2023年05月15日
5月14日(日) 北斗毛無山(登山道整備①-1:丸木橋補修)
北斗市の毛無山(750.4m、通称:北斗毛無山)で、当クラブの恒例となっている、「檜沢の滝」までの沢に架かる丸木橋の補修と、頂上までの登山道倒木処理を行った。参加は19名(ボランティア参加1名を含む)で、希望により丸木橋補修の11名と頂上までの登山道倒木処理などの8名に分かれた。
最初に、丸木橋補修の様子を紹介します。
毛無山登山口近くの国道227号線路側帯駐車場で打ち合わせを行い、8時23分に出発。今年は10の丸木橋のうち、8つを直す予定。
大野川を吊り橋で渡り、樹林帯を抜けた先の沢にある最初の渡渉箇所は三つの橋を架けていたが、流れの変りやすい所なので少し上流に付け替えて、二つの橋で渡れるようにした。
二番目の橋は、半分が流されていた。丸木を組み合わせて番線で縛り、歩きやすいように上面に砂利を乗せる。水が円滑に流れて橋を壊さないよう、沢底を深くする。手分けして作業に当たり、20分ほどで完成。
旧道との分岐から檜沢の滝に向かう登山道に入り、3番目の橋を補修する。ここも同様の作業を行った。女性陣もスコップ作業に加わる。
4番目の橋が完了。
5番目、6番目、7番目の橋と、次々に補修を終えた。
8番目の橋(最後)は、檜沢の滝のすぐ下に架かっている。
流れもスムーズになった。11時35分に作業を完了。
今回の作業終了点にある檜沢の滝。水量はほぼ普段どおりであった。ここで解散して、駐車場に戻るグループ、滝の脇でランチを摂ってから下山するグループ、大石の沼の先まで足を延ばすグループに分かれて行動した。
旧道コースと檜沢の滝コースの分岐にある標識。
この分岐から檜沢の滝に向かって50mほど行くと、登山道は砂防ダムの脇をトラバースしている。ここの道が上部からの土砂崩落のため、通過が危険な状態になっていると、複数会員から報告があった。このため、丸木橋補修の前日(5月13日)に有志で登山道を付け替えて、通過の安全を図った。
トラバース道が崩れた様子(5月5日撮影、Akさん提供)。
崩れた道の1~3m上方に、10mほどの長さの道を新しく付けた(5月13日撮影)。
付け終えたトラバース道の様子(5月13日撮影。及び5月14日下山時撮影、Akさん提供)。
山野草の花の写真も、いくつか掲載します。先ず、タチカメバソウ(立亀葉草)。
キバナイカリソウ(黄花碇草)。
オオバキスミレ(大葉黄菫)。
ニリンソウ(二輪草)。
本来白色である萼片(花びらではない)の一部または全面が緑色になった、ミドリニリンソウ(緑二輪草)。
檜沢の滝の周辺でも馴染みのサンカヨウ(山荷葉)。花びらが雨に濡れると、ガラス細工のように透き通って美しい。蕾も多かったので、これからたくさん開き始めそう。
今年は殆どの丸木橋が沢底が浅くなって水没したり、流されたりして渡れない状態だったので、作業量は結構あった。しかし、手際の良い作業で、昼前には完了することができた。
安心して初夏の毛無山を楽しんで下さい。頂上までの登山道整備(倒木処理など)の様子は、次のブログで紹介します。
最初に、丸木橋補修の様子を紹介します。
毛無山登山口近くの国道227号線路側帯駐車場で打ち合わせを行い、8時23分に出発。今年は10の丸木橋のうち、8つを直す予定。
大野川を吊り橋で渡り、樹林帯を抜けた先の沢にある最初の渡渉箇所は三つの橋を架けていたが、流れの変りやすい所なので少し上流に付け替えて、二つの橋で渡れるようにした。
二番目の橋は、半分が流されていた。丸木を組み合わせて番線で縛り、歩きやすいように上面に砂利を乗せる。水が円滑に流れて橋を壊さないよう、沢底を深くする。手分けして作業に当たり、20分ほどで完成。
旧道との分岐から檜沢の滝に向かう登山道に入り、3番目の橋を補修する。ここも同様の作業を行った。女性陣もスコップ作業に加わる。
4番目の橋が完了。
5番目、6番目、7番目の橋と、次々に補修を終えた。
8番目の橋(最後)は、檜沢の滝のすぐ下に架かっている。
流れもスムーズになった。11時35分に作業を完了。
今回の作業終了点にある檜沢の滝。水量はほぼ普段どおりであった。ここで解散して、駐車場に戻るグループ、滝の脇でランチを摂ってから下山するグループ、大石の沼の先まで足を延ばすグループに分かれて行動した。
旧道コースと檜沢の滝コースの分岐にある標識。
この分岐から檜沢の滝に向かって50mほど行くと、登山道は砂防ダムの脇をトラバースしている。ここの道が上部からの土砂崩落のため、通過が危険な状態になっていると、複数会員から報告があった。このため、丸木橋補修の前日(5月13日)に有志で登山道を付け替えて、通過の安全を図った。
トラバース道が崩れた様子(5月5日撮影、Akさん提供)。
崩れた道の1~3m上方に、10mほどの長さの道を新しく付けた(5月13日撮影)。
付け終えたトラバース道の様子(5月13日撮影。及び5月14日下山時撮影、Akさん提供)。
山野草の花の写真も、いくつか掲載します。先ず、タチカメバソウ(立亀葉草)。
キバナイカリソウ(黄花碇草)。
オオバキスミレ(大葉黄菫)。
ニリンソウ(二輪草)。
本来白色である萼片(花びらではない)の一部または全面が緑色になった、ミドリニリンソウ(緑二輪草)。
檜沢の滝の周辺でも馴染みのサンカヨウ(山荷葉)。花びらが雨に濡れると、ガラス細工のように透き通って美しい。蕾も多かったので、これからたくさん開き始めそう。
今年は殆どの丸木橋が沢底が浅くなって水没したり、流されたりして渡れない状態だったので、作業量は結構あった。しかし、手際の良い作業で、昼前には完了することができた。
安心して初夏の毛無山を楽しんで下さい。頂上までの登山道整備(倒木処理など)の様子は、次のブログで紹介します。