2022年03月15日
3月13日(日) 鏡山、砂蘭部岳&横山
オミクロン株による新型コロナウイルス感染症・第六波の急速な拡大により、当クラブは二か月にわたって月例会や会山行の活動を控えていた。
このたび、函館市と周辺市町の感染者数(前一週間平均)がピーク時の四割程度に減少し、やや落ち着いてきたことから、会山行として活動を再開することにした。
久し振りの会山行には、軽い雪中散歩の鏡山(330.3m)南尾根コースと、早春限定でハードな砂蘭部岳(984.1m)北尾根コース&横山(928.8m)の二本を組んだ。
先ず、鏡山の報告から。参加は19名。
北斗市「渡島廃棄物処理広域連合・クリーンおしま」の先、C110付近の林道入口を10時ちょうどに出発。林道を利用して南尾根コースの標高点303に上がり、北に続く尾根を辿って、頂上には11時40分に到着。

広い頂上から、西方に桂岳(中央、733.6m)と681m峰(左)を望む。

北方に木地挽山(683m)の高原。左は北斗毛無山(750.4m)。

恒例の全体集合写真に納まる。

同じコースを戻る。途中で見かけた立派なツルウメモドキの蔓。


標高点303手前のコルで、ゆったりとランチタイム(12時3分着、12時33分発)。


下山途中のスナップ。

北海道新幹線・新茂辺地トンネルの真上あたりから、函館山を望む。

13時30分、登山口に到着して下山終了。
久し振りの会山行は、曇り空ながらも穏やかな天候に恵まれ、ゆっくりと雪上ハイクを楽しむことができた。
==========
次に、砂蘭部岳と横山の報告をどうぞ。参加は10名。
八雲町中心部から砂蘭部川右岸に沿う道路を上流に向かい、C186付近の林道分岐まで車を乗り入れることができた。7時5分に出発。すぐ先の標高点193から左の林道に入り、標高点308から正面尾根の急斜面を左寄りに斜上して、三角点(500.9m)に上がる。雪塊の重みに耐えるダケカンバが迎えてくれた。

ここから、やや広い尾根上を辿って高度をゆっくり上げていく。上空は高層雲から高積雲に変わって時々薄日が射したり青空が覗いたり、また風も弱くて穏やかな天候になった。標高点625付近の雪原を進むメンバー。

標高点726を過ぎると、このコースで二回目の急登に差し掛かる。数トンの重い雪塊に耐える樹木が励ましてくれる。

砂蘭部岳と横山を繋ぐ稜線に出ると、目の前に乙部岳(1016.9m)の雄姿が目に飛び込んでくる。

左手には稜線続きの横山。

右手の961m峰を越えると、砂蘭部岳の本峰が初めて姿を現した。

稜線から西北西方向の視界が開け、遊楽部岳(右、1277m)や雄鉾岳(中央、999.5m)などが望めた。

雄鉾岳(右)と元小屋沢山(中央、969.3m)をアップで。

稜線上のコルから、砂蘭部岳の本峰を見上げる。

稜線の東側に雪庇が大きく張り出し、一部は崩落を始めていた。稜線を離れて、右手の樹林帯を登っていく。

11時45分、頂上に到着。

恒例の全体集合写真に納まるメンバー。

上空はまた厚い高層雲に変わっていたが、頂上からの展望は見ごたえがあった。駒ヶ岳方面(東南東方向)は霞んで見えなかったが、乙部岳方面(南南東方向)から時計周りにどうぞ。

眼下には、頂上周辺に岩壁を巡らした小鉾岳(791.7m)。通常の登山コース最終点(山名標識あり)と最高点(岩峰の頂)には10m以上の標高差がありそう。

西南西方向。

西方向。

西北西方向。

北北西方向には、はるか遠くに道南の最高峰・狩場山(左、1520.2m)が望めた。右は辿ってきた961m峰。

961m峰(左)と横山(中央)。

両方の山の間、ズームにすると遠くに羊蹄山の頂部が浮かんでいた。

頂上を11時55分に出発。少し下がった風の弱い鞍部でランチタイムとする(12時5分~30分)。横山に向かう稜線から、眼下に野田追岳(705.8m)を眺める。

稜線上のオブジェと横山。

13時18分、横山の頂上に到着。

ここでも全体集合写真を撮る。13時39分、下山にかかる。

登りと同じコースを辿って出発点に戻る。間もなく到着という標高点193付近で、巨大なマッシュルームの形をしたオブジェが迎えてくれた。15時42分、車を置いた地点に到着して、下山を終了した。

