2019年11月18日
11月17日(日) 海向山(八幡川コース)
活火山・恵山(617.6m)の外輪山最高峰である海向山(569.4m)を、八幡川コース利用で訪れた。2015年11月29日以来、4年振り。2日前に降ったと思われる雪が積もっており、多くのメンバーには初の雪山登行となった。参加者は29名。
旧椴法華村・八幡川右岸の林道終点にある登山口で準備を整える。9時15分に登山口を出発。

しばらく恵山に向かう八幡川コースを登り、途中のC290付近から登山道右側の谷に降りて向かい側に上がる。谷に下る崩落斜面は不安定なので、安全を期して「W土建?社長」がスコップで足場を切って下さった(感謝!)。

対岸の急斜面トラバース道を慎重に通過し、ほぼ平坦な疎林帯を辿る。雪面に映る樹影が美しい。


ほどなく、「賽ノ河原」駐車場から海向山に向かう登山道に合流。

海向山周回コース(右回り、左回り)の分岐で休憩。このあと、右回り(時計回り)コースをとって456m峰に向かう。

456m峰に到着。朝まで吹いていた強い北西風も、かなり弱まっていた。冬晴れの空の下、「しょっぱい川」の津軽海峡に反射する陽光がまぶしい。


456m峰から西方を望む。中央にどっしりとした三枚岳(585.6m)、右端に毛無山(630.6m)。左手前は恵山の外輪山のひとつである428m峰、右手前は海向山の一角。中央の白い建物は、函館市・恵山クリーンセンター。
![三枚岳[中585.6m]と毛無山[右630.6m] 三枚岳[中585.6m]と毛無山[右630.6m]](//img01.naturum.ne.jp/usr/s/a/n/sangakuclub2/20191117-H%E6%B5%B7%E5%90%91%E5%B1%B1k%E4%B8%89%E6%9E%9A%E5%B2%B3%5B%E4%B8%AD585.6m%5D%E3%81%A8%E6%AF%9B%E7%84%A1%E5%B1%B1%5B%E5%8F%B3630.6m%5Dk.jpg)
左後方を振り返れば、恵山の堂々たる姿。この日の噴煙量は少なかった。
![振り返ると恵山[617.6m] 振り返ると恵山[617.6m]](//img01.naturum.ne.jp/usr/s/a/n/sangakuclub2/20191117-I%E6%B5%B7%E5%90%91%E5%B1%B1k%E6%8C%AF%E3%82%8A%E8%BF%94%E3%82%8B%E3%81%A8%E6%81%B5%E5%B1%B1%5B617.6m%5Dk.jpg)
456m峰から標高差60mほど下ってから、海向山に登り返す。12時ちょうど、山頂に到着し、恒例の全体写真を撮る。


山頂から右回りコースを少し下がり、北西風を避けられる通称「恵山展望レストラン」でゆったりとランチタイム。天気良し眺め良しで、最高の贅沢。

12時45分、アイゼンを装着して下山を開始。急な下りをゆっくり慎重に辿っていく。

C350付近の平坦な樹林帯で、遅れている後続を待ちながら休憩する先頭メンバー。

この少し前の斜面と少し後の平坦地で、羆の足跡を発見。いずれも下り方向で大きさも似ていたので、同じ個体のものと思われる。海向山で羆の痕跡を見た経験はあまりない。


「賽ノ河原」駐車場に向かう登山道から逸れて平坦な疎林帯と急斜面のトラバース道を辿り、谷を越えて八幡川コースに出る。C260付近の小沢を越す水平道を行く後方メンバー。

14時45分、登山口に到着して下山終了。アイゼンに関する注意事項を交えた挨拶を終え、温泉は車ごととして解散した。

函館へ帰る途中、道の駅「なとわ・えさん」から眺めた夕照の海向山(左端)と恵山(右端)。

旧椴法華村・八幡川右岸の林道終点にある登山口で準備を整える。9時15分に登山口を出発。

しばらく恵山に向かう八幡川コースを登り、途中のC290付近から登山道右側の谷に降りて向かい側に上がる。谷に下る崩落斜面は不安定なので、安全を期して「W土建?社長」がスコップで足場を切って下さった(感謝!)。

対岸の急斜面トラバース道を慎重に通過し、ほぼ平坦な疎林帯を辿る。雪面に映る樹影が美しい。


ほどなく、「賽ノ河原」駐車場から海向山に向かう登山道に合流。

海向山周回コース(右回り、左回り)の分岐で休憩。このあと、右回り(時計回り)コースをとって456m峰に向かう。

456m峰に到着。朝まで吹いていた強い北西風も、かなり弱まっていた。冬晴れの空の下、「しょっぱい川」の津軽海峡に反射する陽光がまぶしい。


456m峰から西方を望む。中央にどっしりとした三枚岳(585.6m)、右端に毛無山(630.6m)。左手前は恵山の外輪山のひとつである428m峰、右手前は海向山の一角。中央の白い建物は、函館市・恵山クリーンセンター。
![三枚岳[中585.6m]と毛無山[右630.6m] 三枚岳[中585.6m]と毛無山[右630.6m]](http://img01.naturum.ne.jp/usr/s/a/n/sangakuclub2/20191117-H%E6%B5%B7%E5%90%91%E5%B1%B1k%E4%B8%89%E6%9E%9A%E5%B2%B3%5B%E4%B8%AD585.6m%5D%E3%81%A8%E6%AF%9B%E7%84%A1%E5%B1%B1%5B%E5%8F%B3630.6m%5Dk.jpg)
左後方を振り返れば、恵山の堂々たる姿。この日の噴煙量は少なかった。
![振り返ると恵山[617.6m] 振り返ると恵山[617.6m]](http://img01.naturum.ne.jp/usr/s/a/n/sangakuclub2/20191117-I%E6%B5%B7%E5%90%91%E5%B1%B1k%E6%8C%AF%E3%82%8A%E8%BF%94%E3%82%8B%E3%81%A8%E6%81%B5%E5%B1%B1%5B617.6m%5Dk.jpg)
456m峰から標高差60mほど下ってから、海向山に登り返す。12時ちょうど、山頂に到着し、恒例の全体写真を撮る。


山頂から右回りコースを少し下がり、北西風を避けられる通称「恵山展望レストラン」でゆったりとランチタイム。天気良し眺め良しで、最高の贅沢。

12時45分、アイゼンを装着して下山を開始。急な下りをゆっくり慎重に辿っていく。

C350付近の平坦な樹林帯で、遅れている後続を待ちながら休憩する先頭メンバー。

この少し前の斜面と少し後の平坦地で、羆の足跡を発見。いずれも下り方向で大きさも似ていたので、同じ個体のものと思われる。海向山で羆の痕跡を見た経験はあまりない。


「賽ノ河原」駐車場に向かう登山道から逸れて平坦な疎林帯と急斜面のトラバース道を辿り、谷を越えて八幡川コースに出る。C260付近の小沢を越す水平道を行く後方メンバー。

14時45分、登山口に到着して下山終了。アイゼンに関する注意事項を交えた挨拶を終え、温泉は車ごととして解散した。

函館へ帰る途中、道の駅「なとわ・えさん」から眺めた夕照の海向山(左端)と恵山(右端)。
