先に恵山(右端)の姿も。
![風車群と噴火湾、恵山[右端] 風車群と噴火湾、恵山[右端]](//img01.naturum.ne.jp/usr/s/a/n/sangakuclub2/20191109-G%E7%A8%80%E5%BA%9C%E5%B2%B3k%E9%A2%A8%E8%BB%8A%E7%BE%A4%E3%81%A8%E5%99%B4%E7%81%AB%E6%B9%BE%E3%80%81%E6%81%B5%E5%B1%B1%5B%E5%8F%B3%E7%AB%AF%5Dk.jpg)
笹原の中に付けられた登山道は、綺麗に整備されていて気持ちが良い(感謝)。

左手には、うっすら雪化粧した有珠山が望めた。

C560付近の「ガマ岩」展望台で休憩。大きなガマが草を食んでいるように見える。江戸時代末期の読本に登場した、ガマの妖術を使って活躍する架空の忍者「児雷也(じらいや)」が話題になった(古いねぇ)。

西麓の伊達市中心部に陽が当たって、火力発電所の煙突もくっきり。

南に目を転じると、室蘭市方面に「天使の梯子」。左端に白鳥大橋も見える。

本峰が見えてきた。

最後は短いながら急な登り。初めて登頂する3名が先に進む。

10時45分、頂上に到着。先に全体写真を撮る。


周りをぐるっと見渡してみる。北東方向に見える無名の765.3m峰(中央)。
![頂上北東の765.3m峰[中央] 頂上北東の765.3m峰[中央]](//img01.naturum.ne.jp/usr/s/a/n/sangakuclub2/20191109-Q%E7%A8%80%E5%BA%9C%E5%B2%B3k%E9%A0%82%E4%B8%8A%E5%8C%97%E6%9D%B1%E3%81%AE765.3m%E5%B3%B0k.jpg)
そのすぐ右奥、短時間だが雲間に白く輝く美しい山が見えたので、ズームで撮ってみた。オロフレ山(1,230.7m)と判明。
![705m峰の向こうにオロフレ山[1230.7m] 705m峰の向こうにオロフレ山[1230.7m]](//img01.naturum.ne.jp/usr/s/a/n/sangakuclub2/20191109-R%E7%A8%80%E5%BA%9C%E5%B2%B3k705m%E5%B3%B0%E3%81%AE%E5%90%91%E3%81%93%E3%81%86%E3%81%AB%E3%82%AA%E3%83%AD%E3%83%95%E3%83%AC%E5%B1%B1%5B1230.7m%5Dk.jpg)
頂上から北に数10m進むと、北東方向に洞爺湖と昭和新山の姿も。

頂上に戻って、南東方向の室蘭岳(鷲別岳、911.1m)方面を望む。送電線の下に付けられた巡回路が、積雪で浮かび上がって見える。

南には室蘭市街地、室蘭港や白鳥大橋が見える。雲間から洋上を照らす光の模様が美しい。

11時に頂上を出発。下山途中、谷の中で何度も「キョーン」と啼くクマゲラの声。皆で周りを見回して、姿を発見した。頭頂部全体が赤いので雄と判明。「随分長いあいだ啼いているなあ」と訝しがっていると、暫くして「キョロキョロキョロ」と啼きながら別の個体が飛来した。雌に合図を送っていたようだ。


最後に、登山口のすぐ手前で愛でた紅葉をどうぞ。


12時20分、登山口に到着。挨拶を済ませ、函館に帰る1台と札幌で開催される「第48回北海道登山研究集会」出席に向かう2台に分かれて、登山口を後にした。
8時55分に登山口を出発。まだ黄葉が美しい。足元に積もる落葉の中に、小さな山栗の実も。

