2021年10月12日
10月10日(日) 目国内岳(転じて「大人の遠足」)
コロナ禍の緊急事態宣言解除もあり、久し振りに函館から3時間のドライブを要するニセコ山系西部・目国内岳(1220m)を訪れようと企画した。山行のテーマは言うまでもなく紅葉鑑賞と展望(山座同定)で、錦繍の秋にどっぷりと浸る目的であった。参加は12名。
新見峠の駐車場には先客の車が2台。一足早く3人が出発していった。我が一行は、8時10分に駐車場を出発、登山届に記帳して登山道を辿る。会友のImさんと奥様も駐車場に到着され、少し離れて同行された。

さっそく現れた秋の気配をどうぞ。先ず、ハウチワカエデの紅葉。

ナナカマドの実。

古木のダケカンバのアーチを潜る。俗世界から神領域に入る関所のようにも思える。

出発から30分。強い風に対応して着こんだアウターウエアを調整する。


四合目あたりから振り返ったニセコ山系のシャクナゲ岳方面。C950から上部は、雲が被ってきた。

9時3分、間もなく前目国内岳(980.5m)の頂上に到着する。

強い風と見通しが効かない前目国内岳の頂上で、全体集合写真を撮る。


この先は風が更に強まって吹きさらしとなるうえ、天候の回復が見込めないことから、リーダーの提案とメンバーの同意により、ここから引き返すことにした。少し下がって雲の底から抜けると、近場の山々を望むことができた。南東に昆布岳(中、1044.9m)と有珠山(左奥、733m)。
![昆布岳[中]と有珠山[左奥] 昆布岳[中]と有珠山[左奥]](//img01.naturum.ne.jp/usr/s/a/n/sangakuclub2/20211010-K%E7%9B%AE%E5%9B%BD%E5%86%85%E5%B2%B3k%E6%98%86%E5%B8%83%E5%B2%B3%5B%E4%B8%AD%5D%E3%81%A8%E6%9C%89%E7%8F%A0%E5%B1%B1%5B%E5%B7%A6%E5%A5%A5%5Dk.jpg)
東にシャクナゲ岳(右)と白樺山(左)。
![シャクナゲ岳[右]と白樺山[左] シャクナゲ岳[右]と白樺山[左]](//img01.naturum.ne.jp/usr/s/a/n/sangakuclub2/20211010-L%E7%9B%AE%E5%9B%BD%E5%86%85%E5%B2%B3k%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%82%AF%E3%83%8A%E3%82%B2%E5%B2%B3%5B%E5%8F%B3%5D%E3%81%A8%E7%99%BD%E6%A8%BA%E5%B1%B1%5B%E5%B7%A6%5Dk.jpg)
復路の途中で見かけた秋の雰囲気。小灌木の紅葉はオオカメノキか?
![小灌木の紅葉[オオカメノキ?] 小灌木の紅葉[オオカメノキ?]](//img01.naturum.ne.jp/usr/s/a/n/sangakuclub2/20211010-M%E7%9B%AE%E5%9B%BD%E5%86%85%E5%B2%B3k%E5%B0%8F%E7%81%8C%E6%9C%A8%E3%81%AE%E7%B4%85%E8%91%89%5B%E3%82%AA%E3%82%AA%E3%82%AB%E3%83%A1%E3%83%8E%E3%82%AD%EF%BC%9F%5Dk.jpg)
三合目の標識は、登りのときにHtさんがやや遠くから「三八一〇円」に見えたとのこと。

下山路の正面に聳えるシャクナゲ岳(1074m)。被る雲の底は、高さ1000mくらいか。

たわわに実ったナナカマドの赤い実。

マイヅルソウの透明感ある赤い実(ピンボケで恐縮)。

登山口近くから眺めた、新見峠の谷を挟んだ白樺山(954m)の斜面。その名の通り、白樺の白い木肌が美しい。

いま一度、ハウチワカエデの紅葉をどうぞ。

10時に新見峠駐車場に到着し、「大人の遠足」として神仙沼レストハウスに向かう。そこから仰ぐと、巻雲は多いが青空も望める秋空であった。


大勢の観光客に交じって、神仙沼までの遠足とする。途中で偶然、当クラブ会員Fmさんのご一家とすれ違う。お互いにビックリ。観光客であふれる神仙沼テラスを離れ、大谷地方面に向かう人通りのごく少ない枝道の木道、秋の雰囲気の下でのんびりとランチタイム。

復路は神仙沼付近の湿原を巡るコースをとり、草もみじを味わう。チセヌプリ(1134.2m)も、標高約1000mから上は雲に隠れていた。



シベリア東部(アムール川中流域)を発達しながら東北東に進んだ低気圧によって、ニセコ山系でも南風が強くなり、山頂に雲がまとわりついてしまった。
強い風と見通しが効かないため前目国内岳で引き返したが、神仙沼逍遥を含めた「大人の遠足」は、紅葉もそこそこ鑑賞出来て、それなりに楽しく過ごすことができた。
現地で挨拶のあと解散し、車ごとに買い物を楽しむなど、ゆっくりと帰函した。
新見峠の駐車場には先客の車が2台。一足早く3人が出発していった。我が一行は、8時10分に駐車場を出発、登山届に記帳して登山道を辿る。会友のImさんと奥様も駐車場に到着され、少し離れて同行された。

