2023年02月18日
2月15日(水) じゅんさい沼・湖上スノーハイク
この時期の自然部企画は、大沼や周辺湖沼の湖上スノーハイクを実施することが多い。今回は西大沼地区にあって、夏は蓴菜(じゅんさい)採り、冬は氷上ワカサギ釣りで知られる「じゅんさい沼」を訪れた。参加は21名。
大きな屋根と公衆トイレがある西大沼パーキングエリア(チェーン脱着場)を9時40分に出発。国道5号線を手押しの交通信号で渡り、じゅんさい沼の北にある小さな沼に向かう。

西大沼地区の閑静な住宅地を通って、小さい沼に降り立つ。舟も冬休み。

小さい沼を南に向かい、林の中に入っていく。

林を抜けると、じゅんさい沼が見えてきた。

じゅんさい沼の北岸に降り立つ。

北岸から南西方向に進む。右端の白い帯は送電線の敷地。

進行方向の左(東方向)に、大沼・小沼の展望が良い日暮山(303.4m)。

氷に大きな負荷をかけないよう、散らばって歩く。

振り返るとトレースは6本付いていたが、なかなか真っすぐには歩けない。

駒ヶ岳の大噴火に伴う岩屑(がんせつ)雪崩でできた「流山」と思われる小島。

氷に穴が開いていた。氷の厚みを調べるためか、氷上釣りのために掘ったものと思われる。ポールを差し込んでも底には届かない。危ないので、メンバーが雪の小山を作って塞いだ。

じゅんさい沼の西にある小さな湾に入っていく。

「流山」小島の高い樹上に、サギの巣が残っていた。

西湾の岸辺には、たくさんのサギの巣(今は空き家)があった。夏は、沼に住むワカサギやフナ、ヌマエビなどを餌にしているのだろう。

岸の近くに、黒く焼け焦げた木株が頭を出していた。駒ヶ岳大噴火の名残りだろうか。

雪雲が抜けて東の視界が開け、駒ヶ岳(1131m)が姿を見せてきた。これを背景に、恒例の全体集合写真を撮る。久し振りに会企画に参加された数名の会員も収まって…。

影を慕いて…。

九合目あたりから上部を雲に隠した駒ヶ岳。

剣ヶ峯直下の涸沢の壁にある岩場が、リフトに乗るスキーヤーに見える。

沼の南岸に沿って、東に進むメンバー。正面は日暮山。画面の右端に、時計回りでハート形を描いたWmさんのトレース(一部)。

国道5号線を走るトラックが見えてきた。

高さ50cmくらいの雪の塊が立っていた。スノーモービル旋回地点の目印だろうか。

南の湾は、ワカサギの氷上釣り場になっている。釣り小屋の中で、温まりながら釣りができる。

沼の東岸から50m離れた小島に、西大沼辨戝天宮が建立されている。辨戝天(弁財天)は七福神の中の1人だが、古代インドに流れていたという聖なる川を神格化した水と豊穣の女神である。じゅんざい沼が豊かな恵みをもたらしてくれるよう、祀られているのだろう。

祠の正面には、上部にキリ(桐)の花、左右にアシ(葦)と思われる植物が描かれていた。

西大沼辨戝天宮への舟乗り場に上陸し、「二の鳥居」をくぐる。

国道5号線下にある辨戝天宮「一の鳥居」をくぐり、西大沼パーキングエリア(チェーン脱着場)には12時ちょうどに戻った。

近くの大沼・小沼に比べればずっと小さいじゅんさい沼ではあるが、2時間20分かけてゆっくり一回りすると、時間の流れが日常より遅いように感じられた。時々広がる青空の下、穏やかな雪上スノーハイクを楽しむことができた。
大きな屋根と公衆トイレがある西大沼パーキングエリア(チェーン脱着場)を9時40分に出発。国道5号線を手押しの交通信号で渡り、じゅんさい沼の北にある小さな沼に向かう。

西大沼地区の閑静な住宅地を通って、小さい沼に降り立つ。舟も冬休み。

小さい沼を南に向かい、林の中に入っていく。

林を抜けると、じゅんさい沼が見えてきた。

じゅんさい沼の北岸に降り立つ。

北岸から南西方向に進む。右端の白い帯は送電線の敷地。

進行方向の左(東方向)に、大沼・小沼の展望が良い日暮山(303.4m)。

氷に大きな負荷をかけないよう、散らばって歩く。

振り返るとトレースは6本付いていたが、なかなか真っすぐには歩けない。

駒ヶ岳の大噴火に伴う岩屑(がんせつ)雪崩でできた「流山」と思われる小島。

氷に穴が開いていた。氷の厚みを調べるためか、氷上釣りのために掘ったものと思われる。ポールを差し込んでも底には届かない。危ないので、メンバーが雪の小山を作って塞いだ。

じゅんさい沼の西にある小さな湾に入っていく。

「流山」小島の高い樹上に、サギの巣が残っていた。

西湾の岸辺には、たくさんのサギの巣(今は空き家)があった。夏は、沼に住むワカサギやフナ、ヌマエビなどを餌にしているのだろう。

岸の近くに、黒く焼け焦げた木株が頭を出していた。駒ヶ岳大噴火の名残りだろうか。

雪雲が抜けて東の視界が開け、駒ヶ岳(1131m)が姿を見せてきた。これを背景に、恒例の全体集合写真を撮る。久し振りに会企画に参加された数名の会員も収まって…。

影を慕いて…。

九合目あたりから上部を雲に隠した駒ヶ岳。

剣ヶ峯直下の涸沢の壁にある岩場が、リフトに乗るスキーヤーに見える。

沼の南岸に沿って、東に進むメンバー。正面は日暮山。画面の右端に、時計回りでハート形を描いたWmさんのトレース(一部)。

国道5号線を走るトラックが見えてきた。

高さ50cmくらいの雪の塊が立っていた。スノーモービル旋回地点の目印だろうか。

南の湾は、ワカサギの氷上釣り場になっている。釣り小屋の中で、温まりながら釣りができる。

沼の東岸から50m離れた小島に、西大沼辨戝天宮が建立されている。辨戝天(弁財天)は七福神の中の1人だが、古代インドに流れていたという聖なる川を神格化した水と豊穣の女神である。じゅんざい沼が豊かな恵みをもたらしてくれるよう、祀られているのだろう。

祠の正面には、上部にキリ(桐)の花、左右にアシ(葦)と思われる植物が描かれていた。

西大沼辨戝天宮への舟乗り場に上陸し、「二の鳥居」をくぐる。

国道5号線下にある辨戝天宮「一の鳥居」をくぐり、西大沼パーキングエリア(チェーン脱着場)には12時ちょうどに戻った。

近くの大沼・小沼に比べればずっと小さいじゅんさい沼ではあるが、2時間20分かけてゆっくり一回りすると、時間の流れが日常より遅いように感じられた。時々広がる青空の下、穏やかな雪上スノーハイクを楽しむことができた。