2021年03月01日
2月28日(日) 鏡山
函館市の最高気温が6.9℃と3月下旬並みに上がったこの日、晴天の鏡山(330.3m)で雪上ハイクを楽しんだ。標高こそ低いが頂上一帯は広い雪原になっており、渡島半島南部の展望は申し分がない。参加は25名。
北斗市の廃棄物処理場から先に続く広域農道に入り、道路脇の下町沢川二股の尾根(二つの橋の中間部)で出発準備を整える。9時ちょうどに出発。

下町沢川左沢の左岸に沿う尾根(北尾根)は、傾斜に緩急の変化がある。春の陽射しを浴びながら、気持ち良く歩を進める。

160mポコの下に、北海道新幹線・新茂辺地トンネルが通っている。3~4分待っていると、新函館北斗駅を発車して東京駅に向かう上り「はやぶさ18号」が通過していった。

C210付近で春の気配を感じながら休憩。天気が良いと、顔がほころぶ。

白色と褐色のモノトーンの世界で、蔓性植物の葉の緑色が目に付いた。

頂上に続く広い雪原を登っていくメンバー。雪面にウサギの足跡がたくさん付いていた。

間もなく頂上の一角に出る。空には巻雲が広がっているが、日差しはタップリある。

10時55分、広く平坦な頂上に到着。この一帯は、箱館戦争の「矢不来(やふらい)の戦い」の古戦場だったところである。

展望も楽しみながら、恒例の全体集合写真を撮る。


頂上からの展望をどうぞ。先ず、登って来た東北東には七重浜海岸と函館平野、向こうは横津連山。

横津連山に属す函館市の最高峰、袴腰岳(1108.4m)をズームで。左の三角形も連山の一角・烏帽子岳(1078m)。左下には、北海道新幹線の高架線路が新函館北斗駅に向かって左カーブを描いている。

北北東には秀峰・駒ヶ岳(1131m)と、左になだらかな木地挽高原。

駒ヶ岳をズームで。

木地挽高原から右、北北西方面の山々。北斗700m峰と北斗毛無山の頭、峩朗鉱山南西方の570.6m峰(点名:我呂)などの無名峰。
(※3月2日09:10、説明文と写真山名標記を修正)
![北斗700m峰、570.6m峰[点名・我呂] 北斗700m峰、570.6m峰[点名・我呂]](//img01.naturum.ne.jp/usr/s/a/n/sangakuclub2/20210228-O%E9%8F%A1%E5%B1%B1k%E5%8C%97%E6%96%97700m%E5%B3%B0%E3%80%81570.6m%E5%B3%B0%5B%E7%82%B9%E5%90%8D%E3%83%BB%E6%88%91%E5%91%82%5Dk.jpg)
北西に袴腰山、右奥に雷電山の頭。設計山は手前の山蔭で見えない。
(※3月2日09:10、説明文と写真山名標記を修正)

ちんまりとした不二山。

西に桂岳と681m峰(通称・釜谷岳)。
![桂岳と681m峰[通称・釜谷岳] 桂岳と681m峰[通称・釜谷岳]](//img01.naturum.ne.jp/usr/s/a/n/sangakuclub2/20210228-R%E9%8F%A1%E5%B1%B1k%E6%A1%82%E5%B2%B3%E3%81%A8681m%E5%B3%B0%5B%E9%80%9A%E7%A7%B0%E3%83%BB%E9%87%9C%E8%B0%B7%E5%B2%B3%5Dk.jpg)
南西遠くに七ッ岳と、左に雲を被る大千軒岳連山。手前は木古内町の411.7m峰(点名:亀川)。
![七ッ岳と411.7m峰[点名・亀川] 七ッ岳と411.7m峰[点名・亀川]](//img01.naturum.ne.jp/usr/s/a/n/sangakuclub2/20210228-S%E9%8F%A1%E5%B1%B1k%E4%B8%83%E3%83%83%E5%B2%B3%E3%81%A8411.7m%E5%B3%B0%5B%E7%82%B9%E5%90%8D%E3%83%BB%E4%BA%80%E5%B7%9D%5Dk.jpg)
そして、南南西には当別丸山(482.3m)。
![当別丸山[482.3m] 当別丸山[482.3m]](//img01.naturum.ne.jp/usr/s/a/n/sangakuclub2/20210228-T%E9%8F%A1%E5%B1%B1k%E5%BD%93%E5%88%A5%E4%B8%B8%E5%B1%B1k.jpg)
頂上の灌木に付けられた山名標識。

頂上に10分ほど滞在したあと、西風を避けて少し移動。南東方向の函館山を眺めながら、ランチタイム(25分間)。

11時40分に下山を開始。下町沢川左沢の右岸に沿う尾根(南尾根)をとる。303mポコの先は南側を巻いていく。

この日も春の使者のユキマクリが見られた。

C220付近の小さなコルで、尾根通しに下山する16人組と林道を辿る9人組に分かれて行動。尾根通し組の最後は、広域農道への急下降でフィナーレを迎える。

ここを滑り降りるメンバーも。

広域農道に架かる橋上から鏡山の頂上を見上げる。車列を置いた箇所に到着し、13時15分に下山を終了。

橋の上で簡単に挨拶を済ませ、車ごとに解散した。
のんびりゆったりの逍遥で、早春を感じられた一日であった。
北斗市の廃棄物処理場から先に続く広域農道に入り、道路脇の下町沢川二股の尾根(二つの橋の中間部)で出発準備を整える。9時ちょうどに出発。

