2023年10月31日
10月29日(日) 川汲台場山&489.7峰(点名:川汲峠)
川汲台場山は馴染みの山であるが、今回は初めて新川汲トンネル南西出入口付近にある駐車場を発着点として、二つの尾根を使って周回した。三角点がある489.7峰も、初めて頂上を踏んだ。参加は31名。
駐車場で出発前に、リーダーからコース概略説明と注意事項を伝達する。今回は、昨年11月27日山行以来の大人数。

駐車場からほぼ真北に上がる尾根を辿って、NTT管理道路のC350ヘアピンカーブ地点を目指す。尾根末端の取り付きはかなりの急傾斜で、笹や細い木も頼ってゆっくり登る。

メンバーの登りを手助けするOkさん。

紅葉や黄葉を愛でながら辛抱して登ると、10分ほどで傾斜が緩んでくる。

幅は細いが傾斜の緩い尾根でひと息入れる。

ハウチワカエデの紅葉が鮮やか。

40分の登りで、NTT管理道路のC350ヘアピンカーブ地点に到着。途中で拾った、エゾシカの落とし角を撮る。

小低木の葉で、交通信号を模してみた。来春の花芽を付けたナニワズ、モミジ、ツツジ。

キノコ4態もどうぞ。綺麗なキノコ、ボリボリ、ナメコ、大きなキノコ。

NTT管理道路を辿って、川汲峠を目指す。

進行方向右手の樹林の間から、台場の次に目指す489.7峰が見えた。

少し行くと、現役を引退したNTT施設も(かつての無線中継所)。

川汲峠に到着。ここはNTT管理道路、川汲峠林道、川汲温泉方面からの旧々道(道道)が交差している。

峠から北に向かい、すぐに台場山への登山道に入る。

10分少々の登りで11時15分、台場山に到着。早速、恒例の全体集合写真に納まる。今回は「チョキ(ピースサイン)」ポーズで。
この山も、明治元年に旧幕府軍(土方歳三隊)が造営し、新政府軍と対戦・勝利して「箱館戦争」の火蓋を切った遺構である。峠下台場山と同じく、縁に土塁が築かれているため頂部は窪地になっている。

南西から西方向に、霞む函館山(334m)と三森山(842.1m)。


南東にはNTT施設のすぐ左奥に、樹林に覆われた489.7峰が見える。それぞれの左(東側)には、川汲川源頭の急斜面を巻く旧々道(道道)が残っている。

10分足らずで台場山を後にする。逆光を浴びて、黄葉が光っていた。

NTT施設のフェンス前で、秋の陽を浴びながら優雅なランチタイムとする(30分間)。

施設の管理道路を離れて、笹を被った川汲峠林道に入っていく。

林道に咲いていた、シソ科カワミドリ(河碧、川緑)の花か?

林道の新川汲トンネル真上を過ぎたC430付近から、左の小尾根に上がる。ここは笹薮が深い。

小尾根に沿って、489.7峰まで標高差60mを上がる。背丈ほどの笹薮(笹竹!)漕ぎが待っていた。

12時57分、489.7峰(三等三角点、点名:川汲峠)に到着した。メンバー全員が初登頂。

頂上は笹に覆われ、ブナやカバの林で見通しも良くない。それでも、2020年12月6日に登った川汲台場山の北西にある527.6峰(二等三角点、点名:川汲)と合わせて、「川汲三山」登頂を達成することができ、満足であった。527.6峰を含むブログは、こちらをどうぞ。
頂上で登ってきた方向から右に90度折れて、南西の顕著な尾根を下がっていく。

ここでも見られたハウチワカエデの紅葉。

少し下がると古い踏み跡があり、歩きやすくなった。川汲峠林道のC425ヘアピンカーブに降り立つ。

カーブ地点からも、新川汲トンネル南西出入り口に下がる尾根を辿る。ここにも踏み跡があり、秋の風情を楽しみながら慎重に下っていく。


駐車場が見えてきた。尾根をそのまま進むとトンネル出入り口の真上に出て危険なので、右の急斜面をゆっくりと下りる。14時10分、駐車場に無事到着した。

二つの異なる尾根を登りと下りに利用して、初登頂の489.7峰も含めてゆったりと周回した。尾根にはわずかな踏み跡があり、旧い林道から489.7峰への登りはワイルドな深い藪漕ぎも楽しめた(?)。紅葉が見頃を迎え、秋の風情も十分に堪能した良い一日であった。
登り(駐車場~台場山:南尾根経由)1:35、移動:川汲峠林道(台場山~489.7峰:林道からの登りは藪漕ぎ)1:05、下り(489.7峰~駐車場:南西尾根経由)1:10。
駐車場で出発前に、リーダーからコース概略説明と注意事項を伝達する。今回は、昨年11月27日山行以来の大人数。

