2022年12月19日
12月18日(日) 庄司山(納会)
当クラブ創立25周年の今年は、雨天やアクセス道土砂崩れで中止が相次いだ夏山、3年目に入ったコロナ禍対応など、他にも多くの出来事があった。その一年の納めの山行を、庄司山(570.3m)で行った。馴染みの山を改めてじっくり登る「会創立25周年記念」の一環の山行は4月以降、奇しくも今回で25座目となった。参加は17名。
函館市中心部では、12月15日から最深積雪が30cmを超えていた(12月中旬の平年値は7~8cm)。この日も朝までは低気圧の通過による大雪、午後は冬型の気圧配置による降雪が見込まれたが、午前中は天気が持ちそうなので、思い切って実施することになった。
函館市桔梗町の開拓地農道十字路(C195付近)から庄司山方面に伸びる農道をスコップで除雪し、縦列に駐車する。
青空のもと、庄司山の左奥に函館市の最高峰・袴腰岳や烏帽子岳も望まれた。

昨夜から降った深雪に道路除雪が入らず到着が遅れたメンバーがいたことや、農道の駐車スペース確保の除雪作業のため、予定より1時間ほど遅れて10時27分に出発。ワイン用ぶどう畑(数年前まではにんじんなどの畑だった)の間に伸びる農道を、緩やかに登っていく。

雪面におちたメンバーの影が、なかなか詩的で良い感じ。

背後に広がる函館市街地。

25分ほど歩いて夏季登山口(C250)に到着し、ここでリーダーから連絡事項が伝えられる。

頭上には綺麗な青空が広がり、樹木の枝に付いた雪が美しく映える。


蒜沢川左岸の通称「送電線コース」に入り、緩く登っていく。

蒜沢川右岸から辿るコースとの三叉路(C330)に到着し、休憩をとる。この手前で、尾根の樹林帯を蒜沢川に走り下っていく2頭のエゾシカを見かけた。

三叉路付近は西~北西の季節風が抜けやすいため、樹木の幹に付いた雪の造形が面白い。

放射状に伸び上がったミズナラの幹にも…。

三叉路から先はつづら折りの登りになる。何箇所かでシカの足跡が横切っていた。

登山道の所々に深い吹き溜まりができていた。トップを短時間で交替する。


C503で尾根に上がって休憩をとる。

尾根は頂上から南南西に下がっているので、西~北西の季節風の吹き付けによって、尾根左右の樹木に付く雪の様相が違う。東側の樹木は尾根の風陰でたっぷりと雪を付けている。

これに対して、西側の樹木は強風で吹き飛ばされて殆ど雪を付けていない。

頂上に向かう尾根も、所々に吹き溜まりができていた。

12時40分、頂上に到着。予想どおり冬型の気圧配置の強まりによる雪が降り出して、足元の結氷した新中野ダム湖も霞んできた。

今回は、コロナ禍のため控えてきた「かぼちゃ汁粉」を3年振りに作った。小豆あんを作ってくる係、餅・かぼちゃ・容器を用意する係、携帯ポットに入れた湯や会装備の登山用ストーブ・ガスカートリッジ・大型コッフェルを担ぎ上げる係など、多くのメンバーの協力があった。三吉神社鳥居前の吹き溜まりを風除けにして、汁粉を温める。


出来上がった汁粉。頂上の気温が氷点下9℃ほどに下がり、風がやや強くなってきた中で、ありがたく頂きました!