名残りの紅葉。

谷の中を20分ほど進むと、トド松の人工林と廃棄された車が現れる。近くにブロック塀も残っており、かつて人家があったようだ。

谷が狭くなってきたところに立つミズナラの木。枝が異様な形に伸びて、無限大の記号「∞」のように見える。太い蔓も絡まって、ちょっと不気味。

谷からやや急な傾斜地を右に辿って尾根に上がる。傾斜が少し緩くなると、C430付近に「お尻愛の木」が鎮座する。座り心地は満点。

登山道に、前日の雪が積もっていた。雪を踏みしめて登るのは今冬初めて。

樹林帯を抜けて振り返ると、室蘭市郊外に建つ風力発電施設群と光射す噴火湾、その先に恵山(右端)の姿も。
![風車群と噴火湾、恵山[右端] 風車群と噴火湾、恵山[右端]](http://img01.naturum.ne.jp/usr/s/a/n/sangakuclub2/20191109-G%E7%A8%80%E5%BA%9C%E5%B2%B3k%E9%A2%A8%E8%BB%8A%E7%BE%A4%E3%81%A8%E5%99%B4%E7%81%AB%E6%B9%BE%E3%80%81%E6%81%B5%E5%B1%B1%5B%E5%8F%B3%E7%AB%AF%5Dk.jpg)
笹原の中に付けられた登山道は、綺麗に整備されていて気持ちが良い(感謝)。

左手には、うっすら雪化粧した有珠山が望めた。

C560付近の「ガマ岩」展望台で休憩。大きなガマが草を食んでいるように見える。江戸時代末期の読本に登場した、ガマの妖術を使って活躍する架空の忍者「児雷也(じらいや)」が話題になった(古いねぇ)。

西麓の伊達市中心部に陽が当たって、火力発電所の煙突もくっきり。

南に目を転じると、室蘭市方面に「天使の梯子」。左端に白鳥大橋も見える。

本峰が見えてきた。

最後は短いながら急な登り。初めて登頂する3名が先に進む。

10時45分、頂上に到着。先に全体写真を撮る。


周りをぐるっと見渡してみる。北東方向に見える無名の765.3m峰(中央)。
![頂上北東の765.3m峰[中央] 頂上北東の765.3m峰[中央]](http://img01.naturum.ne.jp/usr/s/a/n/sangakuclub2/20191109-Q%E7%A8%80%E5%BA%9C%E5%B2%B3k%E9%A0%82%E4%B8%8A%E5%8C%97%E6%9D%B1%E3%81%AE765.3m%E5%B3%B0k.jpg)
そのすぐ右奥、短時間だが雲間に白く輝く美しい山が見えたので、ズームで撮ってみた。オロフレ山(1,230.7m)と判明。
![705m峰の向こうにオロフレ山[1230.7m] 705m峰の向こうにオロフレ山[1230.7m]](http://img01.naturum.ne.jp/usr/s/a/n/sangakuclub2/20191109-R%E7%A8%80%E5%BA%9C%E5%B2%B3k705m%E5%B3%B0%E3%81%AE%E5%90%91%E3%81%93%E3%81%86%E3%81%AB%E3%82%AA%E3%83%AD%E3%83%95%E3%83%AC%E5%B1%B1%5B1230.7m%5Dk.jpg)
頂上から北に数10m進むと、北東方向に洞爺湖と昭和新山の姿も。

頂上に戻って、南東方向の室蘭岳(鷲別岳、911.1m)方面を望む。送電線の下に付けられた巡回路が、積雪で浮かび上がって見える。

南には室蘭市街地、室蘭港や白鳥大橋が見える。雲間から洋上を照らす光の模様が美しい。

11時に頂上を出発。下山途中、谷の中で何度も「キョーン」と啼くクマゲラの声。皆で周りを見回して、姿を発見した。頭頂部全体が赤いので雄と判明。「随分長いあいだ啼いているなあ」と訝しがっていると、暫くして「キョロキョロキョロ」と啼きながら別の個体が飛来した。雌に合図を送っていたようだ。


