2020年09月29日
9月27日(日) 黒松内岳
黒松内岳(740.0m)はブナの北限地として知られる黒松内町内に聳える。渡島半島の基部に位置するため、道南の駒ヶ岳・遊楽部岳から道央の羊蹄山・ニセコ連山までの展望が楽しめる。中腹に広がるブナ林も美しい。参加は16名。
登山口を10時5分に出発。いきなり急登で始まる。

しばらくの間、トドマツの植林地を直登する。

所どころに倒木が横たわっているが、跨ぐなり潜るなり…。

花四態、その①。左上:ツルリンドウ、右上:クロバナヒキオコシ、左下:シラヤマギク、右下:ミヤマアキノキリンソウ。

528mポコの一角にあがると、東側の展望が一気に広がる。休憩をとって、山座同定を楽しむ。東南東の方向、手前に写万部山と周辺の山々、はるか向こうに鷲別岳(室蘭岳)。

北東方向には、右から昆布岳、羊蹄山、ニセコ連山が望まれた。羊蹄山の頂上は、残念ながら雲の中。

花四態、その②。左上:エゾオヤマリンドウ、右上:エゾゴマナ(?)、左下:ヤマハハコ、右下:カワミドリ。

528mポコの尾根上に広がるブナ林。黄葉にはまだ早い。

515mコルの少し手前で、黒松内岳の頂上部と雪崩斜面が全容を現した。

葉や実もどうぞ。左上:ツルアリドオシの葉、右上:ツルシキミの実、左下:ガマズミの実、右下:チシマフウロの葉。

コルから頂上まで、標高差は225m。急なザレ場にはロープが設置されており、足元を確かめながら慎重にゆっくり登る。安全な箇所で振り返って、カメラにポーズのメンバー。

頂上に近づくと、足元が安定して登りやすくなる。

初登頂のメンバー3名が先頭に立って、12時2分に頂上到着。そのメンバーで記念写真。

曇り空ではあるが、道南・道央の山々を、ほぼ見通すことができた。南東の方向には、手前の二股山(568.7m)越しに雲を被った駒ヶ岳(1,131m)。

南方の手前に、美利河丸山(674.1m)。

南南西の方向には、先週に登った雄鉾岳(999.5m)の特異な姿。右山腹の岩峰は、割岩(790m)。

そして、奥に遊楽部岳(1,277m)。
![遊楽部岳[奥] 遊楽部岳[奥]](//img01.naturum.ne.jp/usr/s/a/n/sangakuclub2/20200927-Q%E9%BB%92%E6%9D%BE%E5%86%85%E5%B2%B3k%E9%81%8A%E6%A5%BD%E9%83%A8%E5%B2%B3%5B%E5%A5%A5%5Dk.jpg)
南西の方向に、近くの長万部岳(972.6m)。

東南東の方向に目を転じると、手前に写万部山と内浦湾越しに鷲別岳(室蘭岳)。

東方には、低いながら特異な姿の幌扶斯山(読み方は「ホロプスヤマ」で、手前の谷の中にJR小幌駅がある)と、その向こうに有珠山。左にオロフレ山と、チョコンと頭を出す徳舜瞥山。オロフレ山と徳舜瞥山の中間手前に、「ザ・Wホテル」も見える。

一等三角点を持つ、端正な三角形の昆布岳(1,044.9m)。頂上のすぐ左奥に頭を見せているのは、尻別岳(1,107.3m)。

北方向には、右に寿都湾が見えた。小振りな雲から、雨のカーテンが垂れ下がっている。雨の支度をして、12時35分に下山を開始。

固定ロープにも少し頼りながら、慎重に足をおろす。

これから向かう528mポコがある尾根は、ほぼブナの林に覆われている。

三合目のすぐ下から、迂回路を辿ってみた。小さな沢を横切るところ。

最後に、きのこ四態をどうぞ。どれも食べられそうにない(?)。

14時15分に下山終了。林道を700mほど奥に入ったところにある「重滝(しげたき)」を見に行こうとしたら、小雨が降り出したので、またの機会にした。道道9号線沿いのトイレがある駐車帯に戻ったところ、1台の車にパンクが発生していたが、男性陣がテキパキとスペアタイヤに交換。挨拶を済ませて、帰路についた。
空模様は今ひとつだったが適温で風も穏やかなうえ展望が良く、秋の風情を少し感じることができた。
登山口を10時5分に出発。いきなり急登で始まる。