下町沢川左沢の左岸に沿う尾根(北尾根)は、傾斜に緩急の変化がある。春の陽射しを浴びながら、気持ち良く歩を進める。

160mポコの下に、北海道新幹線・新茂辺地トンネルが通っている。3~4分待っていると、新函館北斗駅を発車して東京駅に向かう上り「はやぶさ18号」が通過していった。

C210付近で春の気配を感じながら休憩。天気が良いと、顔がほころぶ。

白色と褐色のモノトーンの世界で、蔓性植物の葉の緑色が目に付いた。

頂上に続く広い雪原を登っていくメンバー。雪面にウサギの足跡がたくさん付いていた。

間もなく頂上の一角に出る。空には巻雲が広がっているが、日差しはタップリある。

10時55分、広く平坦な頂上に到着。この一帯は、箱館戦争の「矢不来(やふらい)の戦い」の古戦場だったところである。

展望も楽しみながら、恒例の全体集合写真を撮る。


頂上からの展望をどうぞ。先ず、登って来た東北東には七重浜海岸と函館平野、向こうは横津連山。

横津連山に属す函館市の最高峰、袴腰岳(1108.4m)をズームで。左の三角形も連山の一角・烏帽子岳(1078m)。左下には、北海道新幹線の高架線路が新函館北斗駅に向かって左カーブを描いている。

北北東には秀峰・駒ヶ岳(1131m)と、左になだらかな木地挽高原。

駒ヶ岳をズームで。

木地挽高原から右、北北西方面の山々。北斗700m峰と北斗毛無山の頭、峩朗鉱山南西方の570.6m峰(点名:我呂)などの無名峰。
(※3月2日09:10、説明文と写真山名標記を修正)
![北斗700m峰、570.6m峰[点名・我呂] 北斗700m峰、570.6m峰[点名・我呂]](http://img01.naturum.ne.jp/usr/s/a/n/sangakuclub2/20210228-O%E9%8F%A1%E5%B1%B1k%E5%8C%97%E6%96%97700m%E5%B3%B0%E3%80%81570.6m%E5%B3%B0%5B%E7%82%B9%E5%90%8D%E3%83%BB%E6%88%91%E5%91%82%5Dk.jpg)
北西に袴腰山、右奥に雷電山の頭。設計山は手前の山蔭で見えない。
(※3月2日09:10、説明文と写真山名標記を修正)

ちんまりとした不二山。

西に桂岳と681m峰(通称・釜谷岳)。
![桂岳と681m峰[通称・釜谷岳] 桂岳と681m峰[通称・釜谷岳]](http://img01.naturum.ne.jp/usr/s/a/n/sangakuclub2/20210228-R%E9%8F%A1%E5%B1%B1k%E6%A1%82%E5%B2%B3%E3%81%A8681m%E5%B3%B0%5B%E9%80%9A%E7%A7%B0%E3%83%BB%E9%87%9C%E8%B0%B7%E5%B2%B3%5Dk.jpg)
南西遠くに七ッ岳と、左に雲を被る大千軒岳連山。手前は木古内町の411.7m峰(点名:亀川)。
![七ッ岳と411.7m峰[点名・亀川] 七ッ岳と411.7m峰[点名・亀川]](http://img01.naturum.ne.jp/usr/s/a/n/sangakuclub2/20210228-S%E9%8F%A1%E5%B1%B1k%E4%B8%83%E3%83%83%E5%B2%B3%E3%81%A8411.7m%E5%B3%B0%5B%E7%82%B9%E5%90%8D%E3%83%BB%E4%BA%80%E5%B7%9D%5Dk.jpg)
そして、南南西には当別丸山(482.3m)。
![当別丸山[482.3m] 当別丸山[482.3m]](http://img01.naturum.ne.jp/usr/s/a/n/sangakuclub2/20210228-T%E9%8F%A1%E5%B1%B1k%E5%BD%93%E5%88%A5%E4%B8%B8%E5%B1%B1k.jpg)
頂上の灌木に付けられた山名標識。

頂上に10分ほど滞在したあと、西風を避けて少し移動。南東方向の函館山を眺めながら、ランチタイム(25分間)。

11時40分に下山を開始。下町沢川左沢の右岸に沿う尾根(南尾根)をとる。303mポコの先は南側を巻いていく。

この日も春の使者のユキマクリが見られた。

C220付近の小さなコルで、尾根通しに下山する16人組と林道を辿る9人組に分かれて行動。尾根通し組の最後は、広域農道への急下降でフィナーレを迎える。

ここを滑り降りるメンバーも。

広域農道に架かる橋上から鏡山の頂上を見上げる。車列を置いた箇所に到着し、13時15分に下山を終了。

橋の上で簡単に挨拶を済ませ、車ごとに解散した。
のんびりゆったりの逍遥で、早春を感じられた一日であった。