駐車場からほぼ真北に上がる尾根を辿って、NTT管理道路のC350ヘアピンカーブ地点を目指す。尾根末端の取り付きはかなりの急傾斜で、笹や細い木も頼ってゆっくり登る。

メンバーの登りを手助けするOkさん。

紅葉や黄葉を愛でながら辛抱して登ると、10分ほどで傾斜が緩んでくる。

幅は細いが傾斜の緩い尾根でひと息入れる。

ハウチワカエデの紅葉が鮮やか。

40分の登りで、NTT管理道路のC350ヘアピンカーブ地点に到着。途中で拾った、エゾシカの落とし角を撮る。

小低木の葉で、交通信号を模してみた。来春の花芽を付けたナニワズ、モミジ、ツツジ。

キノコ4態もどうぞ。綺麗なキノコ、ボリボリ、ナメコ、大きなキノコ。

NTT管理道路を辿って、川汲峠を目指す。

進行方向右手の樹林の間から、台場の次に目指す489.7峰が見えた。

少し行くと、現役を引退したNTT施設も(かつての無線中継所)。

川汲峠に到着。ここはNTT管理道路、川汲峠林道、川汲温泉方面からの旧々道(道道)が交差している。

峠から北に向かい、すぐに台場山への登山道に入る。

10分少々の登りで11時15分、台場山に到着。早速、恒例の全体集合写真に納まる。今回は「チョキ(ピースサイン)」ポーズで。
この山も、明治元年に旧幕府軍(土方歳三隊)が造営し、新政府軍と対戦・勝利して「箱館戦争」の火蓋を切った遺構である。峠下台場山と同じく、縁に土塁が築かれているため頂部は窪地になっている。

南西から西方向に、霞む函館山(334m)と三森山(842.1m)。


南東にはNTT施設のすぐ左奥に、樹林に覆われた489.7峰が見える。それぞれの左(東側)には、川汲川源頭の急斜面を巻く旧々道(道道)が残っている。

10分足らずで台場山を後にする。逆光を浴びて、黄葉が光っていた。

NTT施設のフェンス前で、秋の陽を浴びながら優雅なランチタイムとする(30分間)。

施設の管理道路を離れて、笹を被った川汲峠林道に入っていく。

林道に咲いていた、シソ科カワミドリ(河碧、川緑)の花か?

林道の新川汲トンネル真上を過ぎたC430付近から、左の小尾根に上がる。ここは笹薮が深い。

小尾根に沿って、489.7峰まで標高差60mを上がる。背丈ほどの笹薮(笹竹!)漕ぎが待っていた。

12時57分、489.7峰(三等三角点、点名:川汲峠)に到着した。メンバー全員が初登頂。

頂上は笹に覆われ、ブナやカバの林で見通しも良くない。それでも、2020年12月6日に登った川汲台場山の北西にある527.6峰(二等三角点、点名:川汲)と合わせて、「川汲三山」登頂を達成することができ、満足であった。527.6峰を含むブログは、こちらをどうぞ。
頂上で登ってきた方向から右に90度折れて、南西の顕著な尾根を下がっていく。

ここでも見られたハウチワカエデの紅葉。

少し下がると古い踏み跡があり、歩きやすくなった。川汲峠林道のC425ヘアピンカーブに降り立つ。

カーブ地点からも、新川汲トンネル南西出入り口に下がる尾根を辿る。ここにも踏み跡があり、秋の風情を楽しみながら慎重に下っていく。


駐車場が見えてきた。尾根をそのまま進むとトンネル出入り口の真上に出て危険なので、右の急斜面をゆっくりと下りる。14時10分、駐車場に無事到着した。

二つの異なる尾根を登りと下りに利用して、初登頂の489.7峰も含めてゆったりと周回した。尾根にはわずかな踏み跡があり、旧い林道から489.7峰への登りはワイルドな深い藪漕ぎも楽しめた(?)。紅葉が見頃を迎え、秋の風情も十分に堪能した良い一日であった。
登り(駐車場~台場山:南尾根経由)1:35、移動:川汲峠林道(台場山~489.7峰:林道からの登りは藪漕ぎ)1:05、下り(489.7峰~駐車場:南西尾根経由)1:10。