最後に、登山口のすぐ手前で愛でた紅葉をどうぞ。


12時20分、登山口に到着。挨拶を済ませ、函館に帰る1台と札幌で開催される「第48回北海道登山研究集会」出席に向かう2台に分かれて、登山口を後にした。
2019年11月08日
11月6日 11月例会
初雪が観測されました。この前まで台風が来ていたような・・・・秋はあったのでしょうか?
10月の行事報告
悪天候が予想されたため 紅葉狙いの東北ツアーが中止となった。同じく気温低下と強風が予想された目国内岳も中止となる。
10月6日(日)峠下台場山(自然部)
天気も良くのんびりとではあったが、途中結構な急登や笹かぶりもあった。俗に言う七稜郭台場跡にはポイントを示す白いロープが張ってあった。この時期にしては、草花が多く十分楽しめた。が・・・・・後日ここを訪れた別のグループが、大きな熊の糞があり引き返したとのこと。熊の通り道かも・・・・十分注意が必要。
10月15日(火)横津岳~烏帽子岳(整備登山)
昨年から、渡島総合振興局東部森林室登山道笹刈りのへ協力を行っているが、笹の成長する力が強いとつくづく感じる。今回で3回目だが、毎年行わなければ足元が見えないくらいの笹がかぶってしまう。今回は刈払機が沢山用意できたので1日で終えることができた。笹刈りで日当たりが良くなり花が増えた感じがする。
10月18日(金)桂岳(下見) 10月20日(日)桂岳(登山大会)
北斗市自然に親しむ会主催の登山大会が今年も桂岳で行われた。当会とマウンテンクラブがサポート・協力している。ゲートのカギを開け登山口まで車を入れた。笹刈りもしっかりされていて、天気にも恵まれ気持ちの良い山歩きができた。ただ、本当の山頂は笹がかぶっていたので、反射板をピークとした。
10月27日(日)乙部岳
上部の黄葉・紅葉は最盛期を過ぎていたが、途中ところどころ日が差して、下の方の鮮やかな黄葉・紅葉が見られた。下りの尾根コース途中、右前方に雄鉾・小鉾の揃い踏みを見ることができた。昨年は笹がかぶっていたが、今年はきれいに刈られていて、とても歩きやすかった。
11月2日北斗毛無山(整備登山)
春に北斗市自然に親しむ会主催の登山大会が行われる。例年大石の沼までは業者が笹刈を実施。その上から頂上までを当会とマウンテンクラブが笹刈を実施している。途中7合目までは毎年のことながらYさんご夫妻が笹刈りを済ませてあった。毎年行っているが、やはり上の方は立派な?笹に覆われていて大変だった。今回刈払機が沢山用意できてよかったが、もう少しお手伝いの人数がほしかったとの声があった。
11月3日(日)白神岳・天狗山往復(自然部)
福島町の松浦から長いカーブの多い林道であったが、(結構整備されていた。)途中両側の見事な紅葉を楽しみながら白神岳下の広い駐車場に到着。すぐ上の白神岳には北海道最南端の1等三角点が生い茂った笹やぶの中にあった。その後、北海道最南端のお山天狗岳へ。途中、身の丈以上の笹の中を通り抜けるのが大変だったが、天気も良く展望も十分楽しめた。
11月の行事予定
稀府岳 登山研究集会(札幌) 海向山(八幡川コース) 川汲台場山 遊楽部川バードウオッチング
学 習 会
『雪山の装備』
〇靴→夏のトレッキングシューズでもOK。スパッツをきちんとすると雪が入らない(厚い生地のロングスパッツ・冬用) スパイク付きの長靴も良い。(暖かい) 必ず履いてみること!
〇衣類→基本は重ね着
アンダー(肌着)→メリノウール(暖かい・静電気がおきない・においがつかない) ブレスサーモ(暖かい)綿製品は汗で濡れてもすぐに乾かないどころか体温を奪うのでダメ
中間→ダウン(汗をかいて濡らすとダメ)・フリースが良い
アウター(外着)→ゴアテックスであればレインウエアで十分。(最近のレインウエアは細め・薄めで重ね着できないものもあり。)
〇帽子→耳まで隠れるものが良い。
〇手袋→作業服の店などにも結構あったかいものがある。
〇ストック→先をスノウバスケット(取り換えられる。)にすると埋まらない。
〇アイゼン→昨年までは4本爪と言っていたが、購入するのなら6本爪が良い。
10月の行事報告
悪天候が予想されたため 紅葉狙いの東北ツアーが中止となった。同じく気温低下と強風が予想された目国内岳も中止となる。
10月6日(日)峠下台場山(自然部)
天気も良くのんびりとではあったが、途中結構な急登や笹かぶりもあった。俗に言う七稜郭台場跡にはポイントを示す白いロープが張ってあった。この時期にしては、草花が多く十分楽しめた。が・・・・・後日ここを訪れた別のグループが、大きな熊の糞があり引き返したとのこと。熊の通り道かも・・・・十分注意が必要。
10月15日(火)横津岳~烏帽子岳(整備登山)
昨年から、渡島総合振興局東部森林室登山道笹刈りのへ協力を行っているが、笹の成長する力が強いとつくづく感じる。今回で3回目だが、毎年行わなければ足元が見えないくらいの笹がかぶってしまう。今回は刈払機が沢山用意できたので1日で終えることができた。笹刈りで日当たりが良くなり花が増えた感じがする。
10月18日(金)桂岳(下見) 10月20日(日)桂岳(登山大会)
北斗市自然に親しむ会主催の登山大会が今年も桂岳で行われた。当会とマウンテンクラブがサポート・協力している。ゲートのカギを開け登山口まで車を入れた。笹刈りもしっかりされていて、天気にも恵まれ気持ちの良い山歩きができた。ただ、本当の山頂は笹がかぶっていたので、反射板をピークとした。
10月27日(日)乙部岳

