2023年06月26日
6月25日(日) 北斗毛無山(登山道整備②:刈り払い)
北斗市の毛無山(750.4m、通称:北斗毛無山)で、5月14日に実施した丸木橋の補修と頂上までの登山道倒木処理に続き、今回は七合目から頂上までの登山道刈り払いを行った。参加は15名(ボランティア参加3名、会友1名を含む)。
今年の刈り払いを実施するにあたって、機械を扱える主力の数人が「故障者リスト」に入ってしまったため、「はこだて自然倶楽部」K鹿さん運営のブログにボランティア参加募集を載せていただいた(当クラブのブログにも掲載)。その結果、3名の方が刈り払い機持参で参加してくださった。
登山口近くの国道227号線路側帯駐車場で刈り払い機操作担当1名とサポート要員2名の5グループに分かれ、注意事項を伝達して8時40分に出発。大野川を吊り橋で渡り、旧道コースを上がる。
三合目付近では登山道の一部がヤブ化していたので、檜沢の滝から上がってくる登山道を含め、A野グループが作業にあたった。ほかのグループは五合目の大石の沼で小休止。
当クラブ会員のY田夫妻によって、七合目までの刈り払いが済んでいた。毎年、大変な労力を払って下さることに敬服・感謝して進む。
登山道の脇にある高山植物は、刈り払わずに残す。[左上]シラネアオイ(白根葵)の実、[右上]ツクバネソウ(衝羽根草)、[左下]サンカヨウ(山荷葉)の実、[右下]オオウバユリ(大姥百合)。
[左上]エンレイソウ(延齢草)の実、[右上]クモキリソウ(雲切草、蜘蛛切草)、[左下]ジンヨウイチヤクソウ(腎葉一薬草)、[右下]ギョウジャニンニク(行者大蒜)の葱坊主。
10時20分、七合目から刈り払い作業を開始する。先ずボランティア参加のK口さんのグループ。後ろの二人は、刈り払った笹などで滑らないように登山道の脇へ寄せたり、刈り残しを切ったり、操作担当者の荷物の一部や機械の燃料を運んだりと、けっこうな仕事がある。
ほかのグループは先に進み、150mほどの間隔を空けて作業に取り掛かる。こちらはH谷グループ。
ボランティア参加のS藤さんのグループも作業を開始。
20mほど刈り払って振り向くと、そこには立派な登山道が…。
八合目相当(C640)のコルのあたりは、笹が背丈ほどに伸びていた。
八~九合目相当の間で作業するA野グループ。
この日は日本海から流れ込む低い雲に覆われて、気温の割には蒸し暑かった。雲が切れて青空が覗くと、緑色の葉とのコントラストが映えて、夏を感じる。
ボランティア参加のO谷さんのグループを一枚。
頂上に続く台地で丁寧に作業されるボランティア参加のS藤さん。
ここでも立派な登山道が復旧した。
近づいてきた頂上は、雲の中。
頂上直下で、二つのグループが作業している様子。画面右側の中程と下方にいるが、笹丈が高くて人がよく見えない。
四つのグループが頂上に達し、一緒に広場を刈り払う。三角点標石(三等三角点、点名:毛無岳)の周りもスッキリした。
最後のH谷グループも到着し、13時50分に作業を終えた。山名標識の前に活躍した刈り払い機5台を並べ、満足顔で全体集合写真に納まる皆さん。
雲は多かったが、頂上から見えた景色をどうぞ。先ず、東南東の七飯町中心部方面から。JR北海道の函館新幹線総合車両所の建物群が見える。
北東には、鉄塔群が建つ木地挽山(標高点683)。
駒ヶ岳(1131m)の頂上は雲の中。
北には二股岳、四九郎岳(通称)、弥五兵衛岳など。
遠くに羊蹄山(1898m)の裾斜面がうっすらと見えた。
北西方向には、17.5km離れた怪峰・狗神岳(899.5m)の姿も。
14時8分、頂上を後に意気揚々と下山する。
旧道の故・斎藤浩敏さん遭難慰霊地への分岐を過ぎた下りは、草丈が高いが道は明瞭。
大野川の吊り橋を渡ると、あと5~6分で登山口に着く。
15時58分、駐車場に到着。作業に参加できなかった当クラブのK田会長、及び担当リーダーから、ボランティア参加の方へのお礼を含む挨拶があった。
今年の登山道刈り払いは、強力なボランティア助っ人さん3名に参加していただいたお蔭で、短い作業時間で終えることができました。三名の方と募集の案内をブログに出していただいた「はこだて自然倶楽部」のK鹿さんには、厚くお礼申し上げます。来年もよろしくお願いします。
