2021年12月16日
12月15日(水) バードウオッチング@鹿部・大沼
12月の自然部企画は、恒例のバードウオッチング。今回も近郊の鹿部町海岸と大沼公園を訪れて、海鳥などを観察した。参加は15名。
最初に、12月12日の東円山(こちら)の帰路でも立ち寄った、鹿部町林間分譲地に自生する「ヤエガワカンバ(八重皮樺)」を観察した。

幹は幾重にも被さる樹皮に覆われている。

その足元で見かけた、季節外れのフキノトウ。

最初に出来澗(できま)海岸に出向いて、海鳥を探す。この海岸は江戸時代初期の寛永17年(1640年)、駒ヶ岳大噴火時に山体崩壊で岩屑(がんせつ)なだれが発生し、内浦湾に流れ出した際の堆積物で形成された。
高さ20mほどの海食崖に、ヒメウが営巣地(コロニー)を作っている。崖にへばりつくヒメウが見えるだろうか。

今回は食餌で沖に出ている時間帯なのか、コロニーにいるヒメウの数が少なかった。同じ場所で、4日前(12月11日)の昼頃に撮った写真もどうぞ。

海岸の突端からやや離れた波間に、何種類かの海鳥が泳いだり潜ったり(食餌)していた。シノリガモが3羽。

こちらはカイツブリか。

海岸まで往復した林間で、ウメガサソウやフユノハナワラビなどの山野草が見られた。こちらはツルリンドウ。

次に移動した出来澗漁港では、風向きの関係で波がやや高かったためか、ヒメウ1羽を見かけただけであった。頂上部が雲に覆われた駒ヶ岳を望む。

本別漁港に移ると、割合に多くの海鳥を観察することができた。こちらはキンクロハジロの雄。

同じく、キンクロハジロの雄と雌の集団。

岩壁と直角に係留された漁船の舳先を、オオバンが泳いでいく。漁船の隙間を伺って平行移動しながら、写真を撮る。


単純にカモメかと思っていたが、嘴先端にある赤と黒の斑や羽毛の色取りから、ウミネコらしい。

時雨(通り雨)で虹がかかった。


次は折戸川の河口付近に移動。川岸にそっと近づくと、マガモの雄が悠々と泳いでいた。

チュウサギの姿を発見。写真には撮れなかったが、アオサギもいた。

物音か人影などに驚いて、川面から一斉に飛び立ったカモ類とチュウサギ。

鹿部漁港に移動する際に通りかかった鹿部海岸で、シノリガモを見かけた。

同じく、鹿部川河口の先に集まっていたホオジロガモ。

鹿部漁港で観察した、キンクロハジロの隊列。先頭は雌。

1羽で悠々と泳いでいたのは、カイツブリか。


鹿部町を後に、七飯町「大沼国際セミナーハウス」へ向かい、暖かいロビーを使わせてもらってランチタイムとした。
その後、大沼と小沼が繋がる「白鳥台セバット」で、マガモを観察。こちらは雄と雌のペア。

雄4羽のカルテット。「ダーク・ダックス」か(古いなぁ~)。

小沼から見上げる木地挽高原にも、雪は少ない。

最後に、恒例の全体集合写真を撮る(あと一人は?)。

ここで解散し、帰宅の途に就いた。
風が冷たく、時折り弱い時雨が降る天候であったが、馴染みの鳥類をたくさん観察することができた。
最初に、12月12日の東円山(こちら)の帰路でも立ち寄った、鹿部町林間分譲地に自生する「ヤエガワカンバ(八重皮樺)」を観察した。

幹は幾重にも被さる樹皮に覆われている。

その足元で見かけた、季節外れのフキノトウ。

最初に出来澗(できま)海岸に出向いて、海鳥を探す。この海岸は江戸時代初期の寛永17年(1640年)、駒ヶ岳大噴火時に山体崩壊で岩屑(がんせつ)なだれが発生し、内浦湾に流れ出した際の堆積物で形成された。
高さ20mほどの海食崖に、ヒメウが営巣地(コロニー)を作っている。崖にへばりつくヒメウが見えるだろうか。

今回は食餌で沖に出ている時間帯なのか、コロニーにいるヒメウの数が少なかった。同じ場所で、4日前(12月11日)の昼頃に撮った写真もどうぞ。

海岸の突端からやや離れた波間に、何種類かの海鳥が泳いだり潜ったり(食餌)していた。シノリガモが3羽。

こちらはカイツブリか。

海岸まで往復した林間で、ウメガサソウやフユノハナワラビなどの山野草が見られた。こちらはツルリンドウ。

次に移動した出来澗漁港では、風向きの関係で波がやや高かったためか、ヒメウ1羽を見かけただけであった。頂上部が雲に覆われた駒ヶ岳を望む。

本別漁港に移ると、割合に多くの海鳥を観察することができた。こちらはキンクロハジロの雄。

同じく、キンクロハジロの雄と雌の集団。

岩壁と直角に係留された漁船の舳先を、オオバンが泳いでいく。漁船の隙間を伺って平行移動しながら、写真を撮る。


単純にカモメかと思っていたが、嘴先端にある赤と黒の斑や羽毛の色取りから、ウミネコらしい。

時雨(通り雨)で虹がかかった。


次は折戸川の河口付近に移動。川岸にそっと近づくと、マガモの雄が悠々と泳いでいた。

チュウサギの姿を発見。写真には撮れなかったが、アオサギもいた。

物音か人影などに驚いて、川面から一斉に飛び立ったカモ類とチュウサギ。

鹿部漁港に移動する際に通りかかった鹿部海岸で、シノリガモを見かけた。

同じく、鹿部川河口の先に集まっていたホオジロガモ。

鹿部漁港で観察した、キンクロハジロの隊列。先頭は雌。

1羽で悠々と泳いでいたのは、カイツブリか。


鹿部町を後に、七飯町「大沼国際セミナーハウス」へ向かい、暖かいロビーを使わせてもらってランチタイムとした。
その後、大沼と小沼が繋がる「白鳥台セバット」で、マガモを観察。こちらは雄と雌のペア。

雄4羽のカルテット。「ダーク・ダックス」か(古いなぁ~)。

小沼から見上げる木地挽高原にも、雪は少ない。

最後に、恒例の全体集合写真を撮る(あと一人は?)。

ここで解散し、帰宅の途に就いた。
風が冷たく、時折り弱い時雨が降る天候であったが、馴染みの鳥類をたくさん観察することができた。