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山楽人2
山楽人2
日本勤労者山岳連盟所属
【ブログ作成担当】
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2019年09月05日

9月4日(水) 9月例会

 八月は、函館市でも最高気温が30℃を超える真夏日があったり、20℃に届かない肌寒い日があったりと、気温や天気の変動が大きい中、計画された会行事は予定通りに実施できた。
 最高気温25℃以上の夏日から始まった九月の月例会は、遠出組の不在もあって参加者はやや少な目ではあったが、地形図の学習会などで盛り上がった。

八月の行事報告
8/11(日)余市岳
 スキー場のゴンドラを往復利用して日帰り登山とした。ゴンドラ終点駅周辺は馴染みの花が多く見られた。残念ながら展望は良くなかったが登山道は良く刈り払われて歩きやすく 無風適温の山頂でゆったりとした時間が過ごせた。下山後も温泉入浴、ソフトクリームの美食、買い物などのプチ観光で「山の日」を満喫した。

8/11(日)駒ヶ岳・赤井川コース
 「山の日」函館居残り組の別企画。雲の中で展望はあまりないが、シラタマノキの実やドロノキの実、ヤマハハコ、イワギキョウ、ウラジロタデ、ネジバナなどを愛でながらゆっくり登山を楽しんだ。下山後は、麓の「ちゃっぷ林館」でまったり。

8/15(木)尾札部川入渓林道跡の草刈り
 南茅部斎場から尾札部川入渓地点に至る林道跡が背丈ほどのブッシュ状態になっており、羆との突然の遭遇も懸念されることから、3日後に予定の自然部行事に備えて草刈り作業を行った。

8/18(日)尾札部川(自然部)・川歩き
 尾札部川を標高60m付近の大滝まで歩いた。台風第10号による雨水が川の堆積物を洗い流してくれたので、爽やかな瀬音と綺麗な河床を楽しみながら、ゆっくりと歩くことができた。珍しいカリガネソウやヤマジノホトトギスなどが鑑賞できた。陽射しが降り注ぐ爽やかな日和で心配された虻もほとんど現れず、沢歩きを満喫した。

8/25(日)美利河丸山
 奥美利河温泉の駐車場を発着。ツルリンドウ、ジイソブ、アカバナなどのほか、ツルシキミの実、オオカメノキの実、ブナの実とキノコ類も多く見られた。雲は多めだが展望はまずまずで、駒ヶ岳、雄鉾岳、写万部山、カニカン岳やルコツ岳を眺めることができた。コース上の倒木は数か所あったが、気になる程ではなかった。

9/1(日)大千軒岳・知内川コース
 穏やかな天気の中、スタート直後の崩れた木橋の脇を、靴を濡らさずに渡渉する。金山番所跡付近から小雨に降られたが、林の中なのでほとんど濡れなかった。千軒平に近づくとウメバチソウ、アキノキリンソウ、オトギリソウ、稜線にはウツボグサ、ツリガネニンジンなどが見られた。始めはガスに隠れていた稜線も登るに連れて晴れ、穏やかな頂上では360度の絶景が見られた。

九月~十月始めの行事予定
 殿様街道(自然部) ゆっくり羊蹄山(前泊) 雄鉾岳 カニカン岳 東北ツアー(安達太良山、磐梯山、岩木山)

学習会:「地形図の見方」二回目
 過去に当会山行で道迷いが発生した山塊の地形図を元にして、参加者全員が沢を青色、尾根を赤色で記入して、地形を立体的に捉える目を養った。数人ずつのグループに分かれて互いに教え合いながら、予定した時間を超過するほど熱心に取り組んだ。今後も折に触れ、地形図を読む力を付けていきたい。
【ポイント】
尾根地形:高い所から低い所に向けて等高線が凸形になっている。高いところから低い所に向かうに連れて(下方に向かって)枝分かれする。
沢地形:低い所から高い所に向けて等高線が凸形になっている。低いところから高い所に向かうに連れて(上流に向かって)枝分かれする。
尾根と尾根の間は沢地形、沢と沢の間は尾根地形になっている。

地形図に谷(青色)と尾根(赤色)を記した例
谷・尾根入り地形図の例
  


Posted by 山楽人2 at 23:04Comments(0)登山アウトドア自然観察