2月2日(日) 清水山

山楽人2

2020年02月02日 23:57

今回の会山行は、函館空港の北東にある清水山(321.1m)。標高は低いが二等三角点が設置されており、展望が良い。かつては南東尾根を利用して登っていたが、今回は西側の尾根から上がった。傾斜は急だが、距離的にはずっと短い。参加者は24名。

函館市豊原町の民家前に車を止めさせてもらい、9時40分に出発。積雪がほとんどない牧草地の脇を通って、針葉樹林帯に入っていく。


尾根の取り付きに雪が少なく、思わぬ笹薮漕ぎとなった。


広葉樹林帯になって笹薮は少し薄くなったが、やはり雪が少なくて歩きづらい。衣服調整の休憩を取る。


雪の少ない急な斜面を詰めて、C280付近で傾斜が緩くなると、ようやく30cmほどの積雪になった。スノーシューやわかんを装着する。


麓には積雪がほとんどない。津軽海峡の右側(函館山方面)から雪雲が流れてくるが、幸いにも頭上には到来しなかった。


右の丸い頂は、北西隣りの310m峰。あとでこちらの頂上も訪問する。


その左奥に横津岳(1,167m)から烏帽子岳(1,078m)、袴腰岳(1,108.4m)に至る稜線が望めた。手前に雁皮山(743.3m、747m)なども。


10時55分、頂上に到着。小さな山頂標識を入れて、恒例の全体写真を撮る。



C280付近まで戻って右に折れ、吊り尾根を310m峰に向かう。函館市中心部方面は晴れて、函館山もはっきりと見えた。


尾根の途中で積雪が少なくなり、スノーシューやわかんをデポした。


最後の登りはご覧のような状態であった。


30分足らずで310m峰に到着。西側に樹林があるため、頂上は風が弱く暖かい。津軽海峡や恵山などを眺めながら、ランチタイムとする。


展望をどうぞ。東に恵山(617.6m)と海向山(569.4m)。


東北東に古部丸山(691.0m)。


北東には毛無山(630.6m)。


12時、310m峰から下山を始める。


C280付近から見上げる空に、上弦の半月。ここからは雪が少ないので、足元に注意しながら急斜面を慎重に下りる。


牧草地に出て、途中から作業道を辿った。


13時に下山を終了。車を止めさせてもらった民家の方に謝意を伝え、全員で挨拶を済ませて現地解散とした。予想以上に雪が少なくて苦労したが、緩やかな天候に恵まれ、展望もまずまずであった。

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