2023年04月04日
4月2日(日) 北斗596峰
当初は北斗三角山(605m)を目指したが、雪融けが進んで北尾根は背の高い笹薮になっていたため登頂を諦め、中小屋林道の奥にある596峰を往復した。参加は19名。
大野ダム入口ゲート前を8時57分に出発。国道227号線を、車に注意しながら江差方面に300mほど歩いて、中小屋林道に入る。三角山の北側斜面は、地肌がかなり出ていた。

国道から林道の雪上に上がってスノーシューやかんじきを装着し、林道を辿っていく。

林道を400mほど進み、送電線下を左折して巡回路を上がる。途中で残雪が途切れてスノーシューなどを外し、尾根に出たところも雪は消えていた。左下に、出発した大野ダム入口ゲート付近が見えている。

三角山の頂上に向かう尾根稜線は、ご覧のとおり背の高い笹薮になっているため、登頂を断念。リーダー提案と参加者同意により、596峰を目指すことにした。

林道まで下がり、奥に向かって進み始める(10時3分)。暫くして、596峰が見えてきた。

雪が残る林道を、壷足で気持ち良く歩く。

林道のC420付近から、596峰に向かう尾根に取り付く。その前に休憩して展望を楽しんだ。北東方向に北斗市の最高峰・二股岳(825.6m)が見えた。

同じ地点から東方向には、登頂を断念した北斗三角山。雪はわずかに残っている程度。

春の陽射しを浴びながら、壷足のまま最初は緩く登っていく。

気持ち良い台地の先に、596峰の急な北側斜面が迫ってきた。

アイゼンを付けて、急な斜面を登る。

北西方向を振り返ると、中二股沢川と上二股沢川に挟まれた山域に、三角形の山がいくつか目に入った。左は615峰、右は712.0峰(三等三角点、点名:小滝)。
![615峰[左]と712峰[点名:小滝] 615峰[左]と712峰[点名:小滝]](//img01.naturum.ne.jp/usr/s/a/n/sangakuclub2/20230402-L%E5%8C%97%E6%96%97596%E5%B3%B0k615%E5%B3%B0%5B%E5%B7%A6%5D%E3%81%A8712%E5%B3%B0%5B%E7%82%B9%E5%90%8D%E3%83%BB%E5%B0%8F%E6%BB%9D%5Dk.jpg)
斜面の最後は、雪面と笹斜面のミックス帯。ここを慎重に通過して、頂上の一角に上がる。たくさんのサルノコシカケ類を付けたブナが立っていた。

11時45分、596峰の頂上に到着。付近は背の低い笹藪と、東側に残雪が少々。

頂上から、周辺の山々が指呼できた。南西は設計山(もっけやま、701.5m)方面。

南東隣りには628峰(通称:奥三角山)。
![頂上から南東隣りの628峰[奥三角山] 頂上から南東隣りの628峰[奥三角山]](//img01.naturum.ne.jp/usr/s/a/n/sangakuclub2/20230402-P%E5%8C%97%E6%96%97596%E5%B3%B0k%E9%A0%82%E4%B8%8A%E3%81%8B%E3%82%89%E5%8D%97%E6%9D%B1%E9%9A%A3%E3%82%8A%E3%81%AE628%E5%B3%B0%5B%E5%A5%A5%E4%B8%89%E8%A7%92%E5%B1%B1%5Dk.jpg)
東南東に北斗毛無山(750.4m)。

東北東に北斗三角山(605m)。

596峰の頂上東側に残った雪面で、二股岳を背景に入れて全体集合写真を撮る。

12時18分、下山を開始。雪の急斜面は、笹が茂った小尾根も使いながら慎重に下がる。相変わらず、二股岳などの山なみが青空を背景に美しく眺められた。

あちらこちらで、春の気配を感じることができた。雪面では「根開け」。

雪融け水を集めた、せせらぎや小さな滝の音。


水たまりで見かけた、エゾサンショウウオの卵嚢(らんのう)。

同じ場所で、こちらはエゾアカガエル。

キクザキイチゲ(菊咲一華)か。二輪咲いていた。

フキノトウ(蕗の薹)のトリオ。

フクジュソウ(福寿草)。

13時35分、大野ダム入口ゲート前に到着。挨拶と連絡事項伝達を終えて、解散した。
新年度最初の山行は、残雪不足のため目標の山を変えたが、結果的に春山を十分に楽しむことができた。新年度も、よろしくお願いいたします。
2022年3月20日、奥三角山から596m峰を周回したブログは、こちらをどうぞ。
大野ダム入口ゲート前を8時57分に出発。国道227号線を、車に注意しながら江差方面に300mほど歩いて、中小屋林道に入る。三角山の北側斜面は、地肌がかなり出ていた。