ランチと汁粉を食してから、今年最後の全体集合写真を撮る。北尾根の先にある大岩下の弘法大師御堂と不動明王祠は、時間の都合と深雪のため訪れなかった。

13時20分、頂上をあとに下山を開始。1時間弱を歩いた送電線コースの途中で休憩。

夏季登山口の少し手前から、庄司山を振り返る。地元の通称「オニギリ山」に納得。

ぶどう畑の中の農道を、函館市街地方面に下っていく参加メンバー。


14時40分、開拓地農道十字路(C195付近)に到着して下山を終了。会長から締めの挨拶があり、今年も無事に納会を終えることができた。来年も引き続き、よろしくお願いします。
函館市中心部では、12月15日から最深積雪が30cmを超えていた(12月中旬の平年値は7~8cm)。この日も朝までは低気圧の通過による大雪、午後は冬型の気圧配置による降雪が見込まれたが、午前中は天気が持ちそうなので、思い切って実施することになった。
函館市桔梗町の開拓地農道十字路(C195付近)から庄司山方面に伸びる農道をスコップで除雪し、縦列に駐車する。
青空のもと、庄司山の左奥に函館市の最高峰・袴腰岳や烏帽子岳も望まれた。

昨夜から降った深雪に道路除雪が入らず到着が遅れたメンバーがいたことや、農道の駐車スペース確保の除雪作業のため、予定より1時間ほど遅れて10時27分に出発。ワイン用ぶどう畑(数年前まではにんじんなどの畑だった)の間に伸びる農道を、緩やかに登っていく。

雪面におちたメンバーの影が、なかなか詩的で良い感じ。

背後に広がる函館市街地。

25分ほど歩いて夏季登山口(C250)に到着し、ここでリーダーから連絡事項が伝えられる。

頭上には綺麗な青空が広がり、樹木の枝に付いた雪が美しく映える。


蒜沢川左岸の通称「送電線コース」に入り、緩く登っていく。

蒜沢川右岸から辿るコースとの三叉路(C330)に到着し、休憩をとる。この手前で、尾根の樹林帯を蒜沢川に走り下っていく2頭のエゾシカを見かけた。

三叉路付近は西~北西の季節風が抜けやすいため、樹木の幹に付いた雪の造形が面白い。

放射状に伸び上がったミズナラの幹にも…。

三叉路から先はつづら折りの登りになる。何箇所かでシカの足跡が横切っていた。

登山道の所々に深い吹き溜まりができていた。トップを短時間で交替する。


C503で尾根に上がって休憩をとる。

尾根は頂上から南南西に下がっているので、西~北西の季節風の吹き付けによって、尾根左右の樹木に付く雪の様相が違う。東側の樹木は尾根の風陰でたっぷりと雪を付けている。

これに対して、西側の樹木は強風で吹き飛ばされて殆ど雪を付けていない。

頂上に向かう尾根も、所々に吹き溜まりができていた。

12時40分、頂上に到着。予想どおり冬型の気圧配置の強まりによる雪が降り出して、足元の結氷した新中野ダム湖も霞んできた。

今回は、コロナ禍のため控えてきた「かぼちゃ汁粉」を3年振りに作った。小豆あんを作ってくる係、餅・かぼちゃ・容器を用意する係、携帯ポットに入れた湯や会装備の登山用ストーブ・ガスカートリッジ・大型コッフェルを担ぎ上げる係など、多くのメンバーの協力があった。三吉神社鳥居前の吹き溜まりを風除けにして、汁粉を温める。


出来上がった汁粉。頂上の気温が氷点下9℃ほどに下がり、風がやや強くなってきた中で、ありがたく頂きました!

ランチと汁粉を食してから、今年最後の全体集合写真を撮る。北尾根の先にある大岩下の弘法大師御堂と不動明王祠は、時間の都合と深雪のため訪れなかった。

13時20分、頂上をあとに下山を開始。1時間弱を歩いた送電線コースの途中で休憩。

夏季登山口の少し手前から、庄司山を振り返る。地元の通称「オニギリ山」に納得。

ぶどう畑の中の農道を、函館市街地方面に下っていく参加メンバー。


14時40分、開拓地農道十字路(C195付近)に到着して下山を終了。会長から締めの挨拶があり、今年も無事に納会を終えることができた。来年も引き続き、よろしくお願いします。