上部の黄葉・紅葉は最盛期を過ぎていたが、途中ところどころ日が差して、下の方の鮮やかな黄葉・紅葉が見られた。下りの尾根コース途中、右前方に雄鉾・小鉾の揃い踏みを見ることができた。昨年は笹がかぶっていたが、今年はきれいに刈られていて、とても歩きやすかった。
11月2日北斗毛無山(整備登山)
春に北斗市自然に親しむ会主催の登山大会が行われる。例年大石の沼までは業者が笹刈を実施。その上から頂上までを当会とマウンテンクラブが笹刈を実施している。途中7合目までは毎年のことながらYさんご夫妻が笹刈りを済ませてあった。毎年行っているが、やはり上の方は立派な?笹に覆われていて大変だった。今回刈払機が沢山用意できてよかったが、もう少しお手伝いの人数がほしかったとの声があった。
11月3日(日)白神岳・天狗山往復(自然部)

福島町の松浦から長いカーブの多い林道であったが、(結構整備されていた。)途中両側の見事な紅葉を楽しみながら白神岳下の広い駐車場に到着。すぐ上の白神岳には北海道最南端の1等三角点が生い茂った笹やぶの中にあった。その後、北海道最南端のお山天狗岳へ。途中、身の丈以上の笹の中を通り抜けるのが大変だったが、天気も良く展望も十分楽しめた。
11月の行事予定
稀府岳 登山研究集会(札幌) 海向山(八幡川コース) 川汲台場山 遊楽部川バードウオッチング
学 習 会
『雪山の装備』
〇靴→夏のトレッキングシューズでもOK。スパッツをきちんとすると雪が入らない(厚い生地のロングスパッツ・冬用) スパイク付きの長靴も良い。(暖かい) 必ず履いてみること!
〇衣類→基本は重ね着
アンダー(肌着)→メリノウール(暖かい・静電気がおきない・においがつかない) ブレスサーモ(暖かい)綿製品は汗で濡れてもすぐに乾かないどころか体温を奪うのでダメ
中間→ダウン(汗をかいて濡らすとダメ)・フリースが良い
アウター(外着)→ゴアテックスであればレインウエアで十分。(最近のレインウエアは細め・薄めで重ね着できないものもあり。)
〇帽子→耳まで隠れるものが良い。
〇手袋→作業服の店などにも結構あったかいものがある。
〇ストック→先をスノウバスケット(取り換えられる。)にすると埋まらない。
〇アイゼン→昨年までは4本爪と言っていたが、購入するのなら6本爪が良い。
2019年11月05日
11月3日 白神岳~天狗山縦走
当会としては初コース(昨年11月14日に山行部で下見)だが,以前は冬に林道の除雪終点から白神岳まで林道を歩いたそうだ。今回は自然部の山行としてヒヨドリの渡りを見るのが最大の目的だったが,快晴で風も弱く,期待していなかった花も見られ,小春日和をのんびりと楽しめた。
福島町吉野から松浦へ入る林道を詰めて,白神岳直下C300の駐車場に車9台を止めたが,早速ヒヨドリの群れ飛ぶ姿が見られた。支度をして9時15分出発。先ず頭上の白神岳三角点を目指す。

