2021年11月01日
10月31日(日) 恵山(十三曲がりコース)
準ホームグラウンドの恵山(617.6m)。自生するサラサドウダンなどの紅葉を愛でに訪れた。参加は29人。
ホテル「恵風(けいぷ)」の駐車場から恵山の頂上方面を仰ぐ。中腹までは樹林帯だが、上部は火成岩の岩塊で埋め尽くされている。

参加メンバーが多いので二つのグループ(AチームとBチーム)に分け、それぞれにCLとSLを割り当てて、付かず離れずで行動することにした。駐車場を9時15分に出発。「森林浴コース」に向かう。

針葉樹と広葉樹が混じる林の中、落ち葉を踏みしめながら辿る。

砂防ダム付近から「十三曲がりコース」のつづら折れの登りに入る。

その入り口付近で目にとまった、ハウチワカエデの紅葉。

つづら折れを登っていく。黄葉もきれい。

樹林帯を抜けると、背の低いミヤマホツツジのオレンジ色が目に留まる。

視界が開けた所で休憩。赤や黄に色付いた葉が増えてきた。

恵山灯台方面を俯瞰する。山麓の樹林帯は、ナラ類などの葉で褐色に支配されている。

脇の笹原で見つけたツルリンドウの赤い実。宝石のような光沢が美しい。

ウルシの幼木も、一人前に紅葉している。

ハナヒリノキの紅葉は、暗い赤みを帯びたベンガラ色。

本日のメイン会場に近づいてきた。

ここから、錦繍のグラデーションをご覧ください。





火口原駐車場からのコースとの合流点で休憩。賽の河原を隔てて望む海向山は、紅葉・黄葉が終わって、山肌はほぼ褐色になっていた。

「権現堂コース」を登り始めるAチーム。

Bチームのスナップも。

今日は風向きの関係で噴煙が登山道側に流れ、硫黄臭で息苦しさを覚える箇所も複数あった。登山道の脇にも小さな噴気孔が…。

このコースには奇岩が多い。この岩塔は「しゃちほこ」にも見える。

頂上台地に上がって振り返ると、北海道で最初に設置された一等三角点を持つ古部丸山(691.0m)が、端正な姿を見せていた。

11時40分、頂上に到着。恒例の全体集合写真は、狭いためチーム別に撮った。


頂上台地で風を避けて昼食を摂り、12時20分にBチームを先頭に下山開始。「権現堂コース」のガンコウランは、実が熟していた。

「十三曲がりコース」に入って見かけた緑色の葉に赤い実は、ツゲの仲間。

岬展望台からのコースと合流して、さらに下っていく。中腹の錦繍と山麓の褐色が対照的。

「十三曲がりコース」のつづら折れを終えて、砂防ダムに到着。高い樹木の上にヤマブドウが鈴なりになっている。手が届かないので、「あのブドウはまだ酸っぱいに違いない」(イソップ物語)。

その近くにあったイタヤカエデの葉は、色付き始めたばかりで緑と黄の混交であった。

ホテル「恵風」のすぐ近くで見かけたハウチワカエデの綺麗な紅葉で、フィナーレとなった。駐車場には14時10分に到着。

駐車場で挨拶を済ませ、参加者に道央連盟から届いていた第50回北海道登山研究集会論文報告集(50周年記念号)と記念講演会パンフレットを配布して解散した。
高曇りの空であったが、時折り陽が射すなどの穏やかな天候のもと、秋の豊かな色彩をほぼベストなタイミングで堪能することができた。
ホテル「恵風(けいぷ)」の駐車場から恵山の頂上方面を仰ぐ。中腹までは樹林帯だが、上部は火成岩の岩塊で埋め尽くされている。

参加メンバーが多いので二つのグループ(AチームとBチーム)に分け、それぞれにCLとSLを割り当てて、付かず離れずで行動することにした。駐車場を9時15分に出発。「森林浴コース」に向かう。

針葉樹と広葉樹が混じる林の中、落ち葉を踏みしめながら辿る。

砂防ダム付近から「十三曲がりコース」のつづら折れの登りに入る。

その入り口付近で目にとまった、ハウチワカエデの紅葉。

つづら折れを登っていく。黄葉もきれい。

樹林帯を抜けると、背の低いミヤマホツツジのオレンジ色が目に留まる。

視界が開けた所で休憩。赤や黄に色付いた葉が増えてきた。

恵山灯台方面を俯瞰する。山麓の樹林帯は、ナラ類などの葉で褐色に支配されている。

脇の笹原で見つけたツルリンドウの赤い実。宝石のような光沢が美しい。

ウルシの幼木も、一人前に紅葉している。

ハナヒリノキの紅葉は、暗い赤みを帯びたベンガラ色。

本日のメイン会場に近づいてきた。

ここから、錦繍のグラデーションをご覧ください。





火口原駐車場からのコースとの合流点で休憩。賽の河原を隔てて望む海向山は、紅葉・黄葉が終わって、山肌はほぼ褐色になっていた。

「権現堂コース」を登り始めるAチーム。

Bチームのスナップも。

今日は風向きの関係で噴煙が登山道側に流れ、硫黄臭で息苦しさを覚える箇所も複数あった。登山道の脇にも小さな噴気孔が…。

このコースには奇岩が多い。この岩塔は「しゃちほこ」にも見える。

頂上台地に上がって振り返ると、北海道で最初に設置された一等三角点を持つ古部丸山(691.0m)が、端正な姿を見せていた。

11時40分、頂上に到着。恒例の全体集合写真は、狭いためチーム別に撮った。


頂上台地で風を避けて昼食を摂り、12時20分にBチームを先頭に下山開始。「権現堂コース」のガンコウランは、実が熟していた。

「十三曲がりコース」に入って見かけた緑色の葉に赤い実は、ツゲの仲間。

岬展望台からのコースと合流して、さらに下っていく。中腹の錦繍と山麓の褐色が対照的。

「十三曲がりコース」のつづら折れを終えて、砂防ダムに到着。高い樹木の上にヤマブドウが鈴なりになっている。手が届かないので、「あのブドウはまだ酸っぱいに違いない」(イソップ物語)。

その近くにあったイタヤカエデの葉は、色付き始めたばかりで緑と黄の混交であった。

ホテル「恵風」のすぐ近くで見かけたハウチワカエデの綺麗な紅葉で、フィナーレとなった。駐車場には14時10分に到着。

駐車場で挨拶を済ませ、参加者に道央連盟から届いていた第50回北海道登山研究集会論文報告集(50周年記念号)と記念講演会パンフレットを配布して解散した。
高曇りの空であったが、時折り陽が射すなどの穏やかな天候のもと、秋の豊かな色彩をほぼベストなタイミングで堪能することができた。