12月22日(日) 庄司山・納会(蒜沢川左岸コース)

山楽人2

2019年12月22日 22:05

一年締め括りの納会登山は、恒例の庄司山(570.3m)。この日はちょうど冬至。「一陽来復」とも呼ばれ、この後は日脚が徐々に延びて幸運がやって来るという意味を持つ。参加者は25名。

函館市亀田中野町の開拓地農道終点に車を止めて、出発の準備を整える。Km会長の挨拶があって、09:35に出発。


庄司山を見上げながら、蒜沢川左岸の登山道を緩やかに登っていく。



衣服調整のためにしばらく立ち止まった時間を利用して、使用期限が切れた「熊スプレー」を噴射してみる。手に霧状の噴射液が付着するので、あとで不用意に肌に触れないこと!!


C330三叉路で小休止。この付近に「亀田村」との標柱があった。1962年1月に町制施行で「亀田町」になるまで村として存在したそうな。



C340付近からジグを切りながら急坂を登る。


何度かジグを切って、C500を過ぎると尾根上の道となる。


最後の坂を上がって間もなく、11:15に山頂到着。



頂上の三吉(みよし)神社前で、早速「餅入りかぼちゃ汁粉」の作成に取り掛かる。女性陣が、かぼちゃの下拵え、粒あんの手作り、しゃぶしゃぶ用餅の買い出し、ポットの湯、箸・コップの用意、そして荷上げを分担してくれた(何人かの男性陣も荷上げをサポート)。



汁粉が温まるまで、作成担当以外は北尾根の先にある大岩の祠を参拝した。


「不動明王」と「弘法大師御堂」の扉を開けて参拝。



二つの祠の扉を閉めて、来年末の再訪を期す。


山頂に戻り、三吉神社と、祠に奉納された足の健康を祈念した30文(約70cm)の「鉄の草鞋」、無病を祈念して鎖を絡めた1.6mの「煙管(現在は分断)」も参拝する。


十分に温まった「餅入りかぼちゃ汁粉」は美味!! おかわりもあって、すぐに「完売」となった。



展望も少し。東の眼下には新中野ダム湖、蝦夷松山(667m)と雁皮山(747mと743.3m)。


南には霞む函館市街地と函館山。


恒例の全体写真を撮って、12:15に頂上を出発した。



C330三叉路では、ゾンビ{?)が手を振って見送ってくれた…。


13:15、農道終点に到着して下山終了。Sさん夫妻差し入れによるプロの味の暖かいコーヒーを戴きながら締めの挨拶があった。今年実施の会山行は52回、参加会員は延べ952名。来年も健康で多くの会員が楽しく山に登れますように…。と、見上げる空に飛行機雲。


農道終点で解散した。帰路のぶどう畑から俯瞰した函館山方面。


同じく振り返った庄司山と左奥に袴腰岳(1,108.4m)、烏帽子岳(1,078m)。


今年の納会は風が弱く、陽射しもあって穏やかな山行になった。「餅入りかぼちゃ汁粉」を準備してくれた女性陣に感謝です。また来年…。

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