頂上までの登山道がすっきりしました。羆やダニに用心して、毛無山を楽しんで下さい。
今年の刈り払いを実施するにあたって、機械を扱える主力の数人が「故障者リスト」に入ってしまったため、「はこだて自然倶楽部」K鹿さん運営のブログにボランティア参加募集を載せていただいた(当クラブのブログにも掲載)。その結果、3名の方が刈り払い機持参で参加してくださった。
登山口近くの国道227号線路側帯駐車場で刈り払い機操作担当1名とサポート要員2名の5グループに分かれ、注意事項を伝達して8時40分に出発。大野川を吊り橋で渡り、旧道コースを上がる。
三合目付近では登山道の一部がヤブ化していたので、檜沢の滝から上がってくる登山道を含め、A野グループが作業にあたった。ほかのグループは五合目の大石の沼で小休止。
当クラブ会員のY田夫妻によって、七合目までの刈り払いが済んでいた。毎年、大変な労力を払って下さることに敬服・感謝して進む。
登山道の脇にある高山植物は、刈り払わずに残す。[左上]シラネアオイ(白根葵)の実、[右上]ツクバネソウ(衝羽根草)、[左下]サンカヨウ(山荷葉)の実、[右下]オオウバユリ(大姥百合)。
[左上]エンレイソウ(延齢草)の実、[右上]クモキリソウ(雲切草、蜘蛛切草)、[左下]ジンヨウイチヤクソウ(腎葉一薬草)、[右下]ギョウジャニンニク(行者大蒜)の葱坊主。
10時20分、七合目から刈り払い作業を開始する。先ずボランティア参加のK口さんのグループ。後ろの二人は、刈り払った笹などで滑らないように登山道の脇へ寄せたり、刈り残しを切ったり、操作担当者の荷物の一部や機械の燃料を運んだりと、けっこうな仕事がある。
ほかのグループは先に進み、150mほどの間隔を空けて作業に取り掛かる。こちらはH谷グループ。
ボランティア参加のS藤さんのグループも作業を開始。
20mほど刈り払って振り向くと、そこには立派な登山道が…。
八合目相当(C640)のコルのあたりは、笹が背丈ほどに伸びていた。
八~九合目相当の間で作業するA野グループ。
この日は日本海から流れ込む低い雲に覆われて、気温の割には蒸し暑かった。雲が切れて青空が覗くと、緑色の葉とのコントラストが映えて、夏を感じる。
ボランティア参加のO谷さんのグループを一枚。
頂上に続く台地で丁寧に作業されるボランティア参加のS藤さん。
ここでも立派な登山道が復旧した。
近づいてきた頂上は、雲の中。
頂上直下で、二つのグループが作業している様子。画面右側の中程と下方にいるが、笹丈が高くて人がよく見えない。
四つのグループが頂上に達し、一緒に広場を刈り払う。三角点標石(三等三角点、点名:毛無岳)の周りもスッキリした。
最後のH谷グループも到着し、13時50分に作業を終えた。山名標識の前に活躍した刈り払い機5台を並べ、満足顔で全体集合写真に納まる皆さん。
雲は多かったが、頂上から見えた景色をどうぞ。先ず、東南東の七飯町中心部方面から。JR北海道の函館新幹線総合車両所の建物群が見える。
北東には、鉄塔群が建つ木地挽山(標高点683)。
駒ヶ岳(1131m)の頂上は雲の中。
北には二股岳、四九郎岳(通称)、弥五兵衛岳など。
遠くに羊蹄山(1898m)の裾斜面がうっすらと見えた。
北西方向には、17.5km離れた怪峰・狗神岳(899.5m)の姿も。
14時8分、頂上を後に意気揚々と下山する。
旧道の故・斎藤浩敏さん遭難慰霊地への分岐を過ぎた下りは、草丈が高いが道は明瞭。
大野川の吊り橋を渡ると、あと5~6分で登山口に着く。
15時58分、駐車場に到着。作業に参加できなかった当クラブのK田会長、及び担当リーダーから、ボランティア参加の方へのお礼を含む挨拶があった。
今年の登山道刈り払いは、強力なボランティア助っ人さん3名に参加していただいたお蔭で、短い作業時間で終えることができました。三名の方と募集の案内をブログに出していただいた「はこだて自然倶楽部」のK鹿さんには、厚くお礼申し上げます。来年もよろしくお願いします。
頂上までの登山道がすっきりしました。羆やダニに用心して、毛無山を楽しんで下さい。