国道から林道の雪上に上がってスノーシューやかんじきを装着し、林道を辿っていく。

林道を400mほど進み、送電線下を左折して巡回路を上がる。途中で残雪が途切れてスノーシューなどを外し、尾根に出たところも雪は消えていた。左下に、出発した大野ダム入口ゲート付近が見えている。

三角山の頂上に向かう尾根稜線は、ご覧のとおり背の高い笹薮になっているため、登頂を断念。リーダー提案と参加者同意により、596峰を目指すことにした。

林道まで下がり、奥に向かって進み始める(10時3分)。暫くして、596峰が見えてきた。

雪が残る林道を、壷足で気持ち良く歩く。

林道のC420付近から、596峰に向かう尾根に取り付く。その前に休憩して展望を楽しんだ。北東方向に北斗市の最高峰・二股岳(825.6m)が見えた。

同じ地点から東方向には、登頂を断念した北斗三角山。雪はわずかに残っている程度。

春の陽射しを浴びながら、壷足のまま最初は緩く登っていく。

気持ち良い台地の先に、596峰の急な北側斜面が迫ってきた。

アイゼンを付けて、急な斜面を登る。

北西方向を振り返ると、中二股沢川と上二股沢川に挟まれた山域に、三角形の山がいくつか目に入った。左は615峰、右は712.0峰(三等三角点、点名:小滝)。
![615峰[左]と712峰[点名:小滝] 615峰[左]と712峰[点名:小滝]](http://img01.naturum.ne.jp/usr/s/a/n/sangakuclub2/20230402-L%E5%8C%97%E6%96%97596%E5%B3%B0k615%E5%B3%B0%5B%E5%B7%A6%5D%E3%81%A8712%E5%B3%B0%5B%E7%82%B9%E5%90%8D%E3%83%BB%E5%B0%8F%E6%BB%9D%5Dk.jpg)
斜面の最後は、雪面と笹斜面のミックス帯。ここを慎重に通過して、頂上の一角に上がる。たくさんのサルノコシカケ類を付けたブナが立っていた。

11時45分、596峰の頂上に到着。付近は背の低い笹藪と、東側に残雪が少々。

頂上から、周辺の山々が指呼できた。南西は設計山(もっけやま、701.5m)方面。

南東隣りには628峰(通称:奥三角山)。
![頂上から南東隣りの628峰[奥三角山] 頂上から南東隣りの628峰[奥三角山]](http://img01.naturum.ne.jp/usr/s/a/n/sangakuclub2/20230402-P%E5%8C%97%E6%96%97596%E5%B3%B0k%E9%A0%82%E4%B8%8A%E3%81%8B%E3%82%89%E5%8D%97%E6%9D%B1%E9%9A%A3%E3%82%8A%E3%81%AE628%E5%B3%B0%5B%E5%A5%A5%E4%B8%89%E8%A7%92%E5%B1%B1%5Dk.jpg)
東南東に北斗毛無山(750.4m)。

東北東に北斗三角山(605m)。

596峰の頂上東側に残った雪面で、二股岳を背景に入れて全体集合写真を撮る。

12時18分、下山を開始。雪の急斜面は、笹が茂った小尾根も使いながら慎重に下がる。相変わらず、二股岳などの山なみが青空を背景に美しく眺められた。

あちらこちらで、春の気配を感じることができた。雪面では「根開け」。

雪融け水を集めた、せせらぎや小さな滝の音。


水たまりで見かけた、エゾサンショウウオの卵嚢(らんのう)。

同じ場所で、こちらはエゾアカガエル。

キクザキイチゲ(菊咲一華)か。二輪咲いていた。

フキノトウ(蕗の薹)のトリオ。

フクジュソウ(福寿草)。

13時35分、大野ダム入口ゲート前に到着。挨拶と連絡事項伝達を終えて、解散した。
新年度最初の山行は、残雪不足のため目標の山を変えたが、結果的に春山を十分に楽しむことができた。新年度も、よろしくお願いいたします。
2022年3月20日、奥三角山から596m峰を周回したブログは、こちらをどうぞ。