これまでは自主山行で行く「近くて遠い」砂蘭部岳&横山、今回会山行では初めて登ることができた。行動時間が8時間37分とハードではあったが、まずまずの好天と素晴らしい展望に恵まれ、大満足の復活山行であった。
このたび、函館市と周辺市町の感染者数(前一週間平均)がピーク時の四割程度に減少し、やや落ち着いてきたことから、会山行として活動を再開することにした。
久し振りの会山行には、軽い雪中散歩の鏡山(330.3m)南尾根コースと、早春限定でハードな砂蘭部岳(984.1m)北尾根コース&横山(928.8m)の二本を組んだ。
先ず、鏡山の報告から。参加は19名。
北斗市「渡島廃棄物処理広域連合・クリーンおしま」の先、C110付近の林道入口を10時ちょうどに出発。林道を利用して南尾根コースの標高点303に上がり、北に続く尾根を辿って、頂上には11時40分に到着。

広い頂上から、西方に桂岳(中央、733.6m)と681m峰(左)を望む。

北方に木地挽山(683m)の高原。左は北斗毛無山(750.4m)。

恒例の全体集合写真に納まる。

同じコースを戻る。途中で見かけた立派なツルウメモドキの蔓。


標高点303手前のコルで、ゆったりとランチタイム(12時3分着、12時33分発)。


下山途中のスナップ。

北海道新幹線・新茂辺地トンネルの真上あたりから、函館山を望む。

13時30分、登山口に到着して下山終了。
久し振りの会山行は、曇り空ながらも穏やかな天候に恵まれ、ゆっくりと雪上ハイクを楽しむことができた。
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次に、砂蘭部岳と横山の報告をどうぞ。参加は10名。
八雲町中心部から砂蘭部川右岸に沿う道路を上流に向かい、C186付近の林道分岐まで車を乗り入れることができた。7時5分に出発。すぐ先の標高点193から左の林道に入り、標高点308から正面尾根の急斜面を左寄りに斜上して、三角点(500.9m)に上がる。雪塊の重みに耐えるダケカンバが迎えてくれた。

ここから、やや広い尾根上を辿って高度をゆっくり上げていく。上空は高層雲から高積雲に変わって時々薄日が射したり青空が覗いたり、また風も弱くて穏やかな天候になった。標高点625付近の雪原を進むメンバー。

標高点726を過ぎると、このコースで二回目の急登に差し掛かる。数トンの重い雪塊に耐える樹木が励ましてくれる。

砂蘭部岳と横山を繋ぐ稜線に出ると、目の前に乙部岳(1016.9m)の雄姿が目に飛び込んでくる。

左手には稜線続きの横山。

右手の961m峰を越えると、砂蘭部岳の本峰が初めて姿を現した。

稜線から西北西方向の視界が開け、遊楽部岳(右、1277m)や雄鉾岳(中央、999.5m)などが望めた。

雄鉾岳(右)と元小屋沢山(中央、969.3m)をアップで。

稜線上のコルから、砂蘭部岳の本峰を見上げる。

稜線の東側に雪庇が大きく張り出し、一部は崩落を始めていた。稜線を離れて、右手の樹林帯を登っていく。

11時45分、頂上に到着。

恒例の全体集合写真に納まるメンバー。

上空はまた厚い高層雲に変わっていたが、頂上からの展望は見ごたえがあった。駒ヶ岳方面(東南東方向)は霞んで見えなかったが、乙部岳方面(南南東方向)から時計周りにどうぞ。

眼下には、頂上周辺に岩壁を巡らした小鉾岳(791.7m)。通常の登山コース最終点(山名標識あり)と最高点(岩峰の頂)には10m以上の標高差がありそう。

西南西方向。

西方向。

西北西方向。

北北西方向には、はるか遠くに道南の最高峰・狩場山(左、1520.2m)が望めた。右は辿ってきた961m峰。

961m峰(左)と横山(中央)。

両方の山の間、ズームにすると遠くに羊蹄山の頂部が浮かんでいた。

頂上を11時55分に出発。少し下がった風の弱い鞍部でランチタイムとする(12時5分~30分)。横山に向かう稜線から、眼下に野田追岳(705.8m)を眺める。

稜線上のオブジェと横山。

13時18分、横山の頂上に到着。

ここでも全体集合写真を撮る。13時39分、下山にかかる。

登りと同じコースを辿って出発点に戻る。間もなく到着という標高点193付近で、巨大なマッシュルームの形をしたオブジェが迎えてくれた。15時42分、車を置いた地点に到着して、下山を終了した。

これまでは自主山行で行く「近くて遠い」砂蘭部岳&横山、今回会山行では初めて登ることができた。行動時間が8時間37分とハードではあったが、まずまずの好天と素晴らしい展望に恵まれ、大満足の復活山行であった。