しばらくの間、トドマツの植林地を直登する。

所どころに倒木が横たわっているが、跨ぐなり潜るなり…。

花四態、その①。左上:ツルリンドウ、右上:クロバナヒキオコシ、左下:シラヤマギク、右下:ミヤマアキノキリンソウ。

528mポコの一角にあがると、東側の展望が一気に広がる。休憩をとって、山座同定を楽しむ。東南東の方向、手前に写万部山と周辺の山々、はるか向こうに鷲別岳(室蘭岳)。

北東方向には、右から昆布岳、羊蹄山、ニセコ連山が望まれた。羊蹄山の頂上は、残念ながら雲の中。

花四態、その②。左上:エゾオヤマリンドウ、右上:エゾゴマナ(?)、左下:ヤマハハコ、右下:カワミドリ。

528mポコの尾根上に広がるブナ林。黄葉にはまだ早い。

515mコルの少し手前で、黒松内岳の頂上部と雪崩斜面が全容を現した。

葉や実もどうぞ。左上:ツルアリドオシの葉、右上:ツルシキミの実、左下:ガマズミの実、右下:チシマフウロの葉。

コルから頂上まで、標高差は225m。急なザレ場にはロープが設置されており、足元を確かめながら慎重にゆっくり登る。安全な箇所で振り返って、カメラにポーズのメンバー。

頂上に近づくと、足元が安定して登りやすくなる。

初登頂のメンバー3名が先頭に立って、12時2分に頂上到着。そのメンバーで記念写真。

曇り空ではあるが、道南・道央の山々を、ほぼ見通すことができた。南東の方向には、手前の二股山(568.7m)越しに雲を被った駒ヶ岳(1,131m)。

南方の手前に、美利河丸山(674.1m)。

南南西の方向には、先週に登った雄鉾岳(999.5m)の特異な姿。右山腹の岩峰は、割岩(790m)。

そして、奥に遊楽部岳(1,277m)。
![遊楽部岳[奥] 遊楽部岳[奥]](http://img01.naturum.ne.jp/usr/s/a/n/sangakuclub2/20200927-Q%E9%BB%92%E6%9D%BE%E5%86%85%E5%B2%B3k%E9%81%8A%E6%A5%BD%E9%83%A8%E5%B2%B3%5B%E5%A5%A5%5Dk.jpg)
南西の方向に、近くの長万部岳(972.6m)。

東南東の方向に目を転じると、手前に写万部山と内浦湾越しに鷲別岳(室蘭岳)。

東方には、低いながら特異な姿の幌扶斯山(読み方は「ホロプスヤマ」で、手前の谷の中にJR小幌駅がある)と、その向こうに有珠山。左にオロフレ山と、チョコンと頭を出す徳舜瞥山。オロフレ山と徳舜瞥山の中間手前に、「ザ・Wホテル」も見える。

一等三角点を持つ、端正な三角形の昆布岳(1,044.9m)。頂上のすぐ左奥に頭を見せているのは、尻別岳(1,107.3m)。

北方向には、右に寿都湾が見えた。小振りな雲から、雨のカーテンが垂れ下がっている。雨の支度をして、12時35分に下山を開始。

固定ロープにも少し頼りながら、慎重に足をおろす。

これから向かう528mポコがある尾根は、ほぼブナの林に覆われている。

三合目のすぐ下から、迂回路を辿ってみた。小さな沢を横切るところ。

最後に、きのこ四態をどうぞ。どれも食べられそうにない(?)。

14時15分に下山終了。林道を700mほど奥に入ったところにある「重滝(しげたき)」を見に行こうとしたら、小雨が降り出したので、またの機会にした。道道9号線沿いのトイレがある駐車帯に戻ったところ、1台の車にパンクが発生していたが、男性陣がテキパキとスペアタイヤに交換。挨拶を済ませて、帰路についた。
空模様は今ひとつだったが適温で風も穏やかなうえ展望が良く、秋の風情を少し感じることができた。