さっそく現れた秋の気配をどうぞ。先ず、ハウチワカエデの紅葉。

ナナカマドの実。

古木のダケカンバのアーチを潜る。俗世界から神領域に入る関所のようにも思える。

出発から30分。強い風に対応して着こんだアウターウエアを調整する。


四合目あたりから振り返ったニセコ山系のシャクナゲ岳方面。C950から上部は、雲が被ってきた。

9時3分、間もなく前目国内岳(980.5m)の頂上に到着する。

強い風と見通しが効かない前目国内岳の頂上で、全体集合写真を撮る。


この先は風が更に強まって吹きさらしとなるうえ、天候の回復が見込めないことから、リーダーの提案とメンバーの同意により、ここから引き返すことにした。少し下がって雲の底から抜けると、近場の山々を望むことができた。南東に昆布岳(中、1044.9m)と有珠山(左奥、733m)。
![昆布岳[中]と有珠山[左奥] 昆布岳[中]と有珠山[左奥]](http://img01.naturum.ne.jp/usr/s/a/n/sangakuclub2/20211010-K%E7%9B%AE%E5%9B%BD%E5%86%85%E5%B2%B3k%E6%98%86%E5%B8%83%E5%B2%B3%5B%E4%B8%AD%5D%E3%81%A8%E6%9C%89%E7%8F%A0%E5%B1%B1%5B%E5%B7%A6%E5%A5%A5%5Dk.jpg)
東にシャクナゲ岳(右)と白樺山(左)。
![シャクナゲ岳[右]と白樺山[左] シャクナゲ岳[右]と白樺山[左]](http://img01.naturum.ne.jp/usr/s/a/n/sangakuclub2/20211010-L%E7%9B%AE%E5%9B%BD%E5%86%85%E5%B2%B3k%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%82%AF%E3%83%8A%E3%82%B2%E5%B2%B3%5B%E5%8F%B3%5D%E3%81%A8%E7%99%BD%E6%A8%BA%E5%B1%B1%5B%E5%B7%A6%5Dk.jpg)
復路の途中で見かけた秋の雰囲気。小灌木の紅葉はオオカメノキか?
![小灌木の紅葉[オオカメノキ?] 小灌木の紅葉[オオカメノキ?]](http://img01.naturum.ne.jp/usr/s/a/n/sangakuclub2/20211010-M%E7%9B%AE%E5%9B%BD%E5%86%85%E5%B2%B3k%E5%B0%8F%E7%81%8C%E6%9C%A8%E3%81%AE%E7%B4%85%E8%91%89%5B%E3%82%AA%E3%82%AA%E3%82%AB%E3%83%A1%E3%83%8E%E3%82%AD%EF%BC%9F%5Dk.jpg)
三合目の標識は、登りのときにHtさんがやや遠くから「三八一〇円」に見えたとのこと。

下山路の正面に聳えるシャクナゲ岳(1074m)。被る雲の底は、高さ1000mくらいか。

たわわに実ったナナカマドの赤い実。

マイヅルソウの透明感ある赤い実(ピンボケで恐縮)。

登山口近くから眺めた、新見峠の谷を挟んだ白樺山(954m)の斜面。その名の通り、白樺の白い木肌が美しい。

いま一度、ハウチワカエデの紅葉をどうぞ。

10時に新見峠駐車場に到着し、「大人の遠足」として神仙沼レストハウスに向かう。そこから仰ぐと、巻雲は多いが青空も望める秋空であった。


大勢の観光客に交じって、神仙沼までの遠足とする。途中で偶然、当クラブ会員Fmさんのご一家とすれ違う。お互いにビックリ。観光客であふれる神仙沼テラスを離れ、大谷地方面に向かう人通りのごく少ない枝道の木道、秋の雰囲気の下でのんびりとランチタイム。

復路は神仙沼付近の湿原を巡るコースをとり、草もみじを味わう。チセヌプリ(1134.2m)も、標高約1000mから上は雲に隠れていた。



シベリア東部(アムール川中流域)を発達しながら東北東に進んだ低気圧によって、ニセコ山系でも南風が強くなり、山頂に雲がまとわりついてしまった。
強い風と見通しが効かないため前目国内岳で引き返したが、神仙沼逍遥を含めた「大人の遠足」は、紅葉もそこそこ鑑賞出来て、それなりに楽しく過ごすことができた。
現地で挨拶のあと解散し、車ごとに買い物を楽しむなど、ゆっくりと帰函した。