2021年12月06日
12月5日(日) 七飯岳
七飯岳(779.2m)は最近5年間、この時期(12月上・中旬)の定番となっている。積雪期の足慣らしに適度な積雪深と標高があり、ライオン岩のルンゼは軽アイゼンの具合を確かめるために都合が良い。参加は22名。
城岱スカイライン冬期ゲート下を8時11分に出発。弱い雪がちらつく空のもと、うっすら積もった雪を踏みながら林道を歩き始める。

しばらくして、右手の尾根に取り付く。

尾根に上がったところで衣服調整。気温は氷点下2~3℃だが風が弱いため、中間着を1枚脱ぐメンバーも。

尾根を上がっていくと、右の足元に採石場が見えてくる。岩を崩す、雷のような音が頻繁に聞こえる。

採石場の際を外れて、静かな樹林帯を進む。

再び採石場の上部に出ると、後方(南)に函館山と函館市街地が俯瞰できた。

西は大野平野の中に、北海道新幹線の新函館北斗駅(右)と函館総合車両基地(左)。

採石場から上がってくる旧い作業道を進む。七飯岳の頂部が見えてきた。

急な崖地を登って、樹林帯に入っていく。この手前で、軽アイゼンを装着した。

ナラ類などの広葉樹林帯を登っていく。積雪深は10センチ程度。

C600付近で、牧草地の一角に登り付く。この地点は、雪が多い年に雪庇が発達するが、今年は時期が未だ早いこともあって、30センチくらいの積雪であった。

牧草地を上がっていく。このあと頂上へは向かわず、C650付近から右(東)に伸びる旧い林道に入っていく。

林道の左手(山側)にある岩場から水が滲み出ているらしく、ツララが下がっていた。

その隣にある顕著な岩峰。

C700付近で旧い林道を離れ、左の植林帯に入っていく。

幾重もの植林帯をかいくぐって進む。積雪深は20センチ程度。

ライオン岩が見えてきた。

岩峰の間に開いたルンゼを登る。急傾斜だが、雪が付いていてステップをしっかり切ることができるので、軽アイゼンで安全に通過できた。



ライオン岩の上部から東を望む。正面やや左に見えるピークには、「ばんだい号事故慰霊碑」がある。

頂部の緩やかな稜線を、頂上(二等三角点、点名:七飯)に向かう。

11時30分、頂上に到着。恒例の全体写真を撮ってから、風の弱い広場に移ってランチタイムとした。

函館山の周りに陽が射し、海が黄金色に輝いていた。

頂上から北に、駒ヶ岳も見えてきた。

12時10分、下山を開始。チラついていた小雪がほぼ収まり、大野平野を眺めながら下っていく。

採石場の上部では、正面に函館山を望みながら歩を進める。

西の展望が開けてきた。山座同定を楽しむ。


13時46分、出発地点に到着して、下山を終了。簡単に挨拶を済ませて、現地で解散した。
平地の最高気温が2~3℃、小雪が舞う寒い一日であったが、風はそれほど強くなく展望もそこそこ得られた。この時期らしい天候で、本格的な冬山に向けて服装や装備を確かめる良い機会となった。
城岱スカイライン冬期ゲート下を8時11分に出発。弱い雪がちらつく空のもと、うっすら積もった雪を踏みながら林道を歩き始める。

しばらくして、右手の尾根に取り付く。

尾根に上がったところで衣服調整。気温は氷点下2~3℃だが風が弱いため、中間着を1枚脱ぐメンバーも。

尾根を上がっていくと、右の足元に採石場が見えてくる。岩を崩す、雷のような音が頻繁に聞こえる。

採石場の際を外れて、静かな樹林帯を進む。

再び採石場の上部に出ると、後方(南)に函館山と函館市街地が俯瞰できた。

西は大野平野の中に、北海道新幹線の新函館北斗駅(右)と函館総合車両基地(左)。

採石場から上がってくる旧い作業道を進む。七飯岳の頂部が見えてきた。

急な崖地を登って、樹林帯に入っていく。この手前で、軽アイゼンを装着した。

ナラ類などの広葉樹林帯を登っていく。積雪深は10センチ程度。

C600付近で、牧草地の一角に登り付く。この地点は、雪が多い年に雪庇が発達するが、今年は時期が未だ早いこともあって、30センチくらいの積雪であった。

牧草地を上がっていく。このあと頂上へは向かわず、C650付近から右(東)に伸びる旧い林道に入っていく。

林道の左手(山側)にある岩場から水が滲み出ているらしく、ツララが下がっていた。

その隣にある顕著な岩峰。

C700付近で旧い林道を離れ、左の植林帯に入っていく。

幾重もの植林帯をかいくぐって進む。積雪深は20センチ程度。

ライオン岩が見えてきた。

岩峰の間に開いたルンゼを登る。急傾斜だが、雪が付いていてステップをしっかり切ることができるので、軽アイゼンで安全に通過できた。



ライオン岩の上部から東を望む。正面やや左に見えるピークには、「ばんだい号事故慰霊碑」がある。

頂部の緩やかな稜線を、頂上(二等三角点、点名:七飯)に向かう。

11時30分、頂上に到着。恒例の全体写真を撮ってから、風の弱い広場に移ってランチタイムとした。

函館山の周りに陽が射し、海が黄金色に輝いていた。

頂上から北に、駒ヶ岳も見えてきた。

12時10分、下山を開始。チラついていた小雪がほぼ収まり、大野平野を眺めながら下っていく。

採石場の上部では、正面に函館山を望みながら歩を進める。

西の展望が開けてきた。山座同定を楽しむ。


13時46分、出発地点に到着して、下山を終了。簡単に挨拶を済ませて、現地で解散した。
平地の最高気温が2~3℃、小雪が舞う寒い一日であったが、風はそれほど強くなく展望もそこそこ得られた。この時期らしい天候で、本格的な冬山に向けて服装や装備を確かめる良い機会となった。