花はないと思っていたが,途中の道端に紫色の穂のようなエゾルリトラノオが見られ,一同立ち止まってしばし見入った。

すぐ頂上への登り。

狭い頂上で全体写真と一等三角点。



頂上から見られたのはまず渡島(松前)小島,大千軒岳,七ッ岳。


さらに知内山塊の岩部岳と矢越岳。

9時50分白神岳から駐車場へ戻り,今度は天狗山へ向かう。この時期,アザミがなお鮮やか。

空には「上部タンジェントアーク」という気象現象が見られた。

植林の作業道を下り右に見える323mピークへ上る。

外来植物のビロードモウズイカも見られる。

323mピークから白神岳と駐車場を振り返る。

もう一度大千軒岳と七ツ岳。右手前は白神岳の隣の320mピーク。

穏やかな津軽海峡にはコンテナ船と津軽半島が近くに見える。

323mピーク前後は笹が被って踏み跡が分かりにくかったが思いの外,短時間で通過できた。

笹薮を過ぎると植林帯に入る。天狗山が随分近づいた。

ツルウメモドキやマユミの実が青空を背景に鮮やか。


植林地の日当たりの良いところで長めの休憩。

休憩中に珍しい鳥を発見。オオアカゲラがかなり長く姿を見せてくれた。写真はあまりよく撮れなかった。

天狗山への作業道の途中,センボンヤリの種。

11時15分天狗山頂上着。松前市街には松前城も見えた(矢印)。全体写真を撮り,先ほど休憩した場所まで戻って昼食とする(11時45分~12時20分)。



戻る途中にはハマフウロ・セイヨウノコギリソウ・鮮やかな紅葉・カマツカの実が見られた。




気象現象としては下部タンジェントアークが見られた。

帰路の323mピークの藪漕ぎ。

最後の作業道の登り。

13時5分駐車場着。空には巻雲が。

帰り支度を済ませてから解散の挨拶をして,13時15分車毎に解散した。

福島町吉野から松浦へ入る林道を詰めて,白神岳直下C300の駐車場に車9台を止めたが,早速ヒヨドリの群れ飛ぶ姿が見られた。支度をして9時15分出発。先ず頭上の白神岳三角点を目指す。

花はないと思っていたが,途中の道端に紫色の穂のようなエゾルリトラノオが見られ,一同立ち止まってしばし見入った。

すぐ頂上への登り。

狭い頂上で全体写真と一等三角点。



頂上から見られたのはまず渡島(松前)小島,大千軒岳,七ッ岳。


さらに知内山塊の岩部岳と矢越岳。

9時50分白神岳から駐車場へ戻り,今度は天狗山へ向かう。この時期,アザミがなお鮮やか。

空には「上部タンジェントアーク」という気象現象が見られた。

植林の作業道を下り右に見える323mピークへ上る。

外来植物のビロードモウズイカも見られる。

323mピークから白神岳と駐車場を振り返る。

もう一度大千軒岳と七ツ岳。右手前は白神岳の隣の320mピーク。

穏やかな津軽海峡にはコンテナ船と津軽半島が近くに見える。

323mピーク前後は笹が被って踏み跡が分かりにくかったが思いの外,短時間で通過できた。

笹薮を過ぎると植林帯に入る。天狗山が随分近づいた。

ツルウメモドキやマユミの実が青空を背景に鮮やか。


植林地の日当たりの良いところで長めの休憩。

休憩中に珍しい鳥を発見。オオアカゲラがかなり長く姿を見せてくれた。写真はあまりよく撮れなかった。

天狗山への作業道の途中,センボンヤリの種。

11時15分天狗山頂上着。松前市街には松前城も見えた(矢印)。全体写真を撮り,先ほど休憩した場所まで戻って昼食とする(11時45分~12時20分)。



戻る途中にはハマフウロ・セイヨウノコギリソウ・鮮やかな紅葉・カマツカの実が見られた。




気象現象としては下部タンジェントアークが見られた。

帰路の323mピークの藪漕ぎ。

最後の作業道の登り。

13時5分駐車場着。空には巻雲が。

帰り支度を済ませてから解散の挨拶をして,13時15分車毎に解散した。

2019年11月05日
11月2日(土) 毛無山(登山道整備)
毎年この時期恒例の北斗市・毛無山(750.4m、通称:北斗毛無山)登山道笹刈り作業を行った。当クラブ会員のYさんご夫妻が、事前に七合目まで作業を済まされていた(いつもながら感謝!)。七合目から頂上まで、「函館マウンテンクラブ」さんの力強い支援をいただいて無事終了することができた。参加者は当クラブ14名と「函館マウンテンクラブ」さん3名。
集まった刈り払い機は6台。1台につき操作担当1人、そのザックや燃料の運搬、刈り倒した笹の除去、刈りこぼした笹の切り取りを担当する2人ほどがグループとなり、適当な間隔を空けて作業に当たる。七合目から上部は、深いところで人の背丈ほどに笹が伸びていた。

9時45分頃から刈り払い機の出番となった。作業するHtさん。

毎春遅くまで雪が残る急斜面トラバース道を過ぎた先で作業に当たるAtさん。

作業開始からほぼ1時間が経過し、急登の手前(C640付近)で3グループが集まって休憩。右遠景は、北斗市最高峰の二股岳(825.6m)。

その右側(東側)奥に望む駒ヶ岳(1,131m)をアップで…。11月2日の時点で、未だ冠雪していない。

C660付近で作業するOkさん。

作業の合間に苔とキノコをパチリ。

C680付近での作業の様子。前方の二人は、別グループの片付けメンバー。

C710を過ぎた山頂稜線もけっこう笹が深く被っていた。C730付近で作業するWmさんグループ。手前で鎌を振るって刈りこぼしを処理するのは、「函館マウンテンクラブ」のTさん。

山頂直下で作業するAtさん。笹の深い箇所では、2グループの「重連」で作業に当たった。

山頂部を広く刈り払って、12時50分に作業を終了した。

ランチタイムを終えて集合写真を撮り、13時15分過ぎ、下山にかかる。

帰りの登山道は「高速道路」のよう。足取り軽く下山する。

15時ちょうど、国道脇の駐車場に下山終了。K会長からの挨拶が終わって、現地で解散した。
今回も「函館マウンテンクラブ」さんを含めて多数の参加があり、刈り払い機を多く投入できたため、作業を順調に終えることができた。皆さん、お疲れ様でした。
集まった刈り払い機は6台。1台につき操作担当1人、そのザックや燃料の運搬、刈り倒した笹の除去、刈りこぼした笹の切り取りを担当する2人ほどがグループとなり、適当な間隔を空けて作業に当たる。七合目から上部は、深いところで人の背丈ほどに笹が伸びていた。

9時45分頃から刈り払い機の出番となった。作業するHtさん。

毎春遅くまで雪が残る急斜面トラバース道を過ぎた先で作業に当たるAtさん。

作業開始からほぼ1時間が経過し、急登の手前(C640付近)で3グループが集まって休憩。右遠景は、北斗市最高峰の二股岳(825.6m)。

その右側(東側)奥に望む駒ヶ岳(1,131m)をアップで…。11月2日の時点で、未だ冠雪していない。

C660付近で作業するOkさん。

作業の合間に苔とキノコをパチリ。

C680付近での作業の様子。前方の二人は、別グループの片付けメンバー。

C710を過ぎた山頂稜線もけっこう笹が深く被っていた。C730付近で作業するWmさんグループ。手前で鎌を振るって刈りこぼしを処理するのは、「函館マウンテンクラブ」のTさん。

山頂直下で作業するAtさん。笹の深い箇所では、2グループの「重連」で作業に当たった。

山頂部を広く刈り払って、12時50分に作業を終了した。

ランチタイムを終えて集合写真を撮り、13時15分過ぎ、下山にかかる。


帰りの登山道は「高速道路」のよう。足取り軽く下山する。

15時ちょうど、国道脇の駐車場に下山終了。K会長からの挨拶が終わって、現地で解散した。
今回も「函館マウンテンクラブ」さんを含めて多数の参加があり、刈り払い機を多く投入できたため、作業を順調に終えることができた。皆さん、お疲れ様でした。